マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

これで美味しく健康に!変わった思い出メシ4選

皆さんは「思い出の食べ物」ありますか?

誰しも幼少の記憶を辿ればいくつかの「思い出メシ」があることかと思います。

 

ボクもこのブログで何度か食べ物系の記事を紹介しています。

何しろ突然エンゲル係数が上がるものでして…(笑)

mirai-syouten.hatenablog.com

mirai-syouten.hatenablog.com

 今でこそよく食べ・よく動き・そこそこ良い体型(決してデブでない)をしています。

健康に産んでくれた親に感謝…といきたいですが、実はボク相当な虚弱体質でした。

何しろチビでガリガリでした。

小学校6年生時点で身長は137cm。体重は27kgしかありませんでした。

男でこれはちょっとヤバかった…

そして病弱。少食。ご飯をお茶碗一杯まともに食べられた記憶のない小学生でした。

無理をして食べようものならば大抵夜はリーバスしてしまう。。。

 

熱もよく出していましたし、時折貧血にもなってしまう。

本当に「生命力ねえなぁ…」という感じです。

ので、母親も心配していたと思います。健康食とか、体に良さそうなもので美味しいもの。

そういうものを色々工夫して食べさせてくれたり、一緒に食事について学んだり?していました。

その中でも思い出に残る食べ物を少し紹介してみます。

ちょっと変わったもので「いやぁ…マネできないわ…汗」ていうものもあるかもしれませんが

少しでも何かの参考になれば良いなぁ、と思いつつ綴ってみます。

 

①「食べ物さんありがとう」

これ知っていますか?

ボクが子供の頃は朝日新聞の4コマ漫画といえばサトウサンペイさんでした。

そしてそのサトウサンペイさんの絵で書かれた食べ物にまつわる本がこちら。

直接の食べ物ではありませんが、当時活字が苦手だったボクが比較的楽しく読めた本。

食べ物についてあれこれ教えてくれる川島先生の話にすっかり引き込まれていきました。

その中でも今だに覚えているのって。。。

 ・米ぬかって肌つやの悪い人が食べると赤みが差して肌ツヤ良くなる!

 ・やっぱり野菜はおいしく沢山食べるのが良い!日本の野菜は美味しい!

 ・木の実、昆布、煮干し、スルメなどは健康に良いおやつ

 ・昔の人は自分が獲れるものだけを食べていた

 ・変わったものも食べたことがある。猿の脳みそ(!)とか

 ・外国の文化に触れたら、その国の食事を先ずは試して見るのが良い。

食べるのが苦手だったボクが楽しく読んだなぁ。。。

木の実が大好きになったり、野菜を比較的好き嫌いなく食べられるようになったのは

この本のおかげかも。

 

②自分で育てた野菜 

こういうの、よく売っていますよね。ガーデニング的に育てて食べるやつ。

ボクはこういうおしゃれなやつではなく、かなりガチ目に畑仕事を手伝った記憶があります。f:id:matu1830:20180809222347j:plain

写真はあくまでイメージですが、ボクは小学生の頃こういう場所に住んでしました。

虚弱で力も弱かったですが、なぜか畑仕事や田植えは手伝わされる。

本当に大変でした…。

そこで母親と一緒に育てた野菜を、お腹が空くとこっそり畑から直接食べたのです。

トマトはもぎたてを。人参は土のついたまま近くの川で洗って食べる。

こういうことができるようになってから少しずつ強くなってのかもしれません…

 

③納豆・ぬか漬け・酵母パンなど発酵食品

ご飯は食べられないくせに納豆は好きでした。これも藁に入れて自分で作るが好きでした。

パンは流石に自分で焼けなかったので、母親が自家製の酵母を作って、その酵母でパンを焼いてくれました。

当時はあまり美味しいと感じた記憶がないのですが、とにかく「濃い」印象でした。

今思えば、かなり栄養価は高かったのでしょうね。

その頃の記憶があるからなのか、今では割と自分で発酵食品を作ります。

塩麹とかは買うよりも自分で作ったほうが安上がり。

納豆も実は自分で作ったほうが安いかも。

ちょっと手間をかけるだけで、500円お金をかけるだけで結構良いものが作れます。

美味しくて、健康に、肌艶も結構も良くなる。女性にはぴったりです。

個人的には化粧よりも発酵食品にお金かけたほうがいい気もします!

 

④ヤギの乳とかチャボの卵

ちびっ子の頃、ど田舎に住んでいて変わったペットを買っていました。

犬は普通ですよね?あと、鯉と亀。

さらに養鶏場とかを営んでいたわけではないですがチャボを買っていました。

まあ鶏ですね。なぜって?タダで卵を食べられるから。

で、きわめつけはヤギ。本当に飼っていました。こんなの。

f:id:matu1830:20180809224218j:plain本当にこんな感じのやつを飼っていました。

で、ヤギの乳を絞るんですよ。母が。

これを鍋で煮てから冷やす。それを使ってお菓子とか作っていたんですよ。

そのままヤギ乳を飲むことはなかったです。とにかく臭くて。。。

栄養価は高かったのでしょうけどババロアにでもしないと食えない。

チャボの卵は朝方取りに行くのですが、慎重にいかないとチャボの飛び蹴りを喰らいます。

これが本当に痛い。下手すれば肉を裂かれます。卵取り当番の朝は命がけだった…

 

さて、いかがでしたでしょうか?

「ぜひヤギを飼ってみてください!」とかは言えませんが…

野菜を育てる、発酵食品を一緒に作って見るとかはありかもしれません。

なんか、みんなで一緒に作ったものって美味しく感じますよね。

ちびっ子達にはそういう子かも狙っていくのはありかも。

 

食べることは生きること。

食べる喜びは生きる歓び。

食生活が変わると体質も性格も変わっていくと思っています。

ご自身の偏食改善・我が子をたくましく育てるためにも、興味を持ったものを是非!

 

ではでは!

はあちゅうさんに見る北欧的未来生活

 

仕事のプロジェクトの一環でデンマークに行って、

日本とデンマークの共通点や違いなどにあれこれ興味を持つようになりました。

日本から離れること約10,000㎞。飛行機で12時間以上のフライトでいけるわけですが

不思議と日本に馴染むところや共感できる点も多いのです。

茶店の雰囲気とか、家具とか、食事とか。

ボクたちが「あぁ、いいなぁ」と思うもの、多いすよね?

 

一方で、日本とはかなり違うけれども、ぜひとも参考にしたいことも多い。

政治・社会保障・教育制度・医療制度などなど…

こう書くとちょいと堅苦しく感じる方も多いかもしれませんが、

これから先を考えると「日本も取り入れたほうがよくね?」というものが多い。

今日はちょっと変わった切り口で、考えてみます。

 

【本日の目次】

 

 

はあちゅうさんは最も先進的で理想的な生き方をしている。

冒頭のツイートにもありますが、こちらの記事。

logmi.jp

この記事とデンマークの実情を考えた時、ふとボクの頭に浮かんだのは

プロブロガー兼小説家のはあちゅうさんの事実婚のこと。

諸々の炎上騒ぎもあり、ボクはちょっと感情的なブログを書いていましたが… 

mirai-syouten.hatenablog.com

このデンマークの記事と、はあちゅうさんの事実婚含む生き方・働き方。

そしてデンマークの国民性などを考えると、個人的に、はあちゅうさんは

「今の日本ではまだ難しい北欧的な生き方を自らの力で作りあげている方だ」

と、このように感じました。

記事の中にもありますが、デンマークで幸福を作る8つの要素とは以下のもの。

 1.信頼

 2.安全

 3.富

 4.自由

 5.仕事

 6.民主主義

 7.市民社会

 8.バランス

はあちゅうさんご本人がどんな哲学をお持ちかは、著書やブログで垣間見える程度ですが、

想像するに上記8つについて、言われてみればご本人も重きをおいていらっしゃる。

そんなふうに感じます。

1・2・5あたりはすごく大切にしているのを感じますし、

オンラインサロンなどでは6・7・8あたりをとても意識さているのかな、と。

3や4は自ら勝ち取っている点は本当にすごい。

幸福度世界一位の国デンマークの幸福の理由と、おそらくはあちゅうさんが大切と考えるものが

とてもよく似ている気がしてしまったのです。

これに加えてボクが北欧的だなと思ったのは、今回の「事実婚」という選択。

「そのほうが良さそうならばやってみよう」の振れ幅が人並外れている。

そしてデンマークもまた、振れ幅がすごいというか「まずやってみよう!」が多い。

実際デンマークは最も起業がしやすいイノベーティブな国としても有名です。

 

②面白い共通(?)点

今回はあちゅうさんが事実婚をされた理由は一つではないかと思いますが

手続き上の煩雑さなどはお話しされていたと思います。

名前の変更に伴う各種手続きなど。いわゆる昔ながらの結婚観に縛られることなく自由な選択をされたのだと思います。

デンマークの結婚観も日本のそれとは異なります。

 【デンマークの結婚観】

  ①結婚前に子供がいることは多い

  ②結婚するかどうかは重要ではない

  ③「私たちの子供がいる」ということは大事

  ④30歳までに結婚しなきゃいけない、は馬鹿げている

  ⑤結婚という儀式は外に対して示すためのもの

  ⑥互いに幸せであることは何より大切

  ⑦選択しは常にあることを覚えておく

最後の⑦とかなかなかシビアですねぇ(笑)

でも、これを見ると、多分はあちゅうさんもこのようなことを仰るのかな…と

著書やVoicyでのコメント(最近お休み中ですが…涙)から感じるわけです。

ちなみに、上記のような考え方がしっかりと根付いているからなのか、

この7つが欠けてしまうようなことがあれば、変化することも厭わない。

結果的に離婚率は45%・不倫率は46%と共に世界2位というランキングも持っているのがデンマーク

この部分はおそらく共通点にはなりませんね(笑)

 

デンマークの人が自由に幸福でいられるのは「仕掛け」がある

日本ではあちゅうさんのような人生を送るのは、残念ながらまだまだ勇気が要ります。

相当なパワーも必要です。デンマーク人のような生き方も、同様に難しい。

それは国民性の違いか?記事を読んでいただければわかりますが、国民性ではない。

特に一番違うな、と思ったのは2つです。それは「個の尊重」と「お金の自由」。

記事中の内容から「あぁ、ここが違うわ」と思ったものを書き抜きますね。

 1.子供手当が0−17歳まで出る。14,200円〜22000円/月

 2.希望者全員の保育園受け入れ義務化

 3.産休は母親18週、パートナーも2週

 4.学校は大学院まで無料。医者も基本的に無料(不妊治療もタダ)

 5.親元を離れて暮らす学生は全員月に約10万円の給付金

 6.年金は国民全員が受給できる

 7.基礎年金は一人暮らしには20万円/月

 8.学生出産にも給付金が出る

いかがですか?これ以外にも失業保険は前職給料の90%が約2年分出る、など。

とにかく「これだったらまあお金に困らないよね?」という仕組みが出来上がっています。

結果、国の生産性も上がっている(一人当たりGDPは日本の約1.7倍)

今の日本では「絶対無理!」とか言われそうなものばかりですが

部分的に参考にして、取り込むべきは上手に取り込んでいく。

デンマークの文化や生活には沢山学ぶ点がありそうです。

 

デンマークの働き方と合コン裏話

実際にボクがデンマークに行った時、デンマークで働く人や学生に

話を聞くことができて興味深かったものを2つご紹介。一つは働き方。

デンマークって「労働時間をきっちり守る国」というイメージが強いと思います。

が、働く人はめっちゃ働く。テレビ局の人なんかがそうでした。

それも「大変じゃないですか?」とか聞くと「自分がやりたいものなのに大変なの?」

みたいなリアクションなんです。「自分がやりたいんだから放っておいてくれ」と。

この辺り、日本の働き方改革とは違う良さを感じますよね。まさに多様性。

そしてもう一つ、合コンの話。

日本の合コンって「スペック」って気にするじゃないですか。

そしてあいも変わらず年収とか肩書きとか務めている会社とか…

デンマークは社会の仕組みはこんななので、年収や肩書きは話題にならないそうな。

ではどんな男子がモテるか?それは「ユーモアがある人」だそうですよ!

そういえば、はあちゅうさんも馴れ初めで知性・話が面白い的な話があったような…

ボクたちは、まだまだお金や世間体に縛られていますよね。

それが本当の意味で溶けていった時・解放された時に、改めて「個性」「多様性」

こういった言葉の持つ意味が定義されるのかもしれませんね。

合コン、純粋な個性で勝負できそうですか?(笑)

 

さて、いかがでしたでしょうか?

日本にはもちろん日本の良さもあります。でも、今のままで良いと思っている人は…?

おそらく色々変えるべきことはありそうですよね。

はあちゅうさんみたいに、自分で動けるものを、自分なりに変えて行く。

これはとても大切なことです。そして少しずつ「小さな社会」から変えていく。

それはデンマークの事例を見ていても効果的な手順であると思います。

ベーシックインカム的な社会は反対意見も多いですが、きちんと稼ぎたい人には

そういう人向けのあり方も模索しているのがデンマークの良いところ。

ならば日本も「稼ぎたい人用の方策」を小さな社会で考えれば良いのだと思います。

「多様性」だの「グローバル」だのいうのならば、少なくとも

よくわからない同調圧力や凝り固まった価値観を壊すことは必要だと思います。

そう遠くない未来に、そんなことが実現できるよう動いていきましょう!

 

ではでは!

これからの時代に向けたちびっ子金融教育

 

最近、いろんな「壁」が溶けているような印象を受けるんですよね。

 ・国境と国境の壁

 ・娯楽と教育の壁

 ・大人と子供の壁

 ・個人と組織の壁

 ・働き方と学び方の壁

 

年齢も、性別も、出身も、学歴も関係なくなってくる。

たくさんの学びが人を豊かにしていくのは間違いないとボクは思っています。

ならば、学びの一環として「子どもへのお金の教育は必要か?」

これについて考えることも大切だなぁ、と思っています。

 ・なんだかんだお金がなくなることはないから

 ・でもお金に変わる新しいスコアリングは今後どんどん出てくるから

 ・お金については誤ったジャッジもしてしまう可能性もまだ高いから

 ・お金だけじゃなくて、お金と価値(インパクト)を考えるのはオモロいから

 

今だに不思議なのは、日本て子供達に対する金融教育って遅れてますよね。

性教育と同じくらい。

「子供のうちに性教育を学ばせると望まない妊娠が増える」とかいうのでしょうか?

 

お金のことをガンガン教えれば良い、ということではありませんが

お金や恋愛についてこれほどにも興味を持っているならば、大人になるまで変に隠さず

きちんと親子で、そして第3者も交えて話し合ったほうが良いでしょう?

当たり前ですが、あらゆることは「早く始める」「長く続ける」「うまい人を真似る」

こうしたことによって上達するのは間違いありません。

ならば誰がどう植えつけたかわからない倫理観や道徳観以上に振り回されず

まず色々話し合い、意見交換してみることでわかることもあるのでは?

お金の「教育」というとどうしても「与える」「教え込む」を想像する人も多いですが

そうではないと思います。

もっと気楽に、フラットに、座談会のようにできたら良いですよね。

その中でも、未来に向けてボクが「話してみたいよね!」と思っていることを紹介。

 

①親子の世代ギャップを語り合う:なぜ公務員になって欲しいの?

冒頭のツイートにある通り、あいも変わらず大人は公務員希望。

理由は「安定」一択!以前ボクはこんな記事も書いてます。 

mirai-syouten.hatenablog.com

そもそも教育への投資はなんのためでしょうか?「安定」のため?

それを親が願う事は決して間違いではないと思います。でも、もう一歩考えて。

 ・安定ってなんだろう?

 ・なんで公務員になる=安定なんだろう?

 ・公務員が安定だとしたら、公務員の「安定感」はどこからやってくるのだろう?

 ・その安定感は5年後、10年後にそうなりそうだろう?

 ・10年後も「やりたい!」って思えるだろうか?

そんな事は一緒に考えて、語り合っても良いですね。

ボク個人は公務員にはなるもんじゃないと思ってます。理由ですか?

つまらなそう。大人の嫌な部分ばかり見えそう。残念ながら今は。

そもそも自分がやることに面白みを感じないことはしんどいですよねぇ…

 

②お金の量=価値の量にならないものとはどう向き合うべきか?

以前つぶやいたこれからの世界をつくる仲間たちへの一節。

教育の重要性を語る人はどの業界でも大変多い。特に起業家や経営者など。

(受験の重要性はほとんど語られないのも共通してる)

にも関わらず「お金が上手に循環しない」「儲からない」といった理由で

ビジネスではなくボランティアとして触れる人が多いのもまた事実。

NPOとかNGOも同じですよね。特に日本は。海外では見方がかなり異なります。

元資料が日本では手にはいりにくいので、ちょっとブログを拝借。

【2016年版】世界の非営利団体の給与トレンド | 井戸端会議 for good people

お読みいただくとわかりますが、日本とアメリカのNPO平均給与は

ざっくりいって4−5倍違います。ムムム…

これも「なぜにアメリカなど海外では給与が高いのに、日本では低いのか?」

こういう語り合いは面白いかもしれません。「価値」の定義が違うのでしょうか?

日本でNPOっていうと

「ああ、ボランティアでしょ?」というリアクションか

「ああ、企業の隠れ蓑でしょ?」みたいなリアクションまで。。。

まあ良い印象がないのです。これはなぜか?

 

最初にも書きましたが、お金はなくなることはないでしょう。

でも、お金以外で、お金と同じようで全く違う価値を交換できるもの。

これはほぼ間違いなく複数誕生します。そして働き化やお金の考えも変えていくはず。

 

そしたら、例えばNPOみたいな「今はお金にならないけど熱心に取り組めるもの」

これについて「お金にならないとされているものをどうやって広めていくと良いか?」

とかを考えてやってみることは面白いかもしれませんね。

少なくとも「〇〇にはこんな価値がある!」と、自分で言葉にできるものは

今お金にならない、仕事にならなさそうだとしても大切にしてあげたいですね!

 

さて、いかがでしたでしょうか?

親世代・子供世代では見えているもの、感じていることも違うのかもしれません。

どちらが良いとかではなく、お互いに言葉にして語ることでわかることも多そうです。

ではでは!

ピラミッド労働者に見る「選ぶ」大切さ

「ピラミッドを作った労働者達」

 

【本日の目次】

 

①ピラミッド作りの諸説

このような言葉から、皆さんはどんな絵を想像しますか?

これは年代によってもかなり違うはず。お母さん・お父さん世代はこんな感じ?

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若干和テイスト入っていますが…

いかにも「The.奴隷!」みたいなイメージ。

動きが止まればムチで叩かれ、休みは与えられず、ぼろ雑巾のように働かされ…

いわゆる超ブラック企業。そんなイメージ。

一方で、こんな新説も聞いたことがある方が多いのでは?

www.nikkei.com

この記事以外にも「実は超ホワイト企業なみだった」という記事は多くあります。

例えばピラミッドづくりを休む理由が以下のようなものだった、とか。

「サソリに足を刺されたから」

「亡くなった友達をミイラにするから」

「今日はボクの誕生日」

「上司の家を建てに行く」

「二日酔いでツライ」

 今、もし仕事場で似たようなことをやったらどうなるか?

まあほとんどの場合、問題視されますよね。いくらなんでも(笑)

実際のところはどのような環境だったのでしょうか?

これには諸説ありまして、上に書いたことが本当にあったかどうかは謎なものも多い。

昔からよく教えられたような奴隷的な要素もあったようですし

上にも書いたような超ホワイト・自由奔放な部分もあったようですし…

ただ「恐らくこうだったんじゃないのか?」というのはあるようです。

それはざっくりまとめるとこんな感じ。

 ・公共事業としての仕事であった

 ・ご飯はきちんと出ていた

 ・なんならビールなども飲めたらしい

 ・休みは比較的自由。ただ、休めばその分給料的なものは無し

 ・怪我や病気があれば治療はしてくれた

現代における会社は、休んでも殆どの場合給料が出ますから、そこは若干厳しい?

でも、奴隷というには程遠い、しっかりした内容な気もしませんか?

で、一番興味深いのは

「働いていた人は、皆現場で楽しく生活をしていた」

これです。何だかんだ、みんな楽しく前向きにやっていた、というのです。

 

②「仕事が楽しい!」二つの理由

なぜみんなが楽しく前向きにやれたのか?

その真相を知ることは難しいですが、ボクはその理由は二つあると思います。

 ①自分たちで選んでいる

 ②自分たちで作っているものが目に見えている

この二つではないでしょうか?言い方を変えると、現代でもこの二つが揃うと

周りからの見られ方など関係なく前向きに取り組めるのでは?と思うのです。

企業勤めでも、フリーランスでも、経営者でも…

この二つがクリアであればだいたいどんな仕事でも面白くなるし、面白くできる。

例えば遠洋漁業。働き方でいえば恐ろしく不規則でしょう。一度魚群をとらえたら、

それこそ昼夜を問わず働き続けるでしょう。労働基準法とか言ってられません。

もし「あ、定時だから帰らなきゃ♪」とかやっていたら破綻します。

傍目で見たらすごいブラックです。でも当の本人達はそんなこと思っていない。

もちろん大変でしょうけれども。

そして漁獲の成果を自分たちで実感し、心地よい疲労とともに仕事を終える…

だから充実しているのだと思います。この種の仕事は多いはず。

 

働き方改革関連法案の違和感

来年4月にいよいよ施行されるようですね。

news.mynavi.jp

いろいろ書かれていますが、個人的に気になるのは以下のようなこと。

 ・勤務間インターバル制度

 ・労働時間に関する制度の見直し

   →有給取得の義務化

   →残業時間の上限規制(場合によっては罰則あり)

 ・待遇に関する説明義務の強化

ボクは別に高度プロフェッショナルでもありませんし、経営者でもありません。

でも、ちょっと針の振り切れ方がいびつだな、とも思うのです。

なんか「自分で考えている感・選んでいる感」がないと感じませんか?

「Aがダメだったから、Bに変えるね!」って言われたからあまり考えずにやる!

そんな感じがとてもするのです。結局受け手側が考える機会が少ない。

そうすると自分で考えず、ルールを逆手に騒ぐ人が増えるだけ。

そういう人に限ってできない・考えないことが多い。

 「自分の仕事がどれくらいの時間がかかるのか?」

 「自分の仕事でどれくらいの価値が、どんな人にわたるのか?」

 「自分の介在価値とは何なのか?」

働くことも、学ぶことも「考えることが人間の本質」だと思います。

法案も「個人が考え、選択ができる仕組み」が理想的なのです。

 

④二つのパラダイムが衝突する今、大事なこと

多分現代は、二つの大きな考え方がせめぎ合っているのだと思います。

一つは時間も・思考も切り売りしちゃってる人

一つは自分で考え、自分で選び、実現しようとする人

失敗や試行錯誤が多いのは当然後者です。

「Aかなぁ…」「Bじゃないかな??」「うーん…微妙。B’くらいかな?」

「いや、ダメ!Cが良い!」「と、思ったけどやっぱりB’で突っ走る!」みたいな。

はっきり言って時間がかかる。無駄も多い(ように見える)。

でも「自分で選び」「自分で形にして見れる」という点ではとても良いのです。

この考え方の文脈ですごく大事なことは以下の二つなのです。

 ①周りの人が見守っていられることが成功につながる

 ②働き方ではなく、学び方としても極めて重要な考え方=ちびっ子にも大切

何かの決まりに従いすぎるのではなく、自分で考え、選び、創っていく。

そして試行錯誤を繰り返して変化を自分の目で見ていく。

これを子供のうちに経験しておくと、大人になってから生き方そのものに軸ができて

少なくとも、今のご時世言われるような「ブラックな生き方」にはなりません。

傍目には大変そう、可哀想に見えたとしても。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

ボク達はとかく「仕組み」「見られ方」「方法」を気にしがちです。

でも、本当に大切なのは「考え方」「選び方」「変わり方」なのです。

外見は素敵でも中身が病んでいるのが良いのか?

パッと見でブラックで奴隷だけど、楽しく真向きなピラミッド労働者が良いのか?

どっちが良いのか、も自分で考え選ぶことができると良いですな(笑)

 

ではでは!

「平成最後の夏期講習」によせて

 

このブログを書き始めたのが7月31日の深夜。正確には8月に入っています。

が、どうやら落合先生はこんな歴史的な企画があった日の夜ですら、

企画終了の余韻に浸ることなく淡々と徹夜される(多分研究とか実験)ようなので…

 

あ、ちなみに今日何があったかというとニコニコ動画(と、YouTube)の生配信で

平成最後の夏期講習」なる企画があったのです。

パーソナリティは、ボクが確か「これからの世界をつくる仲間たちへ」で

初めてきちんとその名前ややろうとしていることを認識した落合陽一さんと

自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎さん。なんか名前だけでもすごいですよね。

ここに集ったメンバーもすごい。。。どうやって集ったの?再び集まるのか?

皆さんぜひ一度は見ていただいた方がよろしかと。

youtu.be

ボク自身が民間教育を生業としており、今回のこの企画にはとても考えさせられるものが多かったです。

ですからこんな深夜に「やっぱり今日のうちに書いておこう!」と思った次第です。

そして、ちょっと偉そうな言い方になりますが、今回のような企画や考えに近いこと、

3年くらい前から考え始めて色々と画策し始めていたのです。

だからこういう企画やトピックが広く語られて、大きなうねりが出来ることは本当に凄いことだな、と思うのです。

今回の「夏期講習」を受けて、改めて考えていることや感じたことなど綴ってみます。

 

【本日の目次】

 

①本当の課題は産業社会と教育の関係性にある

皆さんは2030年・2040年・2050年と、どんな未来がやってくると思いますか?

これだけ変化が激しいご時世だと「予想なんて無駄だ!」という声も多いでしょう。

それは一理あります。が、大きな潮流というのはあると思うのですね。

「いつ何があるか?」ということを予想し的中を競うのではなく、

「今は何が大きな課題で、何が大きな潮流となり、未来を決める大きな要素は何か?」

こういうことをある程度考えてイメージすることで、語るべき未来シナリオが出来る。

こういった意味での未来予想には価値があると思うのですね。

ボクはひょんなことから3年くらい前に「未来教育会議」という会議に関わることがありました。

miraikk.jp

例えばブログやビジネスでも、「教育」「未来予測」「課題解決」的なトピックはあまり盛り上がらないそうですね。

理由は簡単で「お金になりにくいから」だそうです(笑)

バズるトピックとか、お金になりやすいのは「恋愛」「稼ぎ方」「健康」とか。

まあそういうテーマで語っても楽しいんですけどね。

でも、日本はそういうことだけで課題に向き合わないのもいけない。

とか、文字にするとなんかギスギス見えるんですけどね。まあ大切です。

今回もテーブルがたくさん分かれていて「子供」「働き方」「財政」といった

多岐にわたるテーマで課題について政治とテクノロジーの側面で語り合っていました。

じっさい、社会を見渡すといろんなセクターが課題を抱えています。

企業だけでなく、行政も・大学も・NPOも・NGOも・学生も。。。

ボクが考えていることを、今回の放送と合わせてまとめると以下のような感じ。

 ①様々なセクターで課題があるが解決できない、どこから手をつけていいかも不明

 ②そもそも「働き方」「動き方」「課題の見つけ方」を教わる場所もない

 ③構造的に、産業社会と教育制度は双子。つまり本来は「教育」でやらねばならない

 ④でも「学び方」と「働き方」がバラバラ。そして学び方は昔のまま

 ⑤学び方=教育者と、働き方=産業構造を同時に考え、変えていくことが理想

現状の教育って、まだまだ「正解を求める」という仕組みですよね。

暗記する。覚えたものを再現できる。丸がつく。それが評価され、褒められる。

でも社会に出ると、それがなくなる。覚えたものそのままではダメだし、

課題も単純ではない。正解があるものの方が圧倒的に少ないし、褒められらない(笑)

いわゆる「学生」と「社会人」では突然、全く評価軸や価値観が変わってしまう。

数多ある課題や問題を解決に向かうためにも、根本がブレブレだとまずいのです。

少しずつ変わってきていますが、早急かつ柔軟やるべきことは、まずは一つ。

「学び方を働き方の壁を溶かして、一気通貫のシナリオとストーリーを作る」です。

 

②教育や学び方がフォーカスされない理由

ボクはスタディーツアーと称して何名かの経営者や企業幹部の方に教育観を聞いて回ったことがあります。

ほぼ全ての方が「教育はとても重要」と仰っていました。

でも教育そのものには手をつけない。もしくはボランティアと思っている、という方ばかりでした。

「なぜ大切だと思うのに、手をつけないのですか?」という質問には

何種類かの返答がありましたが、共通していたのは

「ビジネスになりにくい」「儲けにくい」という言葉でした。

今回の夏期講習に参加されたメンバーも、どうやら無休で参加されいるみたいですね。

世の中の困りごとはビジネスになり得る可能性を秘めている

でも、教育という最大の困りごとはなぜかビジネスになりにくい

そうです。残念ながら「教育はお金にならない」という理由で広がりにくいのです。

 

また教育業界の視点で考えても、課題は解決されにくく遅々として進まないです。

何が課題かというと、議論のテーブルが根本的に異なっているという点。

昨今叫ばれている教育改革の必要性は、本当にごもっともな内容です。

思考力や表現力。課題解決力や協調性。確かに必要な内容です。

ではなぜその改革が進まないのか?端的いえば「受験の壁」でしょう。

大変残念に聞こえますが「思考力を問う問題でどうやって採点するのか?」

こういったことがしょっちゅう壁になり立ちはだかるのです。

教育最大の課題にしてくだらないのは、入試制度への保守的な考えに他なりません。

 

③変わり始めた動きと動きを加速させる要素は?

今、上記に挙げたような状況が少しずつ、でもかなり激しく早く変わり始めています。

なぜか?もう待っていられないから、です。

歴史を紐解いても、変革は殆ど「民→官」の順です。そして「個人→集団」の順。

ちょとお前に話題になったのはこちら。

www.dhw.ac.jp

国立・私立ではなく「株式会社立」大学です。設立当時は業界では賛否ありました。

何しろ「前例がない」ですからね。でもいまはこういう動きが盛んです。

N高等学校 | 通信制高校(広域)・単位制」とか

学校教育を壊す「ゼロ高」。ホリエモンが今度は高校をつくる!|FINDERS

これらもその一つ。確実に、結構な速度で、今までと違う角度で変革が始まりました。

なぜこのような動きが起こっているのか?

様々な要素はあるかと思いますが一番はこれだと思っています。

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未来に影響を及ぼす根本要因で、どう転ぶか読みにくい軸。

それは企業な経営指標と働き方に対する考え方。

今経営指標も個人の働き方も、幸運にも「多様であらねば!」と変わり始めたのです。

 

④まず、次の10年を考えると…

変わり始めた波の中で、ボクたちが考えるべきはどんなことなのでしょうか?

まず、前述したお金の問題。これはそう遠くない未来に解決すると思います。

 ①今の民間の動きから新しいビジネスモデル・協創事業が生まれる

 ②事業の必要性から、相当の価値がある教育機関にはお金が集まってくる

 ③資本主義的思想とは別のレイヤーで経済圏が誕生する

このどれかが起こるのではないかな、と思っています。

なのでこれは一旦置いておきましょう。

歴史のパターンからいっても、まずオリンピック後は何にせよ注意が必要です。

日本・世界で考えて、ざっと考えても以下のことは注意が必要でしょう。

 ・オリンピック終了で経済的に冷え込む(歴史のパターンで見ても)

 ・超高齢化社会の本格化

 ・社会保障費の負担増大→介護負担はほぼ確実

 ・発展途上国、インドなどの台頭

 ・謎の空き家問題、謎の空き地問題

 ・自然災害と食糧危機の加速

これらがいつ・どこで・どんな風に起こるかわかりません。

「当てること」ではなく「想像しながら解決・変容と向き合う」これが大切です。

都市部・地方ともに、それぞれの課題感に応じて議論できる場は絶対的に必要です。

まさに今回の夏期講習のように。

具体的なイメージは以下のようなものが「未来の教室」のヒントでしょう。

 ・「実践」を中心にする

 ・子供だけ、企業人だけではなくなるべく異質で多様なチームでやる

 ・若者が話しやすい、バカみたいな意見も言いやすい空間にする

 ・答えを出しにいかない

 ・違和感や心のざらつきも大切にする

 ・地域と人を中心にする。課題解決よりも「本当の課題は何?」に重点をおく

この辺りが具体的にできると、今までとは全く違う「学び」「教育」になります。

そして子供も大人も同時に学べて、働き方のベースにもなる。Win-Winです。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

教育は時間がかかる分野。簡単に効果測定・実績評価ができないかもしれません。

でも、間違いなく2030年を迎えるまでに大きな意義と価値を持つようになります。

いわゆる「ビジネス」「今まで」とはかなり違いますが…

私たちが住み、目に見える世界に大きなインパクトを与えることは間違いありません。

平成最後の夏、そして残り数ヶ月。

未来のためにもちょっとだけ、考える時間をとってみては?

 

ではでは!

夏休みの宿題回避!5つの攻略法

 

世のちびっ子たちは夏休み真っ盛り。

海へ山へ楽しく遊びに行く人もいれば、朝から家にいて暇という人もいるかと。

お父さん・お母さんからすれば学校にいかない分、ちょっといろいろ大変、という方もいらっしゃると思います。

で、夏休みの話題で出てくるのが「宿題」

相変わらず夏休みの宿題っていろいろ出ますよね。

「宿題を出す意味ない!」という主張も増えてはきましたが、まだまだ出す学校の方が多いですよね。

だからいろいろ「宿題攻略法」的な情報は飛び交うわけです。

woman.mynavi.jp

 

でもねぇ…やっぱり疑問なんですよね。

宿題って本当にやらなきゃダメなんですかね?

大人の世界では「働き方改革だ!」とか「ブラック企業はダメだ!」とか議論がある。

働き方、個性の尊重などが本格的に動き始めているわけです。

よく言われるのは「子供たちは勉強するのが仕事」ということば。

これ自体は「まあそうかもな」とも思います。「学び」と「働き」は似てきますし。

でも、そうだとすると大人の世界ばかり議論や改革が進んでいて

子供達の世界は「もっともらしい議論」はされているようにみえて大して変わらない。

「みんなが似たような宿題をやって提出する」って、会社とかに当てはめると…

「会社員が皆、会社から出た似たような仕事を同時にやって出す」ということです。

そう思うと、まあいかに変かってことですよね。

 

今回はそんな不思議が、学校の「夏休みの課題」の新攻略法を勝手に考えてみました。

あくまで個人的な考えなので学校のセンセが許してくれるか保証はできませんが…

 

攻略 ①「代行サービス」使う

宿題代行サービスってあるじゃないですか?

www.genius-assist.com

これは倫理道徳的に議論にもなりそうですし、かつて議論にもなりましたが。

でも、ですよ?

今や大人の世界でも様々シェアリングや代行がサービス化されつつあり

この動きは今後も加速されていくと言われています。

大人が良くて、なぜ子供がダメなのか?

家事代行サービスも間も無く流行るでしょう。

kidsline.me

Voicy(ボイシー)- 今日を彩るボイスメディアでも有名な「かほこママ」こと

経沢香保子さんが社長をされているキッズライン。

こうしたものの普及により家事育児だって変わり始めています。

やりたくもない・価値もないものを我慢してやってストレスを溜めるくらいなら

もっと意味のあるものに時間と努力工夫を投入させてあげる。大事な考えです。

 

②クラスの友達と相談して得意なものを分担する

よく学校でも「みんな違ってて良いんだよ!」とか言うじゃないですか。

だったら宿題・科目の得手不得手や好き嫌いがあるのも当然です。

ならば皆の得意不得意で宿題を分業制にする。

互いに「必要とされている感」も感じられるし、クラスの絆も深まりそう。

そもそもこうやってみんなで「40日間で何するか?」を話し合っても良いのにね!

「俺は野菜とか花の栽培やって成長記録作るわ!俺ん家農家だからな!」

「ボク、本が大好きだからたくさん読んで感想文たくさん書きたい!」

とかとか。…ん?これが流行ったらブログ業界も盛り上がりそう。。。

 

攻略③「家庭の方針」ってことにする

これに近いことを我が家はやってくれましたね(笑)

これは親の姿勢や方針にもよりますが。

 先生「はい、みんな宿題やってきた?やってきた人はこちらに出してー」

 生徒「先生…ボクこの宿題やっていません?」

 先生「んー?どうした?みんなやってきているのになぜ君だけやってないの?」

 生徒「家庭の方針です」

 先生「え。。。」

 生徒「文句があるなら母親に言ってもらえますか?」

こんなやりとりが繰り広げられる。文字にするとただの感じ悪い子供ですね(笑)

でも意外と、こういうご家庭が増えるのでは?増えることを願っています。

子供達に本当に大切なものを考えてくれればこそ、必要なことかもしれません。

 

攻略④先生と「なぜやらないことがダメか?」で授業で議論してみる

こういうことに前向きで積極的な学校の先生がいてくれることを切に願ったりします。

意外と若い先生の中には多いのでは?

そもそもなぜ学校では皆が同じような宿題を、同じ期日に、同じように出さねばならないのでしょうね?

なんだったらノートとか辞書とかも「推奨」と言いつつも似たものを持たせる。

「みんなもやっていますよ?」は昔から今まで残る究極の(?)殺し文句です。

これは子供の頃に植え付けられているのではないかとさえ思ってしまいます。

本当に議論したら先生はなんていうのでしょうね?

「そういう決まりなんだ」とか言われた、ホントにドン引きしますね・・・

ちなみに皆さんは「宿題をやらないとダメなの?」と聞かれたらなんと答えますか?

 

攻略⑤普通に出さないでどうなるか

これは攻略法ではなく、もはやただのゲームですね。

どこまでしらを切り通せるか?

何も言わずに普通にやり過ごしたら、いつ先生に声かけられるか?

いざ先生に声をかけられたらなんと答えて切り抜けるか?

「いやぁ、先生が研修とか会議がお忙しそうだったので負担を減らそうと思いまして」

「世界一ブラックと言われる日本の先生ですから、無駄なお仕事はマズイかな、と。」

こんな風に返せる子供はもう立派な、気遣いに溢れた大人かもしれません。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

もちろん「学び」自体はとても大事だとボクも思っています。

だからこそ、日記ではありませんが「夏にやったことを記録しておく」これは大切。

自分がやっていること・やっていたこと・その時感じたことなどを

言葉にしておく、データで残しておく、後で見返せるようにしておくことは

おそらく今まで以上に大切になりますし、自分だけの財産になります。

 

要は「宿題」はやらないとしても、「研究」「没入」は大切ってことです。

本当に「これ!」と思ったものをやりまくる。

今は情報が溢れすぎていて、何と無く時間を過ごすことは誰でも簡単にできます。

時間を消費しちゃう。これは危ない。

誰のための、なんのための人生なのか?それを考えるのは子供とて同じこと。

自分と向き合う時間は多ければ多いほど良いのですから。

 

こんなトピックで、ぜひ大人もちびっ子も話し合ってみては?

ではでは!

ドラえもんの道具を創る!未来ガチャ3選

 

今や、多分「大学関係者No1の地名度」と言っても過言ではない落合陽一先生。

NewsPicksとか「日本再興戦略 (NewsPicks Book)」で有名になりましたかね?

最近ではデジタルネイチャーという本。

 

昨日オフ会に行ってきたのですね。その中のトピックの一つで

「パラメーターの最適化が効果的なディープラーニング・ビジネスチャンス」

ていうのがあったんです。

そもそも「パラメーター」って何?っていう人も多いのでは?

ちなみに普通にググるとこんなのが出てきます。

媒介変数,助変数,径数ともいう。2変数x,tの関数yf(x,t)があるとする。これをtの個々の値に対して変数xの関数を表すと考えるとき,tをパラメーターという。次に,二つの方程式x=φ(t),y=ψ(t)を考える。(x,y)を直交座標と考えると,tの値を与えると点(x,y)が定まるから,tが変化するに従って点(x,y)は一般には一つの曲線を描く。曲線をこの形に表すことをパラメーター表示といい,tをその表示のパラメーターという。  (世界大百科事典より)

 いや…これ、わかんね(泣)

理系が嫌いになる人はほとんどこういうところで心が折れるのだと思います。

頑張って優しくしたとして、以下のような感じ?

 

【パラメータとは?】

 ①外から入って来る何かで

 ②何らかの数字や値にすることができて

 ③結果に影響を与えるもの

これでもまだムズイ…

これを落合先生は「ガチャ的なやつ」とおっしゃる。うまい。

ちびっ子でもこれならわかる。ガチャさえやっていてくれれば。

 

で、パラメータの最適化ではないのですが帰りの電車でふと思ったのです。

宝くじは「ハズレガチャ感」が半端ないものだなぁ…と。

まあ宝くじなんかどうでもよくて(笑)、

未来どんなもののパラメータ最適化が実現すると面白そうか?

実に興味深いですねぇ。これが実現すると、今まである意味「運任せ」だったものが

運任せではなく、特定の条件を満たせば実現しちゃう可能性が跳ね上がる。

未来、生活にある物事の中で「当てやすいガチャになると楽しそうなものは何か?」

単純にワクワクしますし、ひょっとすると大きく生活や社会を変えるかもしれない…

ちびっ子たちと考えても面白そうです。

モノによってはリアルドラえもんって感じ(笑)

と、いうことで「これが当てやすいガチャになってほしい3選」考えてみました!

 

楽しそうな未来ガチャ①:クラウドファンディング

CAMPFIREとかpolcaとかFUNDINNOとかReady forとか、

ここ数年でクラウドファンディングもずいぶん文化として根付いたなぁ、と思います。

もう少ししたらファンドレイジング的思想も広がるのでは?

jfra.jp

そんな中、様々な企画が立ち上がるとこんな事件(?)も起こります。

ken-horimoto.com

このブログを書いている彼、実は遠い知り合いなんですね。

とても面白いなぁ、と興味深い記事でした。

いろんな要素があるのでしょうが、似ているからといって必ずしもサクセスしない。

じゃあどうすれば確実性が増すのか?

見方を変えると金儲けな匂いもしちゃうんですけど、

「こんな風にやると共感を呼びやすい傾向があるよ!」

「こういう時に・こんな内容で・色使いはこうで・こんなテキストだとサクセスする」

が科学的にわかると面白い。これ、本当にもうちょいしたら誰かやりそう…

 

楽しそうな未来ガチャ②:夢

「君はどんな夢を持っているんだい?」じゃない方の夢です。

寝てると見るやつ。これって昔から「占い」「お告げ」の文脈で語られることが多い。

 いろんなサイトやブログも数多あります。

paferia.com

これ、もしパラメータの最適化に成功したら、分析とか占いと別の文脈になりますね。

「リアル世界・オンラインやバーチャルな世界、そして夢の世界」

この3つの世界を行き来できるとか、これはこれでカッコいい。まさに夢がある(笑)

リアル「夢で逢えたら」が実現したら面白い!ロマンチック!!

 

楽しそうな未来ガチャ③:属する地域&コミュニティと健康や体型

これ、ひょっとしたらもうやっている人いるのかも。。。

あちこち住んでみたり、行ってみたりするとよく聞くフレーズ。

 ・国民性

 ・県民性

 ・地域性

とかいう言葉たち。

確かに博多の女子たちは目が合うと、先ずにこやかにフレンドリーに返してくれたり

確かに仙台の女子たちは目が合うと、最初ツンとして仲良くなると人情味たっぷり

確かに大阪の方々はとにかく笑いと突っ込みを初対面でも狙ってくる

 

あとボク、沖縄大好きなんですけど沖縄って長寿県で有名ですよね?

県民性・自治体ごとの決まりごとに加えて、オンラインサロンとかでも個性が出て。

これはリアルの生活パターンにも影響をするので、身体性にも大きく影響する。

すると多分、ヘルスケアや医療という21世紀の大関心ごとと結びつくなあ、と。

 ・〇〇という地域にいると体脂肪が減ってシャープになりやすい

 ・△△というコミュニティにいると予防医療が習慣化されて身体の各数値が改善する

 ・☆☆県だと運動はあまりしないんだけどお酒も飲まないで身体性が磨かれる

みたいな。今、務める企業との関係性もそうかもしれませんが今以上にこうした

「属する環境と健康・身体性にどんな影響が出るか?」は関心ごとになり

このパラメータが最適化される=わかりやすく健康と環境がマッチングできると

メチャ大きな価値を生む気がします。

素人なので実現可能性はわかりませんが。。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

「俺、みんなが読んでくれて支援されやすいクラファン企画立ち上げられるぜ!」

「私、みられる夢を操れるの。あなたは今夜どんな夢が見たいの…?」

「住む場所で、なりたい自分に自然となれる!(不動産の営業っぽい)」

こういう人間の「感動」をテクノロジーで作れちゃったら…

なんかボクたち自身がドラえもんに近づいた気がしません?普通にワクワクな未来…

 

ではでは!