マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

未来新たにできそうなオモロイ仕事5選

今、明らかにメディアにも変化が起きていますよね。

少しずつですが社会全体、そして個人レベルで未来を語るようになってきました。

「学び方」「働き方」なんかはその典型。ちょっと前は売れにくかった本がよく売れる!

この手の本はちょい前から出ていましたが、ごく一部でしか話題にならなかった気がします。

いくつか理由はあるのでしょうが、一番は「想像以上に変化が早い」ってことでしょうね。

そして、ぶっちゃけてしまえば「国とか大企業に任せても変わらない」という、ある種の諦めみたいな。

でも、これって見方を変えればまたとないチャンスかもしれません。

「副業解禁っていうてもウチはまだ厳しいんだよね…」とかいう人がいそうですが、

2018年1月に厚生労働省が出したガイドラインをみると、法令・裁判の判例などからも「副業・兼業を推進すべき」との見解を出していますね。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000192844.pdf

まあ、あとは法律とか政治のレベルでなく「社会性」という点で、このご時世副業兼業に保守的な企業だと

「は?この時代に何言ってんの?あの会社マジでオワコンだわwww」

などと嘲笑されて若者が寄り付かなくなり早晩潰れていくのでしょう…

 

さて、とうことで今回はそんな時代に

「今はまだ存在しない面白い未来の仕事ってどんなのがあるんだろう?」

そんなことを想像して「こんな仕事ができるんじゃないか?」5選を書いてみました。

…まあ見る人が見たら

「おいおい、こんな不確実な時代に予想なんてしても無駄じゃね?(笑)」

とか言われそうですが。まあ遊び心ということでお許しくださいな。

ではいってみましょう!

 

【未来に流行りそうな仕事の目次】

 

 

①即興納得屋

「AI」というバズワードがありますが、未来はテクノロジーによってどんどん最適化されるみたいです。

「お金2.0」という本で一般的に有名なったメタップスCEO佐藤航陽さん。

彼はこの本の前に「未来に先回りする思考法」という本も書いています。

 この本の中で「納得感よりパターンを信じる」という言葉が出てきます。

膨大のデータ・情報を解析すると、自分の納得感ではなく過去のパターンに則る方が成功する確率は格段に変わる、とあります。

今よりももっと情報が増えて、もっとAIによる深層学習が進めばこの傾向は当然加速します。

でも正論・正確だからって納得しないのが人間です。

至極もっともであればこそ、余計になんか悔しい。過去のパターンが示しても自分が何か気持ち悪い。

ちなみにAIが最初に狙う仕事は以下のようなもの。

 1.産業的価値が高い(要は儲かる仕事)

 2.膨大な知識が必要で、且つ論理的な判断が必要な仕事

 3.日本人の倫理観的にミスが許されない仕事

そうするとですね、例えば医者とか弁護士・会計士・経営者などがこれに相当します。

こういうものがAIに変わる可能性が高いのです。

「AI弁護士vsAI検察官による裁判」とかも未来十分あり得るわけです。

だってその方が正確だから。時間もかからないし。

でもそんな正確にしてスピーディーな判決に納得しない。人間だもの。

そんな時、人間の感情的な部分とAIテクノロジーの論理やパターンの間を埋めることができる人は重宝されます。

その場で素早く「なぜAIはその結論を出したのか?」を答え合わせして

人間に共感を軸に「〇〇ということなんですよね〜」と納得させる。

「その場ですぐに論理を紐解き、共感ベースで相手に伝えられる人」

こういうことができると未来はかなり需要があると思います。

 

②地方一人暮らし高齢者と田舎暮らしを体験したい若者のマッチング

「未来の年表」という本がありまして、そこに様々な日本の未来課題が出てきます。

豊富なデータをもとになかなかシビアな予測がされています。

少子高齢化の問題として「地方に若者がいなくなる」という問題はあります。

でも地方の高齢者もそんな簡単に都市移住はできない。

また一方で若者の都市生活疲れも問題視されています。

そんな若者の間では「田舎暮らしか、海外生活をしてみたい!」という声があがりつつあります。

田舎とのデュアルライフ!かっこいい!ブロガーの方とか多いですよね。

そこで、話し相手が欲しい田舎のおじいちゃんおばあちゃんと、田舎暮らしやその生活のリアルを体験したい若者をマッチングさせる。

そんな「新しいシェアリングサービス」ができたら割と流行る気がします。

おじいちゃんおばあちゃんはNPOとかがくるよりも嬉しい。

若者たちは都会では体験できないような田舎体験ができる!(釜炊きご飯とか)

ブロガーの方ならばネタにも困らなくなりそうですね!

 

③骨董品×AI

すみません、これ何も浮かんでないんですが(笑)

でも似たようなやつで、結構衝撃的なアイディアを目にする機会があったのです。

ledge.ai

これ、面白いですよね。

そしてAIテクノロジーと昔ながらの物は、実は相性良かったりするのでは?

絵画とか生け花もそう。プロジェクションマッピングも近いですかね?

昔ながらの芸術とAIを結びつけることは、まさに21世紀ならではの仕事になりそう。

 

④Questioningクリエイター

未来予測系の本で是非とも読んで欲しいのはこちら。

この中にはいろんな「インターネットが浸透した後、大事になる考えやヒント」が書かれています。

その中に「Questioning(問いを立てること)」という項目があります。

今でもグーグルをはじめとする様々なオープンリソースのおかげで、ボクたちは大抵正解を得ることができます。

そうなると逆に怖いのは考えなくなること。

良い悪いは別として、なんでもググれば良いならば、なんでもAIが教えてくれるなら

ボクたちはAIのペットになった方が幸せかもしれません。

そんな未来、おそらく「人間にとって良い問い・思わずハッとさせられる問い」

こういうものを発信できる人は大きな価値を持つと思います。

人間の定義が曖昧になる中で、一番人間らしい部分を感じさせてくれる人。

上記の本にも「良い問いとは?」が書かれています。

おそらく未来人間とAIの区別がつかなくなることを嫌がる人も少なからずいるはず。

そんな人々に、あるいは皆んなに重宝されるかもしれない職業かも。

 

⑤歴史上の人物と自由研究できるサービス

個人的に一番ワクワクするのがこれ!(笑)

夏休みって学校で「自由研究」みたいな宿題でるじゃないですか。

で、面倒臭いじゃないですか。

やらないじゃないですか。

夏休みの終わりに「流石にやばい…」とかなって、母上に愚痴られながら手伝ってもらう。

ボクはそんな感じでした。。。

これをAI・深層学習で面白くワクワクに変えたい!

歴史上の人物のあらゆる情報をAIに学ばせて、バーチャルの世界で歴史上の人物を復活させる。

で、その人物に協力してもらって研究を進める。かっこいい…

 三島由紀夫AIと一緒に夏の思い出を詩集にしてみました!」とか

 エジソンAIと一緒に新しい発明品作ってみました!」とか

蘇った歴史上の人物が、現在の社会・世界についてどんなこと言い出すかも興味津々。

変な宿題代行サービスよりも絶対こっちの方が盛り上がる。

なんだったら大人も会社で歴史上人物AIと共に商品開発とか(笑)

 

さて、いかがでしたでしょうか?

他にも「副業コンサルタント」とか「BIコンサルタント」とかも出て来ますよね。

もちろん、そんな想像を1−2年でまた越えちゃうのが今の世界の面白いところ。

未来予測は難しいし不可能です。その難易度はどんどん上がる。

でも、だからこそ想像もつかないことを本当にやってみようとするのが大切なんでしょうね。

あなたが思う「未来流行りそうな仕事」はどんなものでしょうか?想像してみてください。

 

ではでは!

「とりあえず」大学・就職の本当の罠

 

 今、この記事を読んでいるのが10代中高生の方だったら質問。

大学へ行きたいですか?行きたいとすればその理由は?

今、この記事を読んでいるのが30〜40代でお子様がいらっしゃったら質問。

お子様を大学へ行かせたいですか?いかせたいとすればその理由は?

このブログでも何度か同じようなことを書いていますが、今回は数値も見せつつ

大学や就職について一緒に考えましょう。

 

そもそも大学に行くと何が良いのか?

これ、言葉にすると何ですか?「就職に困らない」これですか?

だとすると大きな勘違い。今は就職に困るような時代ではありません。

ニュースでもよく取り上げられるのは大学生の新卒内定率。

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11652000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu-Jakunenshakoyoutaisakushitsu/0000206094.pdf

ここ10年、90%を1回も割っていませんし、ほぼ95%以上。

最新の数値は98%です。まあ就職困りませんよね。

そしてこれが高校生になるとどうか?以外と報道されませんが、文科省のデータはこちら。

http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2018/02/05/1388639_1.pdf

2ページ目を見ると、高校卒業で就職も進学もしていないのは、4.7%とあります。

昨年よりも0.4%増えていますが、それでも5%にも満たないのです。

少なくとも数値上は就職において大学・高校で大差はありません。

 

ではなぜ?次に考えられるのは「大学に行ったほうが働く選択肢が増える」です。

これはそうかもしれません。確かに選択肢は多くなります。企業条件がそうだから。

ただ、選択肢が増えたから幸せになるか、より良い人生になるかは別です。

日本は今や死因として問題なのは餓死やテロではなく鬱病の方です。

そしてその多くは労働環境・学習環境からきている原因。

選んだ結果、自分は馴染まないのに我慢して居続けてしまった結果です。

本当に嫌なら辞めればいいのに。その環境から距離を取ればいいのに。

学校は人生で大切な「逃げ方」「失敗の仕方」「人との付き合い方」を教えてはくれません。

 

じゃあ何で今までは大学に皆が行っていたのか?

それは「行くことに価値があったから」です。これは以前こんな記事にしています。 

mirai-syouten.hatenablog.com

ここ10年で大学自体は価値がなくなったに等しいんですよね。

文科省の政策「欧米先進国レベルまで4大卒者率を引き上げよう!」の旗印のもと

無理やり大学を増やしている時点で終わっています。

数重視。中身は…うーむ。

 

でも何で相変わらず「大学信奉」が続くか?そこに理由はありません。

ほとんどの方は「とりあえず」の理由で大学に行ったり行かせたりなのです。

 

ボクは「とりあえず」で何かをやることは全く問題がないと思います。

問題なのはとりあえず「みんながやっているから」という理由で何かに染まること。

こっちでしょう。

「とりあえず」で全く問題ないので、その「とりあえず基準」を自分軸にする

これができるといろんなことが一気に楽になるはずです。

心がけることは、以下の点でしょうか?

 ①「とりあえず」いろんな人に会ったり、場所に行ったりする

 ②「とりあえず」いろんな人と対話してみる。意見なければ聞くだけで良い

 ③ワクワクする・グッとくるものに出会えたら「とりあえず」やってみる

 ④やってみて嫌だ・気持ち悪いと思ったら「とりあえず」離れる

 ⑤「あれかこれか」で迷ったらとりあえず「あれもこれも」やってみる

 

多分人生はこれで良いのだと思います。

重要なのはとりあえずとか、壮大な目的があることではなく

まず自分に軸や基準を作れるかどうかです。

もちろん他の誰かに価値を提供できるのは素晴らしいことですし、ボクも目指したい!

でもそれが自分を見失う・自分を犠牲にすることになったら元も子もない。

上の①〜⑤が実践できていたら、いつかどこかで出会いがあります。

そしてこれを実践し続けるような人は、大学の研究室も企業も欲しがる人材です。

 

大学進学でも、世界1周でも、高校生起業でも、普通の就職でも、何でも良いです。

「とりあえず」今一番自分がワクワクするものに手をつけみてくださいね。

ではでは!

かつて出会った愛すべき変人天才児

allabout.co.jp

「うちの子、こんな個性が強すぎて浮かないかしら?」

「こんな変わったこと言ってたらいじめにあうんじゃないかしら…?」

「もっと大人しくて本好きな子に育って欲しかったのに…」

 

親になると、我が子を愛するあまりいろんなことが不安になります。

その度にお母さん同士で情報交換したり、How to本を読み漁ったり…

でも、どんなに悩んでも答えが出ない…ホントにうちの子大丈夫なのかしら?

まあいろんな本が出ていますし、ボクも多々参考にさせていただきましたが。

でもですね、結果的に言えることは「参考にしても鵜呑みにしない」これが一番。

全てを参考にする代わりに、全てを話半分にしておく。これが一番いいですね。

で、このブログで「子育ての重要ポイント5!」とかやっても良いのですがそれ自体全く意味がないことです。

5000〜6000家庭の子供たちと直接接してみて心から感じることです。

なので、今回はかつてボクが出会った、愛すべき天才であり変人たちをご紹介。

もちろん、ここでの「変人」は、本当の経緯と愛情を込めて、の意味。

いろんなドラマもあったのですが、ここではダイジェストでご紹介。

「へえ!こんな子もいるんだ!」と、何かの参考にあれば幸いです。それでは!

 

①0マニアの少年

10歳にして、ついたあだ名が「0マニア」

これだけでもちょっと怪しい臭いがしますが…(笑)

とにかく数字が大好き。数字を見ているとウキウキする。お目目キラキラ状態。

ひょっとすると「いやー数字が好きなら勉強できそうでいいじゃない!」とか聞こえてきそうですが

そんなことありません。だって数にしか興味がないのですから。

でもこういう子、「ハマっているものがある」っていいですよね!

だからこそ「もっとハマってもいいんじゃね?」と言って、一緒に円周率の謎について語り合ったことがあります。

学校の先生などからしたら「数字ばかり見ていて勉強のバランスが悪い」とか文句が出そうですし、

実際叱られていたみたいです。が、彼はその後誰もが羨む超名門の私立大学に進んだそうですよ。

 

②「合コン」という響きに憧れた小学生

一体どこで覚えてきたのか…しきりに「合コン」という言葉を口にする。

おいおい大丈夫か?と。

で、彼は一生懸命考えるわけです。「合コンにどうすればいけるのか?」を。

頭の良さそうな学校に行く。女の子が喜びそうな服装を選ぶ。響きのいい仕事に就く。

そんなことを11歳前後で考えていたわけですから、ある意味ビジョナリー(笑)

まあ、そんな彼も某有名大学→希望のお仕事に就職となりましたが。

くだらないとされる理由でも、コミットメントが高いと素晴らしい成果になる!

 

③ひたすらキノコを愛した子

理由は全くわからないけれども、ある日突然キノコを大好きになってしまった子。

とある年の誕生日、お母さんはその子に尋ねます。

母「ねえ、今年の誕生日はどんなプレゼントが良いの?」

子「キノコ図鑑

母「・・・」

親とは子を思う強さは人1倍、いや100倍。仕方ありませんね。

なんとまあ…

でもとにかくお母さんは穏やかで、良い意味で放任。

キノコ好きすぎて勉強も危ぶまれましたが、中学受験で日本有数の名門校にも入ったそうです。

(ちなみにこの子は昔、某雑誌で取材を受けた子とは別人です)

 

④冷えピタと涙が似合う子

眠くなると・疲れてくると・飽きてくるといえピタを貼る。

冷えピタLOVE。

どうやら学校にも冷えピタを貼って行く…

女の子には実際多いのかもしれませんが、定期的に泣く。

自分のバランスを保つために泣く。とりあえず調子を整えるために泣いておく。

学校が馴染めず、でも真面目に馴染もうとするからストレスが溜まる。

で、それが一定以上溜まるとガス抜きのように泣く。

で、泣きはらした後に冷えピタでクールダウン。なんじゃそりゃ(笑)

で、結局大人になってどうなったか?ストレスと冷えピタから逃れるために、

世界を飛んで周り日本におさまらない忙しくも自由な生活を送っているみたい。

 

⑤脳の発達が遅れていると言われた女の子

最後はちょっと色合いが違いますがとても印象深いお話。

どうやらお医者さんには「脳の発達が遅れていて、実年齢と精神年齢があっていない」

こんな風に診断されていた子がいました。

専門医の見方は「実年齢と精神年齢が合ってくるのは30歳前後」だとか。

お母さん、お父さんも途方にくれていました。

でも、ボクの目にはあまり絶望的には見えません。そんな変な子か?

カウンセリングというか、のんびりとゆったりと向き合ってあげるほうが良いなぁ。

12歳になっても頭の中は6歳のままらしい。だから日1人でバスにも乗れない。

お母さんの作るおにぎりと豚汁の話をするのが大好きな子です。

なんか勉強するよりも畑仕事とか似合いそうな感じでした。

そんな話をしていると「おばあちゃんが畑やってる!手伝う!」と元気に答える。

で、楽しそうに週1回は畑仕事を手伝ったそうな。

それからどこをどう思ったのか、受験をしたいとお母さんに言い出したそうで。

え?バスも電車も乗れないのに??勉強は?

お医者さんとか専門家の意見ではほぼ無謀。でもこの子、目一杯勉強頑張ってなんと受験に臨み合格してしまったのです。

専門家曰く「30歳前後まで精神的には6歳のまま」だそうでしたけど。

6歳の脳に詰め込んだってこと?いやー驚き。大人の言うことが正しいとは限らない見本みたいな出来事。

ちなみにこの子、無事に受験を終えた後の一言は「豚汁食べたい!」だったそうで。

「もっと他に言うことあるやろ!」と笑いながら突っ込みたくなりますね。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

親のことを「保護者」と言いますよね?文字通り「保護」してあげる人。

では何から護ってあげることが大切なのでしょうか?

おそらく快適に・自由に興味を追求できる環境を作り、それを害するものから

「護ってあげる」ことが大切なのでしょう。つまり、環境が整っっていたら放置。

それくらいが良いのでしょう。

変わっていると「いじめにあうかも」を心配される方もいらっしゃいます。

でもそれって「人と違うからダメ」「個性があることがダメ」を認めることにもなります。

それは違いますよね?

日本人は今だに「みんなもそうですよ?」と言うセリフに弱いですが、これは危険。

「みんなもそうですよ?」なんて言う学校は、もはやいかなくても良いです。

今はそんな時代。もっと自由に・もっと個性的に・もっと尖って。

うちの子の「変」を愛してあげてください。

 

ではでは!

今では使われることのない、謎の「新語・流行語」6選(第1回〜10回)

 

先日、とあるサイトで「消え行く美しい日本語」というテーマがちょっとした議論になっていました。

いつの時代も、まあ大体若者が使う言葉について、色々難癖つけることが多いのです。

「敬語がなっていない!」だとか

「言葉が乱れている!」だとか

まあ気持ちはわからなくもないですが、言葉は生き物ですからね。

時代が変わればそりゃー変わるもの。色んな議論があっても良いですが、そもそも変わることが前提ですし、変わらないのも問題。

だって1000年前の日本語を流暢に話されても、かえって変でしょ?(笑)

その時は「美しい」とされた日本語も、時を経て美しくなくなる。使われなくなるもの。

ていうかそれは意外と最近の言葉でも当てはまります。

新語・流行語大賞」って毎年やっていますよね。時代を謳歌した言葉たちの表彰。

あれ、1984年からやっているようですが、いま聞くと「?」となるものも結構あったりします。

平安時代よりも相当最近、わずか(?)数十年前のこと。

一世を風靡した言葉たちも、いま改めてみるとどう見えるか?

1984年の第1回から10回まででピックアップしてみました。

 

①スキゾ・パラノ(1984

京都大学助手の方が名付け親だそうですよ。スキゾは以下、正式な言葉の意味。

スキゾフレニアの略。
ドゥルーズガタリが提示した概念。常に制度や秩序から逃れ出てゆく、非定住的・分裂的傾向。消費を中心とする脱近代社会のモデル。 (コトバンクより)

 いやー・・・学術的な言葉ですがさっぱりわかりません。

当時この言葉は「色んなことに興味を持ち一つにこだわらない人」という意味で使ったそうですよ!

どんな風に使ったのですかね?

「あー、彼はスキゾ人間だからなー」みたいな?謎です。。。

 

②特殊浴場(1984

これ、昔の人がわかる言葉だと「トルコ風呂」ですか?

要は風俗ですよ。

下ネタ系・風俗系を隠語風に変えるということはいまも昔も変わりませんね(笑)

これ、どうやって使ったんですかね?会社の接待とかかな?

「じゃあ今日はこの後、特殊浴場ご用意してありますので!」て?

 

③ノリサメ(1987)

昔を知っている方は「あぁー!わかるわかる!」なんでしょうか?

ボクはさっぱり聞いたことがありません。

ノっているかと思えば、翌日には急にサメている人。

まあ要は「気分屋」みたいな人ですかね?使っていたのかなぁ・・・

(新語部門の表現賞受賞だそうですよ)

 

④ハナモク(1988)

当時週休2日制が定着した頃で「華金」は流行っていたそうです。

今でも「華金」は聞く人も多いのでは?でもこの言葉聞きませんね。ググるとこんな風に出てきます。

花木とは花金の前日である木曜の晩に遊ぶ(飲み歩く)ことである。これは週休二日制による土・日を有意義に過ごすため、金曜の夜はゆっくり休んで、木曜の晩に遊んでおくという考え、または週末気分を一日早く味わうために起きた風潮と言われる。    (日本語俗語辞書より)

 バブル期の象徴のような言葉ですね。そりゃあ今は知らなくもなるか…

考え方自体は面白いですけどね。

 

⑤おやじギャル(1990)

当時どんな女性に対してつけられた名前か?

 ・駅の立ち食いソバを食べる

 ・株を売り買いしている

 ・疲れたらユンケル黄帝液を飲む

こんな、当時でいえばいわゆる「男・おっさんがすること」を女性がやることについてついたそうな。

今だとこれ、どれも割と普通ですよね?時代の変化をもろに感じますね。

男女の違いから大受けした言葉。ある意味時代を象徴していますし、

この言葉が今では死語となるのは、ある意味日本が成長した証かも。

 

⑥9K(1992)

3Kは知っていても、9Kって…

今でも3Kは使うかな?「きつい」「汚い」「危険」で3Kですよね。

看護婦の仕事はこれに加えて

「休暇が取れない」「規則が厳しい」「化粧が乗らない」

「婚期が遅い」「給料が安い」「薬に頼って生きている」

この6つなんですって。しかしまあ、これが流行語大賞で表彰される…汗

今ではちょっと考えにくいですな。

ちなみに「新3K」なるものもあったそうで「きつい」「厳しい」「帰れない」と。

搾取される仕事を揶揄する言葉は、時代とともに変われど昔からあったんですね…

怖いのは昔からこういうのがあって、今でも仕事として結局残っていることかな。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

当時の流行語・よく使われた言葉たち。

今ではやっぱり「?」ですけど、こうしてみると面白くもあり。

言葉は時代が作るということですかね。

大切なことは「その時相手に伝わること」これなのでしょうね。

本当に素晴らしい言葉や文章は、1000年後でも読まれていることでしょう。

ボクたちが今でも源氏物語について語ったりするように。

(ちなみにボクはこの漫画は結構好きでした!)

単純に、言葉遊びは 楽しいな!っと…

ではでは!

新・我が子のための塾選び7つのポイント

我が子には将来どうなって欲しいか?

「具体的なイメージはないけど、自分なりに納得いく人生になってくれれば…」

「女の子だから結婚して、そんなにバリバリ働かなくてもいいかな。」

「やっぱり公務員とか銀行がいいのかしら?なんだかんだ安泰な感じだし。」

 

我が子を思えばこそ、常に悩みが尽きないのが親ですよね。特にお母さん。

習い事・学校での様子・受験など…たくさんの情報を交換して、うちの子には何をさせようかしら?

周りもやっているみたいだから、うちの子もやらせたほうがいいかしら?

受験をさせるなら、塾も行かせたほうが良いのかしら?何年生になったら?

どの塾が合うのかしら?大学もとりあえず行かせたほうが良いわよね…

でも、大学も今やこんなことがニュースになっています…

jp.reuters.com

少子化問題の影響もあるのでしょうが、それにしてもヒドイ。

ハッキリ言って大学は、半数以上はいかせる意味がありません。

「とりあえず」で受験をさせ、なんとなく大学に行くと失敗します。

なんでかって?大学進学自体に稀少性がないからです。

すごいことではなくなりつつあるからです。

「どこに進学したか」ではなく、「何を学んだか」「どんなことを身につけたか」「どんな人との繋がりがあるか」

そんなことの方が学歴よりも100倍価値がある時代になりつつあるからです。

かつてボクもこんな記事を書いています。 

mirai-syouten.hatenablog.com

とはいえ「我が子に何をさせたら良いかわからない」という方は多いのです。

だから、迷った挙句、本当に迷った末に「やっぱり大学には行かせておこう…」となる。

これはあり得る話です。何もしないよりは、当然何かをしてあげたいわけです。

ので、今回は受験に必要と言われる塾の選び方について。ボクは関係者・学校の先生・その他民間教育関係者も知り合いが多いです。

そんな方々からも情報を集めました。

子供達の未来と成長を見据えた「新・塾選びのコツ」を書いておきます。

 

【本日の目次】

 

 

三者面談をしてくれる

学校の先生も、塾の先生も、残念ながら一定数アルバイトの講師がいます。

が、「だから不安」というのはもはや時代遅れです。

何歳だろうが、若かかろうが良い人は良い。

そして何年やっていようが、ダメな人はダメです。それが顕著に表れるのが

「親子が一緒にいる時にどんなコミュニケーションをとってくれるか?」

これです。子供に6−7割話してくれる。たまに親御さんと話してくれる。それを自然にやってくる。こういう人は大抵良い先生です。

当たり前ですが、お母さんたちも目の前で我が子との会話が観れるのでイメージしやすいですよね?

逆にあまり三者で会うことに積極的でないところはちょっと怪しい・・・

今や学びは「テクニック」ではなく「誰と学ぶか?」です。対話を大切にしてくれるところはそれがわかっているという点で安心です。

ぜひ「親子で話をさせてくれ」と申し出てみてください!

 

②明るい

子供達の感性は豊かです。五感をどう刺激してくれるかは本当に大切。

そしてそういう「細やかな気遣い」があるところはどんな業界でも安心しますよね?

建物の新しさ、最新の機器が揃っているとか、そういうことではなく「明るい」

というのは行ってみると感じます。

そしてその明るいの感じ方は、まさに皆さん個々の「感じ方」で良いのです。

「よくわからないけど、なんか暗い」こういうところは避けた方が良いです。

 

③不安を煽ってこない

結構多くのビジネスモデルとして「不安を煽って購入させる」ってありません?

保険・資産運用・健康器具など。わかりやすいやり方ですし、それで売れてしまうからやるんでしょうけど。

でもね、これは殆どが「無意味な煽り」です。だってそう言った方が買ってくれそうだから。

「今から始めないと大変ですよ!」

「後になってから後悔する人はたくさんいるんです!」

こういうのは、まあショボいです。「THE営業!」って感じですね。

良い塾の特徴は良いお医者さんに似ています。具体的にはこんな感じ。

 ◇いくつかの処方箋=学び方を提案してくれる

 ◇それぞれのメリット・デメリットをきちんと伝えてくれる

 ◇塾でできること・塾ででいないこと・ご家庭に協力して欲しいことが明確

こういうことを、最初にきちんと言ってくれるところは安心です。

 

④実績を前面に出さない

「圧倒的合格!」「実績No.1!」など謳う塾。なあどの業界にもありますが。

これはあくまでも「過去」ですし「知らない誰か」の結果でしかありません。

しかも、いろんな塾の全実績を足すと、学校の定員数を越えるなんて話はよくあります。

もはや「見せかけの数値」でしかありません。そして前述していますが

「どの学校に入ったか?」ではなく「何を学んだか?」が大切なご時世です。

つまり塾も「どの塾に入ったか」ではなく「どんな人と勉強できたか?」が大切です。

ですから数字ばかりを謳う塾はあまり勧められません。

それよりも校舎にいる先生たちのことをしっかりと教えてくれる、

スタッフの個性を教えてくれる方がよほど良いです。

 

⑤親子共々授業体験・見学をさせてくれる

上に書いた通り「数字よりも人」が大切。結果的に本当の数字もついてきますから。

だからこそ「見学をさせてくれるか否か?」はとても大切です。

子供達の体験はよくありますが、ここでのポイントは

「親も見せてくれるか?」これです。

なぜか授業参観の日だけ、妙に着飾ってくる先生とかいませんでした?

あれ、ちびっ子たちからすれば違和感しかありませんよね?

いつでも見せてくれる。いつも通りを見せてくれる。

これをできるところはまず信用しても大丈夫です。

 

⑥こまめにコミュニケーションがある

お母さんも家事だけでなく仕事も忙しい、人付き合いも忙しい…という方は多いです。

でも、そんな忙しい中でもわざわざ電話がかかってくる。面談もある。

ちょっとした立ち話・井戸端会議的な時間もそういえば多い。

「せっかく塾に入れたんだから、そっちでやってよ…」という気持ちはわかります。

でも、我が子の成長を思えばこそ、リアルな体験や対話が大事なのです。

いちいち話すことの手間を惜しまない。

世のお母さんが忙しいのは重々承知で、でも話したいことがある。

こういう拘りがある塾は、いざという時に受験指導以外でもとても頼りになります。

だってお子様のことをいつも思ってくれているわけですから。

 

⑦よその塾の良いところも教えてくれる

どの業界でも競合って少なからず気にしますよね?

でもその「気にしかた」ははっきり明暗分かれていると思います。

相手をネガティブに言うか、戦友のように言うか。言うまでもなく後者の方がカッコいい。

子供達一人一人に最適なものはあります。本当に素晴らしい人は、自分にできること・できないことも知っていますし

業界はもちろん、業界の外のことにも詳しかったりします。

だから、本当にその子に合うと思ったら、自分のところではなく、よその塾なんかも良いところを教えてくれたり勧めてくれたりする。

それくらい「情報を持っている」ということなんです。

試しに「この辺の他の塾ってどうなんですか?」と聞いてみてください。

情報を色々教えてくれるのか?良い部分を教えてくれるのか?

あまり話してくれない・結局自分アピールが始まったらヤバイかも(笑)

 

さて、いかがでしたでしょうか?

情報がいつでもどこでもとれる時代。噂も含めて多すぎて無駄に迷う時代でもあります。

そんな時大切なのは、実は一周回ってリアル体験と直感なのだと思います。

そんな時代にぴったりの新しい視点の7ポイント。

情報に振り回されず、なおかつすぐ出来る「塾選び」をお試しあれ!

ではでは!

「世間体」という不条理を力に変える

 

【本日の目次】

 

①常識という虚像

先日は作家&ブロガーのはあちゅうさんの事実婚の話題でSNS界隈が大いに盛り上がりました。

祝福ムード一色…と言いたいところですが、やはりというか、変な書き込みがちょこちょこあるなぁ…というのが残念なところです。

いちいちネガティブな書き込みをここに晒すのも無意味なのでしませんが、今回なぜこの件について触れたのか?

それは一連の書き込みで感じたことと、ボクの元教え子が大人になってから起こしたある出来事がボクの中でリンクしたからです。

ちょっと重ためな感じになるのですが、未来ちびっ子たちにはとっても大事なことであり、大人の方々にも良く考えて欲しいので。

 

はあちゅうさんの事実婚報告が拡がった時、お相手のしみけんさんの職業や肩書きについて不安視するような発言があったんですよね。

お相手も有名人ですから、AV男優ってことはかなりの人が知っているでしょう。でも、このご時世でまだ「職業」「肩書き」について懐疑的な発言をする。

それが、なんとういうか「時代が変わるってそんな簡単なことじゃないんだな…」って思ったんです。

「常識で考えたら…」

「普通の考えなら…」

普通とは何なのでしょう?常識という考えに人の価値観を縛る力があるのでしょうか?

まったく謎です。

 

②「世間体」がもたらしたもの

ボクにはたくさんの教え子がいます。

本当にちびっ子の頃からずっと一緒にいて今では立派な大人…という人もたくさんいます。

皆思い出多き子達なのですが、その中でも特に思い出に残る子達とは、大体問題児が多い(笑)

でも、その中で問題児ではないのですが結果的に本当に忘れられない、色々と教育について考え直してしまう事件とともに思い出す子が1人だけいるのです。

その子はとても優秀でした。勉強もよくできる。スポーツも万能。学校のクラスでもリーダー的存在で、いつも明るい。

でも、ボクは時折この子の目の奥に不思議な闇を見つける瞬間があったのです。

その正体が何かは、よくわかりませんでした。

その子が受験生になり、受験勉強が本格化する秋に深刻なスランプに陥ってしまうのです。

原因はわかりません。でも確実に目の色は褪せてきている。精神的な何かだ。

どうにかして闇を払ってあげないと…ボクは焦りました。

時間があればその子に寄り添い、話を聞いてみる。そして色々と考えまた問いかける。その繰り返し。

ある瞬間、ひょっとしたら…と気づいたことがありました。

それは、この子は「親の期待・学校の期待・世間の目を異常なまでに意識している」ということ。

そこでボクはこの子を呼び、2人だけでゆっくり話せる場所に連れて行って、ゆっくりと声をかけました。

「…あのさ?君が親を思う気持ちは素晴らしいと思う。期待に応えたいという気持ちもわかる。でもね?受験て誰のためのものだろう?なんのためにあるんだろう?君の成長と幸せに繋がらないなら、結局親は悲しいだろうし、俺も悲しい。」

このように語りかけると、その子は堰を切ったように号泣。しばし号泣。

それを黙ってじっと見守っていました。

その日以降本来の自分を取り戻し、少しずつ自分のペースを掴みなおしていきました。

結果、受験は誰もが羨むような名門校への逆転合格で幕を閉じます。

ところが、その数年後、意外な形で再会を果たしました。

ある日ニュースで「大学生が見知らぬ相手に酒を飲ませて暴行」といった類のニュースが流れました。

(やれやれ…また大学生がやらかしたのか…)

そのくらい軽い気持ちでニュース音声を聞き流していましたが、そのニュースで流れた「過ちを犯した相手」の名前が報道された時、ボクは驚きで固まってしました。

あの子の名前だったのです。

この子と接点がなくなってからも、風の噂で様子は聞いていました。

聞けば大学も非常に優秀な、世間一般でいえば誰もが羨むような大学に入ったようでした。

なのに一体なぜ?ボクは考えました。

いくつか話を聞きましたが、おそらくあの子は「周囲の期待に応えようとして壊れかけていたあの頃」に戻ってしまったのでしょう。

そして、周りにはそんなことで苦しむ様子を察して声をかけてあげられる人がいなかった。

それがお酒を飲んで酔っ払ったことを機会に、ストレスの歪みという形で一気におかしな形で放出されてしまったのでしょう。

今ではどこでどうしているのか、親御さんもどうなっているのかわかりません。

 

③ボクたちはいつから大人になるのか?

「〇〇という学校に行ったのだから、将来は△△であるべき」

「男は◯歳になったら××すべき」

「女性は◯歳までには結婚しないとまずい」

「◇◇という職業は世間的に安パイだから勝ち組」

いまだにこういった「前近代的固定概念」は山ほど存在し、多くの人がこの幻想にも近い謎の概念に脅迫されているのでしょう。

「こうあるべき」「こうでないとマズイ」「こうだったら勝ち(負け)」

一体誰が決めるのか?勿論不安や劣等感はあるのが普通です。

幾つになっても・どこまでいっても拭えないのかもしれません。

少なくともボクは常に不安です。まあ「前向きな不安」と思っていますけど(笑)

「本当にこれでいいのか?」「まだやれることがあるんじゃないか?」これはしょっちゅうです。

でもそれは誰かと比べる・だれかにOKをもらうため、となると精神的には明らかに不健全なのです。

直感が、心のざわつき方が違うのです。だから誰かのために自信喪失はしないようにしています。難しいのもわかりますが、極力。

 

ボクたちはいつから大人になるのでしょう?

上に書いたようなこと、大人になったからといって達観することでもありません。

幾つになっても、立派な肩書きに見えても、子供の感性で見るとしょうもない人は山ほどいます。

「子供の感性で見ると」という表現自体、齢を重ねていない方に失礼ですかね。

もし大人になることが寛容になることであるならば、

もし未来がダイバーシティだとかいうならば、

到底大人になれているとは言い難い社会があちこちに転がっています。

「肩書き」「常識」「世間体」は、あいも変わらずボク達もちびっ子達も蝕んでいるのです。

そしてそういったものと向き合い、戦うことができず潰されてしまう。

「そんなのは自己責任」というにはあまりにも厳しい。それが現代です。

 

④不条理を力に変えるシンプルな約束

今、たくさんのコミュニティがリアル・バーチャル関係なく複数同時に生まれています。

そして未来はそれぞれのコミュニティでエコシステムも整備されていく。

そうなれば「常識」「共通項」というもの自体が分散する可能性が高いです。

そうなった時、全てのコミュニテイに共通する大切な決まりは何か?

必要不要の議論は置いておいてあえて作るとすれば?

それは「幼稚園児でもわかる、ごくシンプルな決まり」このぐらいしか必要にならないでしょう。それは例えばたった4つの決まりごと。

 ◇誰かに何かをしてもらったら「ありがとう」

 ◇自分がしたことが間違っていたら「ごめんなさい」

 ◇わからないことがあったら「ねえねえ?質問。あのさ・・・」

 ◇相手が嫌がること・迷惑になることはしない

未来がどう進んでいっても、たくさんの「?」とか、不条理と感じることが出てくることは避けられないと思います。

そんな不条理をパワーに変えて、超えていくためには?

物事をシンプルに、誰でもわかるレベルで徹底することは一つの手段だと思います。

 

「生き方を選べる」これは素晴らしいことだと思います。

選べるからこそ、常識や世間体で心を閉じない。きちんと対話で向き合えるコミュニティが健全ですよね。

なるべく多くのコミュニティが、そうであって欲しいと願います。

 

ではでは。

食の感動体験②〜九谷〜

時折エンゲル係数が跳ね上がる、という話は以前ブログに書きました。 

mirai-syouten.hatenablog.com

エンゲル係数が上がる理由は…食べるのが好きだから?(笑)

まあそれもありますが、ボクはとにかく「体験」が好きなんですね。そこで感動も味わえるとなお良い。そしてその体験は五感を刺激してくれるとなお良い。

今日はそんな、食を通じた感動体験の第2回。っていうか2回だけか!たくさん食べに行っていっぱい写真撮っているのですが。。。まあ、それはおいおい。

今回のお店は、伝説のVCと呼ばれる村口和孝さんがオーナーをしていらっしゃる銀座の『九谷』というお店。

村口さんはとあるスタディーツアーで直接お会いしたことがあるのですが、ぶっ飛んでて面白かった…その時名刺交換をした際に勧めてくださったお店なんです。

ちなみに村口さんといえば、こちらの動画は必聴です。

www.ted-ja.com

さて、それでは本題に。

九谷は銀座と新橋の間にある、北海道の新鮮な魚介類を使った、銀座にしてはとてもリーズナブルなお値段で食べられるお寿司屋さんです。

f:id:matu1830:20180714233443j:plainどうです?ドラマとかアニメに出てきそうな「THE寿司屋」って感じでしょ?

f:id:matu1830:20180714233611j:plain前菜3種盛り的なヤツ。確かこの写真は秋に撮ったヤツだったかな…

季節ごとに、その日北海道で採れた新鮮な魚介を使ってお料理を作ってくれます。

大将もとっても気さくで、カウンターで食べると楽しく談笑しながら食事ができます。

f:id:matu1830:20180714233852j:plainお酒もおしゃれなグラスでいただきます。こちらは江戸切子のグラス。食べ物や飲み物の「器」も五感を刺激する感動体験には大切ですよね!

f:id:matu1830:20180714234126j:plain皆さん、これなんだかわかりますか?通な人はご存知かも、これは「フジツボ」です。これが以外にも(?)美味しかった!

カニっぽいというかエビっぽいというか…甲殻類が好きな人ならば、必ず「うまい!」と言ってくれる味でした。

f:id:matu1830:20180714234403j:plainそしていよいよ寿司登場。イカがこの美しさ!仕事が細かい…

f:id:matu1830:20180714234509j:plainそしてエビ!どうですかこの美しさ!!卵も綺麗…見ているだけでも幸せ。ちなみにシャリも「赤酢」を使った酢飯で美味しいのです。ただただ、一貫ずつ感動。

f:id:matu1830:20180714234640j:plain

そしてウニです。なんと海苔が巻いてありません。ボクはあまり軍艦巻きが好きではないのですよ。なんか「海苔が強い」から。でもこんな風にして出してくれると、純粋にウニの風味が味わえて最高。目で見て感動・味わって感動。

ちなみにとても脆いので、直接手の上に置いてくれます。手においてくれるのをじっと待つもの面白い(笑)

f:id:matu1830:20180714234947j:plain

いくらも軍艦巻きではなく素材の味を楽しむってことで、小洒落たグラスで登場。

あれ、これ本当にお寿司ですか? …うん、確かに寿司だ。美味い。

 

f:id:matu1830:20180714235202j:plainさて、いかがでしたでしょうか?

お寿司というと、今でも相変わらず「高級なディナー」という感じでなかなかでが出せない…という人も多いかもしれません。

まして銀座で寿司、なんて言ったら…!でもこの『九谷』はそんな中でも比較的気軽に入れて、お手頃価格(少なくとも同じクオリティを、銀座ではここより安くは食べられないはず)で食べることができます。

また、村口さんがオーナーなので、たくさんのVCの方もいらっしゃるとか。

運が良ければ村口さんご本人にも会えるみたいですよ!

(ボクはまだお会いできてません…)

目も耳も満足、そして気遣いにも触れることができるお店です。よろしければ是非一度、感動体験に行ってみてはいかがでしょうか?

ではでは!

九谷

食べログ 九谷