新・我が子のための塾選び7つのポイント
我が子には将来どうなって欲しいか?
「具体的なイメージはないけど、自分なりに納得いく人生になってくれれば…」
「女の子だから結婚して、そんなにバリバリ働かなくてもいいかな。」
「やっぱり公務員とか銀行がいいのかしら?なんだかんだ安泰な感じだし。」
我が子を思えばこそ、常に悩みが尽きないのが親ですよね。特にお母さん。
習い事・学校での様子・受験など…たくさんの情報を交換して、うちの子には何をさせようかしら?
周りもやっているみたいだから、うちの子もやらせたほうがいいかしら?
受験をさせるなら、塾も行かせたほうが良いのかしら?何年生になったら?
どの塾が合うのかしら?大学もとりあえず行かせたほうが良いわよね…
でも、大学も今やこんなことがニュースになっています…
少子化問題の影響もあるのでしょうが、それにしてもヒドイ。
ハッキリ言って大学は、半数以上はいかせる意味がありません。
「とりあえず」で受験をさせ、なんとなく大学に行くと失敗します。
なんでかって?大学進学自体に稀少性がないからです。
すごいことではなくなりつつあるからです。
「どこに進学したか」ではなく、「何を学んだか」「どんなことを身につけたか」「どんな人との繋がりがあるか」
そんなことの方が学歴よりも100倍価値がある時代になりつつあるからです。
かつてボクもこんな記事を書いています。
とはいえ「我が子に何をさせたら良いかわからない」という方は多いのです。
だから、迷った挙句、本当に迷った末に「やっぱり大学には行かせておこう…」となる。
これはあり得る話です。何もしないよりは、当然何かをしてあげたいわけです。
ので、今回は受験に必要と言われる塾の選び方について。ボクは関係者・学校の先生・その他民間教育関係者も知り合いが多いです。
そんな方々からも情報を集めました。
子供達の未来と成長を見据えた「新・塾選びのコツ」を書いておきます。
【本日の目次】
①三者面談をしてくれる
学校の先生も、塾の先生も、残念ながら一定数アルバイトの講師がいます。
が、「だから不安」というのはもはや時代遅れです。
何歳だろうが、若かかろうが良い人は良い。
そして何年やっていようが、ダメな人はダメです。それが顕著に表れるのが
「親子が一緒にいる時にどんなコミュニケーションをとってくれるか?」
これです。子供に6−7割話してくれる。たまに親御さんと話してくれる。それを自然にやってくる。こういう人は大抵良い先生です。
当たり前ですが、お母さんたちも目の前で我が子との会話が観れるのでイメージしやすいですよね?
逆にあまり三者で会うことに積極的でないところはちょっと怪しい・・・
今や学びは「テクニック」ではなく「誰と学ぶか?」です。対話を大切にしてくれるところはそれがわかっているという点で安心です。
ぜひ「親子で話をさせてくれ」と申し出てみてください!
②明るい
子供達の感性は豊かです。五感をどう刺激してくれるかは本当に大切。
そしてそういう「細やかな気遣い」があるところはどんな業界でも安心しますよね?
建物の新しさ、最新の機器が揃っているとか、そういうことではなく「明るい」
というのは行ってみると感じます。
そしてその明るいの感じ方は、まさに皆さん個々の「感じ方」で良いのです。
「よくわからないけど、なんか暗い」こういうところは避けた方が良いです。
③不安を煽ってこない
結構多くのビジネスモデルとして「不安を煽って購入させる」ってありません?
保険・資産運用・健康器具など。わかりやすいやり方ですし、それで売れてしまうからやるんでしょうけど。
でもね、これは殆どが「無意味な煽り」です。だってそう言った方が買ってくれそうだから。
「今から始めないと大変ですよ!」
「後になってから後悔する人はたくさんいるんです!」
こういうのは、まあショボいです。「THE営業!」って感じですね。
良い塾の特徴は良いお医者さんに似ています。具体的にはこんな感じ。
◇いくつかの処方箋=学び方を提案してくれる
◇それぞれのメリット・デメリットをきちんと伝えてくれる
◇塾でできること・塾ででいないこと・ご家庭に協力して欲しいことが明確
こういうことを、最初にきちんと言ってくれるところは安心です。
④実績を前面に出さない
「圧倒的合格!」「実績No.1!」など謳う塾。なあどの業界にもありますが。
これはあくまでも「過去」ですし「知らない誰か」の結果でしかありません。
しかも、いろんな塾の全実績を足すと、学校の定員数を越えるなんて話はよくあります。
もはや「見せかけの数値」でしかありません。そして前述していますが
「どの学校に入ったか?」ではなく「何を学んだか?」が大切なご時世です。
つまり塾も「どの塾に入ったか」ではなく「どんな人と勉強できたか?」が大切です。
ですから数字ばかりを謳う塾はあまり勧められません。
それよりも校舎にいる先生たちのことをしっかりと教えてくれる、
スタッフの個性を教えてくれる方がよほど良いです。
⑤親子共々授業体験・見学をさせてくれる
上に書いた通り「数字よりも人」が大切。結果的に本当の数字もついてきますから。
だからこそ「見学をさせてくれるか否か?」はとても大切です。
子供達の体験はよくありますが、ここでのポイントは
「親も見せてくれるか?」これです。
なぜか授業参観の日だけ、妙に着飾ってくる先生とかいませんでした?
あれ、ちびっ子たちからすれば違和感しかありませんよね?
いつでも見せてくれる。いつも通りを見せてくれる。
これをできるところはまず信用しても大丈夫です。
⑥こまめにコミュニケーションがある
お母さんも家事だけでなく仕事も忙しい、人付き合いも忙しい…という方は多いです。
でも、そんな忙しい中でもわざわざ電話がかかってくる。面談もある。
ちょっとした立ち話・井戸端会議的な時間もそういえば多い。
「せっかく塾に入れたんだから、そっちでやってよ…」という気持ちはわかります。
でも、我が子の成長を思えばこそ、リアルな体験や対話が大事なのです。
いちいち話すことの手間を惜しまない。
世のお母さんが忙しいのは重々承知で、でも話したいことがある。
こういう拘りがある塾は、いざという時に受験指導以外でもとても頼りになります。
だってお子様のことをいつも思ってくれているわけですから。
⑦よその塾の良いところも教えてくれる
どの業界でも競合って少なからず気にしますよね?
でもその「気にしかた」ははっきり明暗分かれていると思います。
相手をネガティブに言うか、戦友のように言うか。言うまでもなく後者の方がカッコいい。
子供達一人一人に最適なものはあります。本当に素晴らしい人は、自分にできること・できないことも知っていますし
業界はもちろん、業界の外のことにも詳しかったりします。
だから、本当にその子に合うと思ったら、自分のところではなく、よその塾なんかも良いところを教えてくれたり勧めてくれたりする。
それくらい「情報を持っている」ということなんです。
試しに「この辺の他の塾ってどうなんですか?」と聞いてみてください。
情報を色々教えてくれるのか?良い部分を教えてくれるのか?
あまり話してくれない・結局自分アピールが始まったらヤバイかも(笑)
さて、いかがでしたでしょうか?
情報がいつでもどこでもとれる時代。噂も含めて多すぎて無駄に迷う時代でもあります。
そんな時大切なのは、実は一周回ってリアル体験と直感なのだと思います。
そんな時代にぴったりの新しい視点の7ポイント。
情報に振り回されず、なおかつすぐ出来る「塾選び」をお試しあれ!
ではでは!