マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

恋愛も教育も「笑顔」が最強なんじゃないか?

 

どーもマツです。

最近教育界隈ではEdtechなる言葉が流行っているのです。ご存知ですか?この言葉はeducationとtechnologyを掛け合わせた造語なんです。

tech-camp.in

身近な例で言えば「iPadを使った学習」「データ蓄積して、個人の学習傾向から一番あった学習方法や必要な復習単元をレコメンドしてくれる」「スマホで授業が受けられる」などがあります。

安価で良い質の授業が受けられる・ゲーム要素が強く面白く続けられる・オンラインなので同時にたくさんの人と繋がって議論ができる…などの良さがあります。今後ますますこの領域は増していく・伸びていく分野とされています。

が、伸びていく分野なのに今ひとつ30代・40代の親世代理解が進んでいない、学校の先生方の理解も父として進まない…という印象は受けます。

理解が進まない、浸透が想像以上に遅い理由は一つではないかと思いますが、その理由の一つに「学ぶことの捉え違い」があり、これは大きのかな、と思っています。

今や学ぶこと=「面白さ」「没頭するもの」が本質的に重要ですゲーミフィケーションという言葉もよく使われますが、「まるでゲームを楽しむかのように学ぶ」ことが大切なんです。

ところが親世代からすると、勉強は「苦しくとも頑張ってやり抜くことに価値がある」というところに重きが置かれていることが多いのです。だから「タブレット=紙の代わり」みたいな。熱中していると「遊んでいるのか?!」と疑っちゃう。こんなことが普及や発展を遅らせる可能性もあります。

ボクが思う「Edtechの価値ある取り込み方」は、以下の点です。

 ①ゲーム性を大事にする=遊び感覚でやれるものを大切にする

 ②オンラインでやりとりできる方法をなるべく選ぶ=接する人を増やす

 ③今まで以上に直接人に会う・一緒にやってみる機会を重要視する

 ④誰かと直接学び合う機会は「正解を出す」ではなく「五感・感動・体験」に重点を置く

ボクはテクノロジーが進化すればするほど、教育界隈に入ってくればくるほど、一周まわって「直接会って授業やワークショップをやる」「体験・感覚を大切にする」ことに、今まで以上の意味が出てくると思っています。

これってイメージしやすい例ですと「アーティストとファンクラブの関係」に似ているかと。ファンクラブではその場に行かなくてもオンラインで、あるいは動画などでコミュニケーションも音楽も楽しんでいますよね。でもライブは絶対いく。そしてめちゃ楽しい。動画やオンラインで得られない何かがある。

Edtechの世界でもこの感覚が大切です。ライブ感のある授業こそ重要で、思わずみんなが楽しくなる、ワクワクする、笑顔になるそんな機会をオンラインとライブ感でつなげることができる学びが最強になります。必ず。

 

で、ふと思ったのがこれって恋愛もそうだよね、と(笑)

How to本やら恋愛工学やらってありますし、男性目線・女性目線の本やテクニックもたくさんありますよね。マッチングアプリも今や当たり前ですから、オンラインで知り合って、会っていないのに互いをよく知っているのも普通です。

でも、やっぱり「実際に会う」って特別ですよね。そして実際に会った時、どんなテクニックを駆使されるよりも「笑顔でいてくれる」って強いなって思うのです。

「共感してくれる」「笑顔でいてくれる」「きちんと感情を表現できる」こういうことってシンプルですし、うまく言葉にできないことが逆に良かったりしませんか?

いろんなテクニックを「後から論理的に検証証明する」これはできるかもしれませんが、恋愛や駆け引きのその瞬間は、テクニカルなものことではなくもっとシンプルなことを重視していろんな選択をしますよね?

これは恋愛も教育も同じだなぁ…って思いました。どちらも人が生きていく上で重要な営みと考えると、根っこは同じですしね。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

教育も恋愛も、五感・感覚・ワクワクが大事。笑顔でいれば効果も上がる。

テクノロジーや理系マインド全盛の中で、実は本当に大切なのはアナログで人間臭いものならば、「笑顔」で新しい価値と幸せを作れるかも?

ではでは!