マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

夏休みの宿題回避!5つの攻略法

 

世のちびっ子たちは夏休み真っ盛り。

海へ山へ楽しく遊びに行く人もいれば、朝から家にいて暇という人もいるかと。

お父さん・お母さんからすれば学校にいかない分、ちょっといろいろ大変、という方もいらっしゃると思います。

で、夏休みの話題で出てくるのが「宿題」

相変わらず夏休みの宿題っていろいろ出ますよね。

「宿題を出す意味ない!」という主張も増えてはきましたが、まだまだ出す学校の方が多いですよね。

だからいろいろ「宿題攻略法」的な情報は飛び交うわけです。

woman.mynavi.jp

 

でもねぇ…やっぱり疑問なんですよね。

宿題って本当にやらなきゃダメなんですかね?

大人の世界では「働き方改革だ!」とか「ブラック企業はダメだ!」とか議論がある。

働き方、個性の尊重などが本格的に動き始めているわけです。

よく言われるのは「子供たちは勉強するのが仕事」ということば。

これ自体は「まあそうかもな」とも思います。「学び」と「働き」は似てきますし。

でも、そうだとすると大人の世界ばかり議論や改革が進んでいて

子供達の世界は「もっともらしい議論」はされているようにみえて大して変わらない。

「みんなが似たような宿題をやって提出する」って、会社とかに当てはめると…

「会社員が皆、会社から出た似たような仕事を同時にやって出す」ということです。

そう思うと、まあいかに変かってことですよね。

 

今回はそんな不思議が、学校の「夏休みの課題」の新攻略法を勝手に考えてみました。

あくまで個人的な考えなので学校のセンセが許してくれるか保証はできませんが…

 

攻略 ①「代行サービス」使う

宿題代行サービスってあるじゃないですか?

www.genius-assist.com

これは倫理道徳的に議論にもなりそうですし、かつて議論にもなりましたが。

でも、ですよ?

今や大人の世界でも様々シェアリングや代行がサービス化されつつあり

この動きは今後も加速されていくと言われています。

大人が良くて、なぜ子供がダメなのか?

家事代行サービスも間も無く流行るでしょう。

kidsline.me

Voicy(ボイシー)- 今日を彩るボイスメディアでも有名な「かほこママ」こと

経沢香保子さんが社長をされているキッズライン。

こうしたものの普及により家事育児だって変わり始めています。

やりたくもない・価値もないものを我慢してやってストレスを溜めるくらいなら

もっと意味のあるものに時間と努力工夫を投入させてあげる。大事な考えです。

 

②クラスの友達と相談して得意なものを分担する

よく学校でも「みんな違ってて良いんだよ!」とか言うじゃないですか。

だったら宿題・科目の得手不得手や好き嫌いがあるのも当然です。

ならば皆の得意不得意で宿題を分業制にする。

互いに「必要とされている感」も感じられるし、クラスの絆も深まりそう。

そもそもこうやってみんなで「40日間で何するか?」を話し合っても良いのにね!

「俺は野菜とか花の栽培やって成長記録作るわ!俺ん家農家だからな!」

「ボク、本が大好きだからたくさん読んで感想文たくさん書きたい!」

とかとか。…ん?これが流行ったらブログ業界も盛り上がりそう。。。

 

攻略③「家庭の方針」ってことにする

これに近いことを我が家はやってくれましたね(笑)

これは親の姿勢や方針にもよりますが。

 先生「はい、みんな宿題やってきた?やってきた人はこちらに出してー」

 生徒「先生…ボクこの宿題やっていません?」

 先生「んー?どうした?みんなやってきているのになぜ君だけやってないの?」

 生徒「家庭の方針です」

 先生「え。。。」

 生徒「文句があるなら母親に言ってもらえますか?」

こんなやりとりが繰り広げられる。文字にするとただの感じ悪い子供ですね(笑)

でも意外と、こういうご家庭が増えるのでは?増えることを願っています。

子供達に本当に大切なものを考えてくれればこそ、必要なことかもしれません。

 

攻略④先生と「なぜやらないことがダメか?」で授業で議論してみる

こういうことに前向きで積極的な学校の先生がいてくれることを切に願ったりします。

意外と若い先生の中には多いのでは?

そもそもなぜ学校では皆が同じような宿題を、同じ期日に、同じように出さねばならないのでしょうね?

なんだったらノートとか辞書とかも「推奨」と言いつつも似たものを持たせる。

「みんなもやっていますよ?」は昔から今まで残る究極の(?)殺し文句です。

これは子供の頃に植え付けられているのではないかとさえ思ってしまいます。

本当に議論したら先生はなんていうのでしょうね?

「そういう決まりなんだ」とか言われた、ホントにドン引きしますね・・・

ちなみに皆さんは「宿題をやらないとダメなの?」と聞かれたらなんと答えますか?

 

攻略⑤普通に出さないでどうなるか

これは攻略法ではなく、もはやただのゲームですね。

どこまでしらを切り通せるか?

何も言わずに普通にやり過ごしたら、いつ先生に声かけられるか?

いざ先生に声をかけられたらなんと答えて切り抜けるか?

「いやぁ、先生が研修とか会議がお忙しそうだったので負担を減らそうと思いまして」

「世界一ブラックと言われる日本の先生ですから、無駄なお仕事はマズイかな、と。」

こんな風に返せる子供はもう立派な、気遣いに溢れた大人かもしれません。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

もちろん「学び」自体はとても大事だとボクも思っています。

だからこそ、日記ではありませんが「夏にやったことを記録しておく」これは大切。

自分がやっていること・やっていたこと・その時感じたことなどを

言葉にしておく、データで残しておく、後で見返せるようにしておくことは

おそらく今まで以上に大切になりますし、自分だけの財産になります。

 

要は「宿題」はやらないとしても、「研究」「没入」は大切ってことです。

本当に「これ!」と思ったものをやりまくる。

今は情報が溢れすぎていて、何と無く時間を過ごすことは誰でも簡単にできます。

時間を消費しちゃう。これは危ない。

誰のための、なんのための人生なのか?それを考えるのは子供とて同じこと。

自分と向き合う時間は多ければ多いほど良いのですから。

 

こんなトピックで、ぜひ大人もちびっ子も話し合ってみては?

ではでは!