マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

これからの時代に向けたちびっ子金融教育

 

最近、いろんな「壁」が溶けているような印象を受けるんですよね。

 ・国境と国境の壁

 ・娯楽と教育の壁

 ・大人と子供の壁

 ・個人と組織の壁

 ・働き方と学び方の壁

 

年齢も、性別も、出身も、学歴も関係なくなってくる。

たくさんの学びが人を豊かにしていくのは間違いないとボクは思っています。

ならば、学びの一環として「子どもへのお金の教育は必要か?」

これについて考えることも大切だなぁ、と思っています。

 ・なんだかんだお金がなくなることはないから

 ・でもお金に変わる新しいスコアリングは今後どんどん出てくるから

 ・お金については誤ったジャッジもしてしまう可能性もまだ高いから

 ・お金だけじゃなくて、お金と価値(インパクト)を考えるのはオモロいから

 

今だに不思議なのは、日本て子供達に対する金融教育って遅れてますよね。

性教育と同じくらい。

「子供のうちに性教育を学ばせると望まない妊娠が増える」とかいうのでしょうか?

 

お金のことをガンガン教えれば良い、ということではありませんが

お金や恋愛についてこれほどにも興味を持っているならば、大人になるまで変に隠さず

きちんと親子で、そして第3者も交えて話し合ったほうが良いでしょう?

当たり前ですが、あらゆることは「早く始める」「長く続ける」「うまい人を真似る」

こうしたことによって上達するのは間違いありません。

ならば誰がどう植えつけたかわからない倫理観や道徳観以上に振り回されず

まず色々話し合い、意見交換してみることでわかることもあるのでは?

お金の「教育」というとどうしても「与える」「教え込む」を想像する人も多いですが

そうではないと思います。

もっと気楽に、フラットに、座談会のようにできたら良いですよね。

その中でも、未来に向けてボクが「話してみたいよね!」と思っていることを紹介。

 

①親子の世代ギャップを語り合う:なぜ公務員になって欲しいの?

冒頭のツイートにある通り、あいも変わらず大人は公務員希望。

理由は「安定」一択!以前ボクはこんな記事も書いてます。 

mirai-syouten.hatenablog.com

そもそも教育への投資はなんのためでしょうか?「安定」のため?

それを親が願う事は決して間違いではないと思います。でも、もう一歩考えて。

 ・安定ってなんだろう?

 ・なんで公務員になる=安定なんだろう?

 ・公務員が安定だとしたら、公務員の「安定感」はどこからやってくるのだろう?

 ・その安定感は5年後、10年後にそうなりそうだろう?

 ・10年後も「やりたい!」って思えるだろうか?

そんな事は一緒に考えて、語り合っても良いですね。

ボク個人は公務員にはなるもんじゃないと思ってます。理由ですか?

つまらなそう。大人の嫌な部分ばかり見えそう。残念ながら今は。

そもそも自分がやることに面白みを感じないことはしんどいですよねぇ…

 

②お金の量=価値の量にならないものとはどう向き合うべきか?

以前つぶやいたこれからの世界をつくる仲間たちへの一節。

教育の重要性を語る人はどの業界でも大変多い。特に起業家や経営者など。

(受験の重要性はほとんど語られないのも共通してる)

にも関わらず「お金が上手に循環しない」「儲からない」といった理由で

ビジネスではなくボランティアとして触れる人が多いのもまた事実。

NPOとかNGOも同じですよね。特に日本は。海外では見方がかなり異なります。

元資料が日本では手にはいりにくいので、ちょっとブログを拝借。

【2016年版】世界の非営利団体の給与トレンド | 井戸端会議 for good people

お読みいただくとわかりますが、日本とアメリカのNPO平均給与は

ざっくりいって4−5倍違います。ムムム…

これも「なぜにアメリカなど海外では給与が高いのに、日本では低いのか?」

こういう語り合いは面白いかもしれません。「価値」の定義が違うのでしょうか?

日本でNPOっていうと

「ああ、ボランティアでしょ?」というリアクションか

「ああ、企業の隠れ蓑でしょ?」みたいなリアクションまで。。。

まあ良い印象がないのです。これはなぜか?

 

最初にも書きましたが、お金はなくなることはないでしょう。

でも、お金以外で、お金と同じようで全く違う価値を交換できるもの。

これはほぼ間違いなく複数誕生します。そして働き化やお金の考えも変えていくはず。

 

そしたら、例えばNPOみたいな「今はお金にならないけど熱心に取り組めるもの」

これについて「お金にならないとされているものをどうやって広めていくと良いか?」

とかを考えてやってみることは面白いかもしれませんね。

少なくとも「〇〇にはこんな価値がある!」と、自分で言葉にできるものは

今お金にならない、仕事にならなさそうだとしても大切にしてあげたいですね!

 

さて、いかがでしたでしょうか?

親世代・子供世代では見えているもの、感じていることも違うのかもしれません。

どちらが良いとかではなく、お互いに言葉にして語ることでわかることも多そうです。

ではでは!