マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

「できるじゃん!」という魔法の言葉

 

 

 

どーも、マツです。

12歳の哲学者、驚きと感動で一杯です。いやー素晴らしい。

もちろんこの子が素晴らしいのですが、ボクはこの中で出てくるお母さんのセリフに感動しました。9歳の彼が「もう学校に行かない」といったことに対して、お母さんは「よく言えたね」と返す。子供の気持ちを汲んで上げる、不安だけど頭から否定してはいけないし…などという考えは出てくると思います。

でも「できたことを褒める」って、実は簡単そうで難しいのです。まして大人が想像できること以外で起こったことだと。

 

あと二つ、そもんずさんとVoicy社長の緒方さんのツイートからわかること。

それは

①文系・理系・安定資格・安定業界ではなく全方位で興味を磨くことが未来の強さ

②自分ができることを言葉にできることは才能

この二つです。でも残念ながら、まだまだ義務教育や大多数が通る道では、この二つは簡単には身につきません。なぜなら義務教育・社員教育の多くは「満遍なく無難に」「興味よりもバランス」でありリベラルアーツの意味とは程遠いからです。

そして義務教育・社員教育による「こうやれば良いのだ!」という刷り込みでは「自分は何ができるようになったのか?」の問いには答えることができません。その代わりに言えることは「言われたことはきちんとできます」くらいであり、自分の個性については到底言えなかったりします。

 

そう簡単に学校や会社組織の仕組みは変わらない、でもできるだけ小さいうちから可能性は最大限育んであげたい…そんな時にかけて上げる魔法の言葉。それはどんなことでもできたら「エライねぇ」ではなく「できんじゃん!」と声をかけてあげること。

子供達って褒められたいもの。「エライねぇ」「頑張ったねぇ」も嬉しいのです。でも、嬉しいだけか「もっと頑張ろう!」と、ちょっとおかしな方向に行く場合もあるし、自信をつける言葉としてはもう一工夫。

それが「できるじゃん!」「〇〇をやると本当すごいよね!」という言葉なんです。ボクは仕事がら7000〜8000人くらいの小学生から大学生まで接してきましたが「できることを言語化して伝えてあげる」は、相手が嬉しい以上の効果がありました。

「あぁ、自分はこれができるんだ」を言葉で伝えてあげられるから、自信がつく角度が変わるのです。自分らしさに気づきやすくなる。

だから自分が相手にしてあげること=ギブの内容も言葉にできる。

 

すこーし話がずれますが、色んなことを興味のままに学ぶこんな仕組み、日本でも広められないかなぁ…

www.futureedu.tokyo

 

色んなことを色んな角度から学ぶ。

そして興味のアンテナを高く高く立てる。

できた時、変化した時「できるじゃん!」の一言をプレゼント。

それを続けると、多分素敵な感性が育ちます。

 

ではでは!