マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

もうすぐ秋!マニアックな節句 〜重陽の節句とは?〜

もうすぐ夏が終わります…

色々な学び、遊び、気づきがあると人は豊かになりますが

その中でも「季節の行事を楽しめる」というのは日本人ならでは。

そしてこういう季節の伝統行事に触れて感性を高めていけると良いですよね。

「日本に生まれて良かったー!」っていう感じ方も良い(笑)

でも、今って季節感を味わうとか、季節の行事に触れるとか減りましたよね?

というわけで今回はその中でもちょっとマニアックな「節句」についてのお話。

では行ってみましょう!

 

【本日の目次】

 

①「節句」ってどんなもの?

日本の季節感を細かく丁寧に書いてくださっているのはこの本が一番です。

日本は春夏秋冬の4つだけではなく、24等分した二十四節季、

そして72等分した七十二候というのもある、というのを詳しく書いてくれています。

イラストもあって流し読みするだけでも「へぇ!」となるので是非!

今回はそこまで細かくマニアックではないけれども知っておきたい豆知識として

五節句」をご紹介。

五節句とは唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。

コトバンクより)

ちなみになぜ中国の暦法が日本で取り入れられたのか?

これはもともと大陸から文化は伝わって来やすかったのですが、

そこにもともと農耕の風習があった人々との文化的相性がよかった、

ということが考えられているみたいです。実際日本は農業が盛んでしたよね。

五節句とは以下の五つの日付

 1/7(人日=じんじつの節句

 3/3(上巳=じょうしの節句

 5/5(端午=たんごの節句

 7/7(七夕=しちせきの節句

 9/9(重陽=ちょうようの節句

上の4つは「あ!見たことある日付だわ」ってなるかもですね。

1/7だけわかりづらいかもですが、元旦だけは特別な日。本来節句の日は

奇数(陽)の月日を揃えているのですが、正月だけは特別なのでずらしています。

この日は別名「七草の節句」と呼ばれ七草粥を食べる日として有名です。

…まあ地域によってはこんな風習もあるのですが(笑)

j-town.net

 

重陽ってどんな意味?

五節句にはそれぞれに名前がついていますが、それぞれ名前の由来があります。

どれも聞きなれないですが、「重陽」という言葉もあまり耳にしないですよね?

これは、元は中国の陰陽五行から来ています。陰陽五行ってこんなイメージが有名。

こういう模様見たことありますでしょ?これが陰陽五行思想のイメージ。

で、奇数=陽の月・偶数=陰の月としていたのですね。

陽=+なので、この月に豊作や無病息災を祈ったり祝ったりしたわけです。

そういえば陰の月=偶数月って季節を愛でる行事・イベントってないですよね。。。

 2月=バレンタインデー?

 4月=エイプリルフール?

 6月=特に祝祭日もイベントもないような・・・

 8月=お盆はあるけどそれ以外は特に無いような・・・

9月は奇数の中でも最も大き数字が二つ重なるので、陽の力が重なる月、

ということで「重陽」という名前がついたのですねぇ。

 

③この日は何をするの?

重陽節句は別名「菊の節句」と呼ばれています。

ちなみにここで「菊」となっているのは旧暦の話。今の感覚だと1−2ヶ月ほど

ずれている感じですからちょっとイメージが湧きづらいですが、

旧暦の9月は菊の花盛り。そしてこの日は主だって二つのことしたそうな。

 1.菊の花を盃に浮かべて飲む

 2.栗ご飯を楽しむ

一つ目の「菊の花」については長寿のお祈り。中国では昔々、桃や菊が

長寿の証でした。菊は別名「翁草」などと呼ばれていました。

翁っておじいちゃんのこと。つまりこれを飲んでおじいちゃんになっても健在で…

みたいな願いを込めていたのです。

栗ご飯は秋の豊作を祝ったり願ったりするため。収穫祭みたいな意味合いですね。

ちなみに秋は春とは別の七草があります。

こういうのも覚えておくとキャンプとか行ったときに楽しいです。

 

④こぼれ話:11月11日も奇数の月じゃね?何も無いの?

はいその通りです。が、この日は「冬至」にはいるので

季節の収穫のお祈り、お祝いは無かったとされています。

あとは、五節句自体制定したのは日本では江戸時代のようで、その時に

1桁の月日だけを節句として制定した、という説が有力です。

季節的に冬に入る、制定したタイミングで弾かれちゃったということみたいですね。

 

ちなみに江戸時代に制定した点を考えると、おそらく「季節感」みたいなものも

東京が中心。なので、例えば「桜」というと4月だったり。

でもこれって地方が変わるとかなり趣が変わりますよね。

そういう意味では日本って本当に奥深くて「細かな変化がある」国です。

地域ごとの細かな季節感の違いや変化を調べてみても面白いかもしれませんね。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

今は異常気象や高度な情報社会も手伝ってか、なかなか季節の変化を感じにくい。

だからこそ、こんなものに触れて細やかな変化を意識的に感じ取るのも

風情があって面白いかもですね!

 

ではでは!

 

 

続・平成最後の夏期講習with落合サロンメンバー

 

今年の夏に「平成最後の夏期講習」が行われました。

live.nicovideo.jp

世間一般ではちょびっと話題になったくらいかもしれませんが、

個人的にこれは画期的でした。

いや、教育業界関係者や教育に関心がある人にとっては「事件」というレベル。

(あまり良い表現ではないですね…)

ボクもリアルタイムで視聴して、勢いで記事を書きました。

mirai-syouten.hatenablog.com

 

で、同じようにこのイベントを視聴し、教育に関心を持つメンバー

自分達になりに「これからの教育について」考えてみよう!っていうことで

つい先日、全くバックグランドの違うメンバーが集ったわけです。

オンラインサロンの威力というか効能というか、

一部界隈では既にかなりの熱量になっていますが、改めてその面白さを実感しました。

オンラインで呼びかけて、意見交換して、ライブで集う。

これは未来のコミュニティとして本当に面白いですよね。

 

で、ディスカッションしてきました。

全ての内容をお見せできませんが、こんな感じ。

f:id:matu1830:20180827231524j:plainうーん…

字が激しい!

これだけで「なるほど!」となる人はちょっと尊敬しますね。

長時間、非常に濃い話をしたのですが、改めて自分の解釈を整理とともに綴ります。

教育って凄く抽象度は高いのですが、それでも良いのかな、と最近は思っています。

教育は色々なものの「根っこ」になるのでどうしても抽象度は高いのですよ…

ではいってみましょう!

 

【本日の目次】

 

 

①教育がイケていないのは世代論・西洋東洋の考え方から来ている

「日本て教育イケてないよね!」

「とにかく教員が不足していて満足に授業ができていない!」

「いや、そもそも教員が教養不足だ!」

まあいろんな声が聞かれてます。

これらの意見はどれも半分正解で半分は「必ずしもそうとは言えない」って感じ。

でも、もっと根本的な問題は何か?それは世代・世相による教育観の変化やズレ。

これが最も深刻な問題でしょう。

実際に議論でも出たんですが、まず親世代の教育っていかが主流です。

教育=子供に言うことをきかせる

教育=社会のルールを学ばせる

教育=家族的思考がベース・東洋的・多神教的 

 続いて子供達世代や「今の社会風潮」から必要とされる教育。

教育によって自立することを学んでほしい

自分一人でも食っていけるようにならないと!

自分で考えて、自分の言葉で語れることが大切なんだ=西洋的・一神教 

 見比べていただければわかりますが、そもそもが違う根っこで始まっています。

多くの親世代はおそらく上のような教育を受けてきたはずです。

だから、世の中の変化はなんとなく感じながらも下のような教育というよりも

ついつい自分が慣れているので、今まで自分がされてきたようにしてしまう。

習慣というのは怖いもので、無意識であればあるほど「慣れ」を選択しちゃうんです。

 

②社会が変わったら、働き方が変わったら学び方=教育も変わって当然

インターネットの登場から明らかに世界は変わりました。

そしてスマートフォンの登場でそれが一気に加速しました。

ここ5年くらいで働き方・個人のあり方・お金の価値なども激変しています。

さらに次の5年、もっともっと様々なものが変わるでしょう。

何が・どう変わるかは明確ではありませんが、変わることは確実です。

よくある教育の残念パターン。

それはどうして良いかわからない故に、自分達がそうであったが故に

冒頭にあるような「普通の生活」「とりあえず幸せ」というような

よくわからないフワッとしたものを何と無く追っかけてしまうのです。

これは本当に残念だし危険。無駄にピアノ・水泳・塾とか散財しちゃう。

こんな時は「大人にとって良いとされること」これを参考にするはアリです。

例えばこんな感じ。

最後の方は単なる理想論ですが、考えようによってはできることもあります。

 ①学校含めて1日の時間の使い方を一緒に考えてみる

 ②住む場所(ちびっ子達の生活メイン場所=学校)も流動的に考えてみる

 ③付き合う人=ピアノ・塾など「事ベース」ではなく「人ベース」で考えてみる

こういうことは工夫次第で結構できることがあります。

今一番考えるべきことは「何をさせておけば安泰か?」ではありません。

「どんな人と一緒の時間を過ごせるか?」「そのためにどんな場所を与えるか?」

これです。そして驚くほどこのことが話題の中心になりません。

食いっぱぐれない職業・AIに取って代わられる職業など誰にもわかりません。

専門家の予測だって、ほとんどは朝のTV番組の占い程度だと思ってください。

人と環境。あとは何に興味を持つかは大人達ではわかりません。

 

③日本人的には忘れてはいけない、未来に大切なこと

最後に一つ。

上に書いたようなことはとても大切だと思います。

やってみて・工夫してみて損はしないと思います。でも、ちょっとだけ心配。

提案している本人が言うのも変な話ですが。。。なぜか?

それはアイディアが今の社会風潮から=西洋的・自立的に振り切れすぎだから、です。

冒頭にドラえもんのツイートを貼ったのですが、これ当たっていません?

のび太におけるドラえもん

ドラえもんの登場によってのび太はダメになった・怠けるようになったという読みも

できなくはないですが、ドラえもんの存在はのび太にとっては良い休息であり

自分を見つめる機会になったと思いませんか?

 

何が言いたいか?

それは「教育は西洋的な思考も、東洋的な思考も、どっちもバランス良く取り入れる」

これが日本人にとって最も重要だということです。

ボクは昭和というか、東洋的な考えで古き良き家族像とか愛情とか心地よい一体感とか

日本人が世界から羨ましがられる・憧れられているあり方って東洋的な方にある。

そんな風に思っているのです。

実際、色々課題はありますが世界から見た日本はまだまだ素晴らしい国です。

諸外国が真似たくても真似られない不思議な魅力は確かにある。

そしてそれは西洋とも東洋ともつかない、独特の「融合したバランス」から来ている。

そんな風にボクは思うのです。

そういえば日本て「文化と文化が混ざって見えるヒット商品」も一杯ありませんか?

多分教育もそこを目指していくと、そこを言葉にしていくと一気に変わります。

そして世界にその魅力を伝えていけるようになると思います。

 

さていかがでしたでしょうか?

未来に日本人らしく世界で活躍できる子が一人でも多く伸びていってくれる…

そんな未来のために、大人であるボク達なりにできることを、少しずつ!

ではでは!

「秘密のケンミングルメ」でも秘密だった秋田・仙台・岩手グルメ3選

日本全国津々浦々、ご当地の美味しいグルメってありますよね。

中でも旅行ガイドブックとかテレビ番組にも登場しないような

珍しいグルメとか食材に出会えると、なんか得した気になりませんか?

 

秘密のケンミンショー」というTV番組、面白いですよね!

そういう珍しい地域のグルメとか、マイナーなところも取り上げてくれるので。

ボクは春から仙台を活動拠点の中心にしているのですが

秘密のケンミンショー東北版はこんな感じだったみたいですね。

matome.naver.jp

 

ただ、やはり住んでみて初めて築くこと・腰を据えて活動しないと気がつかないこと

こういうのって沢山ありますよね。

東北地方でもこの数カ月でいくつかそんなものと出会いました。

例えば「宮城・仙台のグルメ」っていうとどんなイメージですか?

多分「牛タン・笹かま」みたいな感じですかね。

牛タン定食は駅前にはあちこちにあります。確かに美味しそう…

(まあ高いんですけどね…)

でも地元の人たちはほとんど食べないみたいですね。食べるのは特別な日とか?

ちなみに笹かまは地域とかご家庭によって贔屓のお店とかあるみたいです。

まるでパリジェンヌがマイパン屋さんを持っているような!

ちなみにボクが仙台に来るまで知らなかったのは「白けん」というお店の笹かま。

地元の人たちのオススメなので間違いない!

www.shiraken.co.jp

 

で、今回はこういうメジャーなグルメではなく「秘密のケンミンショー」とかでも

登場しないような、地元にじっくり腰据えてみて分かった

「面白い!」「おいしい!」なものをご紹介!

 

【本日の目次】

 

 

①宮城(仙台):「マーボー焼きそば」

東北のイメージって「魚介類」ってイメージありませんか?

あとは、まあ上に書いたような牛タンとか笹かま、そしてずんだ餅

しかし、なぜか仙台界隈では「マーボー焼きそば」がよく食べられるみたい。

f:id:matu1830:20180825204957j:plain

写真で見るとよくわかりませんが、この中に普通に焼きそばが入っています。

最初はボクも「??」と思っていましたが、食べて見ると普通においしいです。

そしてなぜかハマります(笑)

食材は特に仙台ならではのものを使っている感じではないのですが、美味しいです。

仙台市内の中華料理屋に入ると大抵おいてあります。

仙台にお立ち寄りの際は、お寿司もいいけどマーボー焼きそばもねっ!

 

②岩手:プレコース

f:id:matu1830:20180825205536j:plain

「プレコース」って聞いたことありましたか?

ボクは全くなかったです。どうやら岩手で食べられるらしく、

洋梨の早生品種とのことです。ご覧の通り、まあ洋梨ですな。

切って見るとこんな感じ。

f:id:matu1830:20180825205757j:plain

うん。

まあ普通の洋梨ですな。実際買って食べてみましたが…普通(笑)

で、後でわかったのですが皮が黄色くなってもう少し柔らかくなってからが食べ頃。

どうやら早く食べてしまったみたい…汗

まあシャリシャリ食感は好きなのでよかったんですけど。

1個90円程度とかなりお安い!時期的なものもあるので買いにくいかもですが…

 

③秋田:ポテトサラダ寒天

これ、実はまだ食べたことないのでなんとも言えないのですが…

たまたま地元の人と話してて「もう寒天食べた?」と言われて「?」となりました。

普通寒天ってこんな感じですよね。

寒天てプルプルでゼリーみたいなやつですが、これをそのまま食べませんもんね。

なぜわざわざ東北まで来て「寒天食べた?」と聞かれるのか謎でした。

秋田県民によくよく話を聞くと…

どうやら秋田県民はなんでも寒天で固めちゃうみたいですね。

その中でもポテトサラダが有名なんですって。こんなイメージ。

f:id:matu1830:20180825210718j:plainなんかもう、これってスイーツですよね…ヨーグルトゼリーみたいな。

実に興味深いですよね。

で、これってポテトサラダだけではなくて、もうなんでも寒天で固めちゃう。

だからなんだか「寒天」という言葉からイメージできないくらい

カラフルでオシャンティな感じになってます…

f:id:matu1830:20180825211245j:plain

スゲー…

秋田の県民グルメ、というよりもなんか洋菓子の詰め合わせって感じですね。

でも秋田県ではこれが当たり前だとか。わからないもんですね。。。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

多分、47都道府県あちこちにこういう「秘密のケンミンショー」でも秘密な

「ご当地ならではグルメ」って山ほどありそうですよね。

そしてそれらがなぜ地域に定着したのか?なぜ流行ったのか?

こういう歴史とか、土地や風土の事情とか知るのって面白いですよね。

そして役立つ知識にもなりそう⭐︎

 

是非色んな土地に行った時に、そんな「土地のリアル」を調べて触れてみては?

きっと生きた学びになりますよー!

ではでは!

働き方で悩まない!将来に役立つ勉強・受験7Points

 

 

①広がる「個人」の可能性

ここ数年でブログ・SNS・オンラインサロン・起業・働き方改革などなど・・・

様々な分野で「個人」が注目されるようになってきました。 

理由は様々ありますが、一番は個人の方が以下の2点に期待が持てるからでしょう。

 ①たくさん稼げる

 ②自由な時間が持てる

おそらく「いや、それは違うよ!」という意見は少数のはず。

「好きなことを仕事にしたいだけ!」という人もいるかもしれませんが、

それも「ある程度稼げている」ということは前提になるでしょう。

 

②働き方につきまとう「稼げるか否か?」問題

1番目のツイートにもある通り「稼げない」「社会的ステータスがない」という理由で

少なからず日本の修士・博士は論文も少なく、その数自体も減少傾向にあります。

アメリカとか修士・博士の社会での扱いが全然違いますよね。

大学の教授だって日本とアメリカでは何倍給料違うんだよ!って感じですよね。

(確か日本は東大総長で2300万円程度、アメリカは大学教授で4000万〜とか…)

 

で、藤沢数希さんのツイートもその目で見ると「確かに…」と思ってしまう。

なんだかんだ言っても要は「お金」「安定」というキーワードは捨てがたい。

でも一方で、これだけ世の中の変化が激しいので何そして良いのかわからなくなる…

大変ですよね。特に個人にフォーカスされると苦しい人もまだ多いはず。

 

「学校なんて行く必要なし!」

 →それもわかるけど、じゃあ行かないで何しよう?

「起業しろ!」

 →カッコ良さそうだけど失敗したらどうしよう…

「サラリーマンなんてなっちゃいけない!」

 →でもどうせほとんどの人がサラリーマンになるでしょ?ブラック企業嫌だ…

「サラリーマンが最強だ!」

 →ホントかよ?結局どっちなの?(泣)

 

③勉強・受験も「選ぶこと」で価値が上がる!

多分ですね、どの大人の言っていることも間違いではありません。

どんな道も合う人もいるし、どんなに努力しても向かないものもある。

起業を勧める人は「とりあえずやってみろ!」「経験が大事!」と言うことが多い。

これはその通りです。でもだとすると大切なことは

「起業」という行動ではなく「何らかの経験を自分で掴むこと」になります。

つまり、多くの人が通過する「受験」「高校・大学」という経験も

自らが意味と意志を持って選ぶことができれば、とても貴重な経験になります。

どうせなら自分で選んだ勉強・受験も将来に生かしたい。

そう思う人は多いはず。ではどのようなことを意識すれば未来に繋がるのか?

以下の7つを意識して勉強してみる。そしてその勉強を評価してくれる学校を探す。

それだけで将来の働き方、大人になってからの学び方にもぐっと幅が出ます。

さあ、ではその7つを一つずつ見ていきましょう。

 

A.通知表は5と1をとる

親世代はこういう成績が気になる(笑)

だってバランス悪いから。でもこれで良いのです。理由は二つ。

まず、今は「一芸入試」「特色化」が進んでいます。つまり何かに特化していれば、

他が悪くても帳消しになるくらい長所を評価してくれるのです。

二つ目の理由は「全部OKなんて無理ゲーだから」という理由です。

オール5なんてそう簡単に取れません。みんなが全てバランス良くなんて無理。

それをやるのは大人の目を気にして無理するか、他人の評価軸で踊るからです。

精神的な負担になることはやらなくても十分素晴らしい経験は積めます。

 

B.なるべく没頭できるものを見つける

これは「勉強以外に」ということではなく、勉強も、それ以外も全部ひっくるめて。

これが見つからない、ありきたりなものしか無いという人も多いかと思います。

が、それは「何をしたか?」ではなく「どれくらい没頭したか?」が大事です。

もちろん勉強でも構いません。あとで振り返ったときに胸を貼って語れる。

そういう経験をしておくことが大切なのです。

繰り返しますが、内容や周囲の評価は関係ありません。自分らしく没頭できるものを!

 

C.学校の「外」にも目と行動を向けておく

これは上記の没頭するものを探す、という点ともリンクしてくるかもしれません。

堀江さんの本を読んで感じたことを書いたボクのツイートにも書きましたが、

現時点では残念ながら社会に出て本当に大切なことを教えてくれる学校は少ない。

学校の中で没頭するものを見つけるのも良いですが、

やはり外にも目を向けておいて損はありません。

そしてそういう行動を評価してくれる学校や人は必ずいます。

実用的なスキルが身つく可能性も高く、受験でも評価されやすい。

故に「目と行動は外にも向けておく」

 

D.何もないと思っても自分のやってきたことを文章にしておく

人は驚くほど自分のことを語れません。大人になっても、です。

日記のような形でも良いです。なんとなく言葉にするのではなく、文章にする。

「形にしてみる」ことがとても大切で、これができるだけで論文や志願書など

他人をリードできるものがぐっと増えていきます。

手書きでもスマホでも良いのでやってきたことをメモする癖をつけましょう。

 

E.嘘でもいいから自分の未来を語れるようにする

嘘でも良いんです(笑)

ていうか起業して成功している著名人の皆さんも「今だから話せること」

みたいな話題で昔話をすると、大抵嘘をついています。

まあ、嘘というか「ハッタリ」ですね。自分はできるんだ!とアピールする。

最終的に成功をつかめば良いのです。受験や勉強もまた然り。

正直であることは悪くはありませんが、成功を掴むに効率的かは疑問です。

大事なのは、本当にできるかどうか以上に「できる!と思わせること」でしょう。

面接や論文などは、大部分はこの要素が重要だったりします。

 

F.自由な校風の学校=経験・体験を積みまくる!

最後に今いるところが「自由なところ」だったら?

これはもう、上に挙げたようなことをするべくガンガン外に出て体験積みまくり。

これが一番でしょう。だって自由なんですから。

あと、自由というのは楽、と思われがちですが1点注意すべきことがあります。

それは「自由には常に自己責任が伴う」ということ。

経験を積むも積まぬも自由。ある意味怖いことかもしれません。

ビビる必要はありませんが、せっかくならば思いっ切り自分に時間を投資すべし!

 

G.ガチガチな校風の学校=先生・校則の上で踊るのもアリ

昔ね、学校は相当ひどいところだったんですよ(笑)

もう先生の絶対君主制みたいな。だからそんな学校に抗うストーリーって流行った。

「僕らの七日間戦争」っていう映画が流行ったり、尾崎豊の歌がメチャ共感されたり…

学校の多くがクソみたいな場所でもあったんで、こういう映画や歌が流行ったんでしょうね。

でもね、見方を変えるとあえてそういうガチガチなところで先生の言うことに従う。

校則の上で踊ってみる。これはこれで一つの手段であり武器です。

社会に出ても、組織に属してもこれは同様のことが言えそうです。

 ・組織のルールに敢えて乗ってみる

 ・上司&先生の掌の上で敢えて踊ってみる

 ・そして成果をあげる=上司・先生が期限が良くなる

 ・上司&先生の評価も上がる=自分自身も巡り巡って評価される

こんな構図が容易に想像できます。

大人の社会はかなり少子高齢化しているわけです。年功序列なんて言ってられない。

だとすると「人との関わり」「好かれること」「相手の土俵で相撲を取れること」

こういうことは相当重要であり、高いスキルになります。

もちろん無理をする必要はありませんが、敢えてこういう状況を楽しめるなら是非。

実はかなり手っ取り早く、受験でも出世でも一番競争に強い人種かも…

 

さて、いかがでしたでしょうか?

学んだこと、経験したことで将来が豊かになることは間違いありません。

そして「大人になっても学び続けること」これも皆に必要な考えにありつつあります。

大事なのは「無難な受験」か「大胆な起業」か?ということではないはず。

自分で考えて、自分で感じ取り、そして自分で悩みながらも「選ぶ」

これができるから「経験」となって生きてくるのです。

そう考えれば受験だって悪くない。学校に行くことも、行かないことも悪くない。

どっちにしても、過去を振り返った時に胸を張って語れる思い出にする。

そんな風に勉強もとらえていけば、そして上記7つを意識していけば

きっと大人になってからも楽しい生き方を創っていけるはずです。

 

ではでは!

食の感動体験③〜桂浜〜

数ヶ月前から行ってみたいお店があったんですよ。

確かVoicyで、仮想の銀座高級クラブ「かほこ」の放送を聞いていて、

(確か)どなたかとの対談会で使っていた中に「桂浜」というお店があったんですよ。

土佐料理ということもわかり、全国各地のご当地グルメが好きなボクとしては

行ってみたい…興味深い…よし!近いうち絶対行ってやる!と心に誓っていました。

次のエンゲル係数高め体験はここだ!と。

 

で、ついに行きましたよ!!

f:id:matu1830:20180817231820j:plain

こちらのお店、既にお店に行ったことがある方からの紹介で入れる、とのこと。

でも知り合いで行ったことある奴なんていないし…(涙)

どのようにしてお店に無事潜入できたのか?それはですね…

正直に全部話したらすんなり入れました。

 ・Voicyの某番組で知ったこと

 ・調べてみてとても興味を持ったこと

 ・リアルの知り合いが入店経験はないが行ってみたいこと

これらを話して「ダメですか…?」と電話で聞いてみたら、お電話先の女性が

「なるほど…ちょっと待っててくださいね」と仰って暫し保留。

30秒後くらいに電話口で「空いていますので良いですよ」との返答が。

良かった…取り敢えず言ってみるもんですね。

 

で、当日。お店に入ってワクワクしながら待機していると、最初に出て来たのがコレ。

f:id:matu1830:20180817232458j:plainパッと見て「食前酒?」と思うじゃないですか。

ではなくてこちら、最上級の鰹節だけでとった出汁スープなんです!

多分こういうイメージのやつを、それ以上のものをふんだん使っているであろうお味!

カツオそのものの「香り」を楽しむスープでした!

 

そのあとは本日のお食事ご説明。その日のコースに出てくる素材を見せてくれます。

f:id:matu1830:20180817233321j:plain見せ方(魅せ方)がお上手…

コレだけでもう恍惚状態です。あとですき焼き出してくれたんですけど

「土佐ジロー」というブランドの卵、美味しかったなぁ…

黄身の味が濃かった…土佐牛の味に負けない強さがあって美味しかったです!

 

当日お料理はカウンターでいただきましたが、こちらの様子を見ながら

程よいペースでお料理を運んでくれます。

f:id:matu1830:20180817233955j:plain

前菜4種盛り。ウニって本当に美味しいですよね…

一番みぎはイチジクバターだそうで。ボクは初めて食べました。

バターとは言うもののふんわりと軽く、ほのかな甘みがあって美味しかったです。

 

f:id:matu1830:20180817234300j:plainこちらは土佐牛にフライドオニオンをあしらえたすり流し。

土佐料理とのことでしたが、こう言う遊び心があるのが面白いですよね。

 

f:id:matu1830:20180817234441j:plain土佐料理と言ったら鰹のタタキを連想する人は多いはず!

目の前で、藁の炎を使って焼いてくれました。すこーし「ぬくい」状態で食べるのが本当に美味しいらしいです。

ていうか本当にぬくい方が美味しかった!ポン酢とか醤油ではなく塩で食す幸せ…

 

f:id:matu1830:20180817234710j:plainこちら!土佐牛を使ったメンチカツ!!

もうね、メンチカツというのが申し訳ないぐらいの牛っぷりでした。

肉本来の旨みが半端ない状態でした。メンチカツってこんな高級感ありましたっけ?

 

f:id:matu1830:20180817234939j:plainこちらは生のトウモロコシを使ったポタージュ。

トウモロコシが持つ本来の甘みだけで勝負している一品。

本当に美味しく新鮮なトウモロコシは生でもいけます。生が美味しいのです。

 

f:id:matu1830:20180817235121j:plainコース料理のヤマ場。

炊き上がったご飯を美味しくいただくための「めしの友20選」といった感じ?

この中から何種類でも選んで良いようで、お腹と相談ですがなんとも悩ましい時間になりました…

約20種類ありますが、お客様の中には全種類試す方もいらっしゃるようです(汗)

次回行くときは全種類狙います!

 

f:id:matu1830:20180817235453j:plainご飯とともに出て来たすき焼き。

上に乗っているのは…トリュフではないですか!!

先ほど紹介した地元ブランド卵「土佐ジロー」の黄身と絡めていただきます。

 

f:id:matu1830:20180817235622j:plain最後の甘味。ほうじ茶プリンでした。

こちらもすごく「香りを食べさせてくれる」そんなイメージが強かったです。

全編通じて「香り」が個人的にすごく印象に残りました。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

全部の写真ではなく他にももう何品かあったのですが、どれも本当に美味しかった…

お店の方とも気さくに話せて、とても心地よい時間でした…

上の階の焼き鳥情報も仕入れたし、隠れ家バーもあるようですし…

是非ともまた訪れてみようと思います。

 

特別な日に、特別な人と、最高のご当地グルメを…

こういうコンセプトも素敵ですよね☆

 

ではでは!

桂浜 麻布十番

食べログ 桂浜 麻布十番

ポリテックで地方を変えるなら考えたい3つの具体

 

この春から地方都市で働き始めました。

そして我が家は、関東地方の中ではまあ田舎です。 埼玉ですし。

以前こんな記事を書きました。

mirai-syouten.hatenablog.com

地方は使い方・見せ方でまだまだ発展の余地はありますし、

今まで考えてもいなかったような新しい経済発展もできると思うんですよね。

でも遅い。とにかく遅い。

経済政策とか地方創生とか、まあ色々言われていますが、遅々として進まない。

でも、それとは反比例して地方の衰退が早いですよね。

これは地方の、各地域の街を歩いてみると「体感」ができます。

で、さらにやばいなぁ…と感じることがあります。それは何か?

地域に住むご高齢の方は「街の活気がなくなった」で思考が止まってしまうこと。

そしてそれを変えていくような議論や情報がほとんど無いのです。

地方都市・地方は、言葉で並んでいる以上に課題が深刻ですし

思っているよりもずっとずっと政治もテクノロジーも機能していない気がします。

 

政治は思っているよりもずっとずっと保守的で「昔ながら」という意味で。

テクノロジーは単純に知らない、知らされる機会が圧倒的に少ないという意味で。

先日「平成最後の夏期講習」が世の中を賑わせました。ボクも記事書き書き…

mirai-syouten.hatenablog.com

 

で、この夏期講習の成果がどこでどんな風に具体化するかはわかりませんが、

ボクが街を歩いて、土地の人と話して感じた

「ポリテックは具体的にここの優先順位を上げたいよね!」と思ったものを選別。

ちなみに「社会保障」とか「税金再分配」とかフワッと言語ではなく

「今、あるいは近未来にあったほうが良いよね」という具体を書いてみます。

じゃないと意味ないですからね。

 

Uber・自動運転車によるライドシェア作戦は地方こそ必要

Uberのような民間サービスと法規制で議論されたことがありましたが、

こういうサービスは六本木とか麻布界隈よりも地方の方が必要でしょうね。

諸々課題があるのはわかりますが事故減少・コミュニティ作り・効率UP、

そして熱中症など健康推進の点。あらゆる意味であった方が良い。

実験をするなら東京の中心よりも地方都市からの方がいい気がします。

 

②生協やイオンをAmazon化・ZOZO化する

地方って思っている以上にイオンが強い。圧倒的ですよね。

あれがあれば1日時間を過ごせてしまう人もいるのでしょう。それもかなりの数。

地方では車での移動が多いです。電車はただの移動手段としては機能的ではない。

(この「電車」も、本編とはずれますが観光戦略上変えていく方が良いでしょうね…)

その為か、郊外にあることが多いとても多く、これはこれで問題もあります。

体力も不安になり、車の運転もままならない高齢者にはしんどいわけです。

今でも家の近所まで来てくれる生協のサービスがあったかと思いますが

それよりも、もっとシンプルに家で手軽に・自由に選べる。

こちらのダイヤモンド・チェーンストア 2018年3月15日号 特集●アマゾン、生協、宅配、ネットスーパー 生鮮EC でも話題になっていました。

経済発展・サービス向上とは違う文脈でも考えていけると良いですよね。

 

③音声型UIの開発と導入→できれば「話しかけてくれるバージョン」もありかも

上記の二つ、理想的ですが色々ハードルが高いことが多いです。

その中でも地域現場の人たちから言わせると「なんか使い方が難しそう」だから。

これもかなり躊躇する理由になっています。

スマホSNSが当たり前を思いきや、高齢者の方は意外とスマホを持っていません。

機能がシンプルなものも出ていますが、それでもガラケー率は思っている以上に高い。

なんとなく難しそう、という理由は結構強いのです。

で、携帯会社もそういうニーズを嗅ぎ取って売ることを目的にしちゃう。

だから結局ITリテラシーは上がりにくく、あまり生産的でない経済があったりします。

音声UIはこの課題を解決しやすいと思います。直感的に楽だから。

小さい子供がClovaとかに延々と話しかけらるのににています。

こういう感じのデザインで「話しかけるだけで良い」というのは

ハードルがぐっと低くなります。「じゃあ買えばいいじゃん!」ではなく、

自治体とかでこういうのを使ったコミュニティの工夫とかしてくれると良いなぁ…

 

さて、如何でしたでしょうか?

つらつらと書きましたが、結構急ぎだと思うんですよね。

結構ネガティブに捉えられる内容だからなのか、行政が絡むからなのか

あまり前向きに、多くの人が絡むことは無いようにも感じますが。

でも、ぼちぼち皆んなでしっかり考えていきたいですよね。

こういうトピックとか課題に関心を持たざるを得ない地域の方が圧倒的多数になるし。

 

真剣な課題を面白く、面白いことを真剣に。

これができると未来はかなり変わる気がするんですけどね。

ボクはこういうことを、ちびっ子達に「民間教育」という切り口で一緒に考える。

これがとても楽しいですし、この方向をもっと拡大・多角化したかったりします。

 

ではでは!

未来=江戸?江戸に学んで得する3つのポイント

ちょうど我が家でも江戸時代の話をしていたんですよ。

江戸時代って一番日本的で、コミュニティもしっかりしていて、効率的で…

そして何より楽観的で信用・信頼があったねぇ、と。

家などは壊れる・火事になる・共有して使い潰すのが当たり前だったので

わざと壊れやすく作っていた、とも言われています。

 

で、偶然ですが江戸時代に関するツイートを多く目にしたので考えてみました。

日本の未来を様々予測する時、江戸時代に回帰して考えると面白いのでは?

これです。

今から400年以上前に始まった文化ですが、今の日本の潮流を見るに

江戸時代の文化や生活様式・風俗などは似通っている部分も多いです。

そして今振り返ると共感点も多い。

というわけで21世紀日本を楽しく生きる「江戸に学ぶポイント」いってみましょう!

 

【本日の目次】

 

 

ポイント①:男子は筆まめに、言葉を巧みに操れ!

toyokeizai.net

江戸時代は「男余りの時代」だったそうです。男女比2:1くらい。

圧倒的に女性有利。男子は競争率高し。

女性は男性の誘いに寛容である一方で、そんな状態なのでリードするのは女性が多い。

男性は街に繰り出し、意中の女性を見つけてナンパした後はひたすら恋文を書きまくる。

そしてそれを送り続けて恋愛が発展するのを待ったようです。

何しろ男性が多いですからたくさんラブレターを書いたところで、

「らしさ」が伝わらないと差別化されない。なので言葉は巧みな方がモテた。

さらに、当時は幕府がしっかりと民の生活を守っていたので、

食糧や生活の補助は今とは比べ物にならないくらい豊かで国民思いだったのです。

結果、今でいう貯金をあまり必要と感じていなかった。

「宵越しの銭は持たねぇ!」みたいな言葉が流行った理由も、背景はこのような

「生活自体・福利厚生などの充実」というのがあったのでしょう。

そうすると、ナンパやデートにおいてスペックよりもユーモアなんですよ。

これ、福利厚生が整っているとされる国でも同じようなことが起こります。

 ・福利厚生はさておき、稼ぎ方・働き方が変わる

 ・結果、お金に対する考え方が今よりも緩く滑らかになる

これは今すでに起こりつつある変化。するとナンパ・合コンはどう変わるか?

おそらくユーモアやその人らしさ、純粋な楽しさを提供できる機知に富んだやつ。

こういう人がモテる時代になるのでしょう。

だからこそ、言葉を巧みに操り、筆まめ(発信まめ?)になる方がいい。

理系がもてはやされる時代ですが、もうちょいで文系男子がモテる時代になるかも?

 

ポイント②:「気遣い」が最強のスキルになる

shikinobi.com

諸説ありますが、ボクはこの「江戸しぐさ」こそ気遣いの原点であると思っています。

 ・相手を思いやって傘や体を斜めに傾ける

 ・相手の心地よさを配慮してにこやかに挨拶をかわす

 ・言葉もマナーも相手中心。嫌がることはしない

「自分の軸で生きよう!」「他人の軸に振り回されないように!」

こういった言葉が当たり前のように飛び交う時代ですが、それとこれは別物。

というか、現代でもモテる人・商売上手な人・素晴らしいリーダーは皆気遣いに溢れている。

ナンパの成功確率を上げたい、自分のビジネスを成功させたい、ブランド人になりたい…

そういった方々はこの江戸しぐさに学ぶことや気づくことは多いはずです。

 

あらゆるものがディープラーニングで咲いて聞かされて行く時代。

例えばAI店長。下手な人間マネージャーよりも経営効率が高いようです。

が、一方で最初は良かった経営戦略も時とともに劣化するなんて報告も聞かれています。

AIはあくまで道具。本当の人気や感動は、やはり気遣いある人間が作るのでしょう。

 

ポイント③:受験も変わる!学歴よりも大切な3つの江戸スペック

www.mskj.or.jp

このブログでも何度か「学歴不要」について書いてたります。 

mirai-syouten.hatenablog.com

 江戸時代もそうであったように、あるいは未来への大きな流れで見てもわかるように

これからは学歴・スペックというものの価値はどんどんなくなります。

そんな時代に大切な「学び」とはどんなものか?

江戸時代から紐解くと、おそらくかなりの確率で以下の3つを学ぶ価値が高まります。

 1.一般教養(liberal artsの意味合いが強くなる)

 2.ワークショップスタイル

 3.幼少期からの「心」の学び=直感力を磨く

最低限の読み書き計算の必要性は無くならないとして、

今までのような「お勉強」は不要でしょう。いわゆる教科学習みたいなやつ。

その代わりに教育訓練みたいなもの=ワークショップ的な機会は重要度を増します。

ざっくり言えば「とりあえずやってみようぜ!」を育てる機会作りです。

そしてそれは将来の働き方に直結するようなものにおいてやってみることに価値が出ます。

さらに、将来の働き方や生き方に結びつきを強くすると、

一見自分とは関係なさそうな分野でのワークショップや作業が意味を持つことも十分あり得ます。

だからこそ一般教養を生部意味が出てくる。ここでいう一般教養とは

「今、大学生が1年生2年生の時に学ぶようなヤツ」とは別物です。

いわゆる「liberal arts」のような教養を楽しく学ぶことは大きな価値を持ちます。

日本では馴染みが少ないですが「教養とし触れておくと良いよ!」は以下のような物。

 ・文法&修辞学

 ・論理的思考(批判的思考)※「それって本当かな?」みたいに考えること

 ・天文学とか気象について

 ・音楽

 ・数学(文系・理系に関係なくやっておくと何かと便利になる予感)

こういうもので「知る力」「伝える力」の二つを身につけておく

変化が激しい未来で不安に襲われることが少なくなります。

そして江戸時代はこういったものを部分的には「寺子屋」でやっていたのでしょう。

教育って、その大切さはみんな分かっているけど何させていいか分からない。

そして不安になる。結果「とりあえず大学いかせておけ!」みたいになる。勿体無い。

不安のあまり、結局よく分からない無難な道に落ち着くくらいなら上記参考に。

 1.先ずはなんでもやらせてくれる環境に我が子も自分も身を置く

 2.世間で起こっていることを素材に語り合える

 3.挨拶・思いやり・簡単なルールの中で学びある環境がある

こういう場所が明確であれば、まず問題はありません。あとは本人の興味や直感。

そういうものを大切に選んでみてください!

 

さて、いかがでしたでしょうか?

AI時代・テクノロジー進化の時代に大事なものは、1周回って江戸っぽさ。

そしてそれは「気遣い」と「何気ない会話」「リアル感・ライブ感」といったもの。

理系教育・プログラミングも大切ですが、300−400年前に学び

歴史のパターンから未来を予測することも面白く、そして結構正しかったりします。

かなり奔放で、いろんなものを分け合って、「信頼」がベースにあった江戸時代。

その時代に戻ってどっぷりと浸かることができたら人生一気に軽くなりますね。

え?そう上手くいくかって?

大丈夫。だって昔々の諸先輩がたは皆当たり前にやっていたわけですから!

 

ではでは!