ポリテックで地方を変えるなら考えたい3つの具体
地方・田舎で思うこと
— マツ☆creative leadership for KIDS (@matukage1830) 2018年8月15日
・道、家、店の劣化が激しい
・暑くても歩くしか交通手段がない
・だってバス&電車が少ないから…
・雑草生え放題な土地多し
・スマホあっても出来ることが少ない
地方創生・経済政策など抽象言語が
飛び交うだけで大して前進しない。
なぜ?
政治家になると志を忘れるの?
やっぱりあれだ、今日本の教育は
— マツ☆creative leadership for KIDS (@matukage1830) 2018年8月15日
その目的が「いかに高給職に就くか」
この文脈から始まるから
結局いろいろ歪んできてるんだな。
受験生制度も
専門学校も
塾予備校も
全部そう。これからは
「自分の人生をどう創るか?」
「自分とは何者なのか?」
この文脈で教育の仕組みを作る。
これがいい。
この春から地方都市で働き始めました。
そして我が家は、関東地方の中ではまあ田舎です。 埼玉ですし。
以前こんな記事を書きました。
地方は使い方・見せ方でまだまだ発展の余地はありますし、
今まで考えてもいなかったような新しい経済発展もできると思うんですよね。
でも遅い。とにかく遅い。
経済政策とか地方創生とか、まあ色々言われていますが、遅々として進まない。
でも、それとは反比例して地方の衰退が早いですよね。
これは地方の、各地域の街を歩いてみると「体感」ができます。
で、さらにやばいなぁ…と感じることがあります。それは何か?
地域に住むご高齢の方は「街の活気がなくなった」で思考が止まってしまうこと。
そしてそれを変えていくような議論や情報がほとんど無いのです。
地方都市・地方は、言葉で並んでいる以上に課題が深刻ですし
思っているよりもずっとずっと政治もテクノロジーも機能していない気がします。
政治は思っているよりもずっとずっと保守的で「昔ながら」という意味で。
テクノロジーは単純に知らない、知らされる機会が圧倒的に少ないという意味で。
先日「平成最後の夏期講習」が世の中を賑わせました。ボクも記事書き書き…
で、この夏期講習の成果がどこでどんな風に具体化するかはわかりませんが、
ボクが街を歩いて、土地の人と話して感じた
「ポリテックは具体的にここの優先順位を上げたいよね!」と思ったものを選別。
ちなみに「社会保障」とか「税金再分配」とかフワッと言語ではなく
「今、あるいは近未来にあったほうが良いよね」という具体を書いてみます。
じゃないと意味ないですからね。
①Uber・自動運転車によるライドシェア作戦は地方こそ必要
Uberのような民間サービスと法規制で議論されたことがありましたが、
こういうサービスは六本木とか麻布界隈よりも地方の方が必要でしょうね。
諸々課題があるのはわかりますが事故減少・コミュニティ作り・効率UP、
そして熱中症など健康推進の点。あらゆる意味であった方が良い。
実験をするなら東京の中心よりも地方都市からの方がいい気がします。
②生協やイオンをAmazon化・ZOZO化する
地方って思っている以上にイオンが強い。圧倒的ですよね。
あれがあれば1日時間を過ごせてしまう人もいるのでしょう。それもかなりの数。
地方では車での移動が多いです。電車はただの移動手段としては機能的ではない。
(この「電車」も、本編とはずれますが観光戦略上変えていく方が良いでしょうね…)
その為か、郊外にあることが多いとても多く、これはこれで問題もあります。
体力も不安になり、車の運転もままならない高齢者にはしんどいわけです。
今でも家の近所まで来てくれる生協のサービスがあったかと思いますが
それよりも、もっとシンプルに家で手軽に・自由に選べる。
こちらのダイヤモンド・チェーンストア 2018年3月15日号 特集●アマゾン、生協、宅配、ネットスーパー 生鮮EC でも話題になっていました。
経済発展・サービス向上とは違う文脈でも考えていけると良いですよね。
③音声型UIの開発と導入→できれば「話しかけてくれるバージョン」もありかも
上記の二つ、理想的ですが色々ハードルが高いことが多いです。
その中でも地域現場の人たちから言わせると「なんか使い方が難しそう」だから。
これもかなり躊躇する理由になっています。
スマホやSNSが当たり前を思いきや、高齢者の方は意外とスマホを持っていません。
機能がシンプルなものも出ていますが、それでもガラケー率は思っている以上に高い。
なんとなく難しそう、という理由は結構強いのです。
で、携帯会社もそういうニーズを嗅ぎ取って売ることを目的にしちゃう。
だから結局ITリテラシーは上がりにくく、あまり生産的でない経済があったりします。
音声UIはこの課題を解決しやすいと思います。直感的に楽だから。
小さい子供がClovaとかに延々と話しかけらるのににています。
こういう感じのデザインで「話しかけるだけで良い」というのは
ハードルがぐっと低くなります。「じゃあ買えばいいじゃん!」ではなく、
自治体とかでこういうのを使ったコミュニティの工夫とかしてくれると良いなぁ…
さて、如何でしたでしょうか?
つらつらと書きましたが、結構急ぎだと思うんですよね。
結構ネガティブに捉えられる内容だからなのか、行政が絡むからなのか
あまり前向きに、多くの人が絡むことは無いようにも感じますが。
でも、ぼちぼち皆んなでしっかり考えていきたいですよね。
こういうトピックとか課題に関心を持たざるを得ない地域の方が圧倒的多数になるし。
真剣な課題を面白く、面白いことを真剣に。
これができると未来はかなり変わる気がするんですけどね。
ボクはこういうことを、ちびっ子達に「民間教育」という切り口で一緒に考える。
これがとても楽しいですし、この方向をもっと拡大・多角化したかったりします。
ではでは!