マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

働き方で悩まない!将来に役立つ勉強・受験7Points

 

 

①広がる「個人」の可能性

ここ数年でブログ・SNS・オンラインサロン・起業・働き方改革などなど・・・

様々な分野で「個人」が注目されるようになってきました。 

理由は様々ありますが、一番は個人の方が以下の2点に期待が持てるからでしょう。

 ①たくさん稼げる

 ②自由な時間が持てる

おそらく「いや、それは違うよ!」という意見は少数のはず。

「好きなことを仕事にしたいだけ!」という人もいるかもしれませんが、

それも「ある程度稼げている」ということは前提になるでしょう。

 

②働き方につきまとう「稼げるか否か?」問題

1番目のツイートにもある通り「稼げない」「社会的ステータスがない」という理由で

少なからず日本の修士・博士は論文も少なく、その数自体も減少傾向にあります。

アメリカとか修士・博士の社会での扱いが全然違いますよね。

大学の教授だって日本とアメリカでは何倍給料違うんだよ!って感じですよね。

(確か日本は東大総長で2300万円程度、アメリカは大学教授で4000万〜とか…)

 

で、藤沢数希さんのツイートもその目で見ると「確かに…」と思ってしまう。

なんだかんだ言っても要は「お金」「安定」というキーワードは捨てがたい。

でも一方で、これだけ世の中の変化が激しいので何そして良いのかわからなくなる…

大変ですよね。特に個人にフォーカスされると苦しい人もまだ多いはず。

 

「学校なんて行く必要なし!」

 →それもわかるけど、じゃあ行かないで何しよう?

「起業しろ!」

 →カッコ良さそうだけど失敗したらどうしよう…

「サラリーマンなんてなっちゃいけない!」

 →でもどうせほとんどの人がサラリーマンになるでしょ?ブラック企業嫌だ…

「サラリーマンが最強だ!」

 →ホントかよ?結局どっちなの?(泣)

 

③勉強・受験も「選ぶこと」で価値が上がる!

多分ですね、どの大人の言っていることも間違いではありません。

どんな道も合う人もいるし、どんなに努力しても向かないものもある。

起業を勧める人は「とりあえずやってみろ!」「経験が大事!」と言うことが多い。

これはその通りです。でもだとすると大切なことは

「起業」という行動ではなく「何らかの経験を自分で掴むこと」になります。

つまり、多くの人が通過する「受験」「高校・大学」という経験も

自らが意味と意志を持って選ぶことができれば、とても貴重な経験になります。

どうせなら自分で選んだ勉強・受験も将来に生かしたい。

そう思う人は多いはず。ではどのようなことを意識すれば未来に繋がるのか?

以下の7つを意識して勉強してみる。そしてその勉強を評価してくれる学校を探す。

それだけで将来の働き方、大人になってからの学び方にもぐっと幅が出ます。

さあ、ではその7つを一つずつ見ていきましょう。

 

A.通知表は5と1をとる

親世代はこういう成績が気になる(笑)

だってバランス悪いから。でもこれで良いのです。理由は二つ。

まず、今は「一芸入試」「特色化」が進んでいます。つまり何かに特化していれば、

他が悪くても帳消しになるくらい長所を評価してくれるのです。

二つ目の理由は「全部OKなんて無理ゲーだから」という理由です。

オール5なんてそう簡単に取れません。みんなが全てバランス良くなんて無理。

それをやるのは大人の目を気にして無理するか、他人の評価軸で踊るからです。

精神的な負担になることはやらなくても十分素晴らしい経験は積めます。

 

B.なるべく没頭できるものを見つける

これは「勉強以外に」ということではなく、勉強も、それ以外も全部ひっくるめて。

これが見つからない、ありきたりなものしか無いという人も多いかと思います。

が、それは「何をしたか?」ではなく「どれくらい没頭したか?」が大事です。

もちろん勉強でも構いません。あとで振り返ったときに胸を貼って語れる。

そういう経験をしておくことが大切なのです。

繰り返しますが、内容や周囲の評価は関係ありません。自分らしく没頭できるものを!

 

C.学校の「外」にも目と行動を向けておく

これは上記の没頭するものを探す、という点ともリンクしてくるかもしれません。

堀江さんの本を読んで感じたことを書いたボクのツイートにも書きましたが、

現時点では残念ながら社会に出て本当に大切なことを教えてくれる学校は少ない。

学校の中で没頭するものを見つけるのも良いですが、

やはり外にも目を向けておいて損はありません。

そしてそういう行動を評価してくれる学校や人は必ずいます。

実用的なスキルが身つく可能性も高く、受験でも評価されやすい。

故に「目と行動は外にも向けておく」

 

D.何もないと思っても自分のやってきたことを文章にしておく

人は驚くほど自分のことを語れません。大人になっても、です。

日記のような形でも良いです。なんとなく言葉にするのではなく、文章にする。

「形にしてみる」ことがとても大切で、これができるだけで論文や志願書など

他人をリードできるものがぐっと増えていきます。

手書きでもスマホでも良いのでやってきたことをメモする癖をつけましょう。

 

E.嘘でもいいから自分の未来を語れるようにする

嘘でも良いんです(笑)

ていうか起業して成功している著名人の皆さんも「今だから話せること」

みたいな話題で昔話をすると、大抵嘘をついています。

まあ、嘘というか「ハッタリ」ですね。自分はできるんだ!とアピールする。

最終的に成功をつかめば良いのです。受験や勉強もまた然り。

正直であることは悪くはありませんが、成功を掴むに効率的かは疑問です。

大事なのは、本当にできるかどうか以上に「できる!と思わせること」でしょう。

面接や論文などは、大部分はこの要素が重要だったりします。

 

F.自由な校風の学校=経験・体験を積みまくる!

最後に今いるところが「自由なところ」だったら?

これはもう、上に挙げたようなことをするべくガンガン外に出て体験積みまくり。

これが一番でしょう。だって自由なんですから。

あと、自由というのは楽、と思われがちですが1点注意すべきことがあります。

それは「自由には常に自己責任が伴う」ということ。

経験を積むも積まぬも自由。ある意味怖いことかもしれません。

ビビる必要はありませんが、せっかくならば思いっ切り自分に時間を投資すべし!

 

G.ガチガチな校風の学校=先生・校則の上で踊るのもアリ

昔ね、学校は相当ひどいところだったんですよ(笑)

もう先生の絶対君主制みたいな。だからそんな学校に抗うストーリーって流行った。

「僕らの七日間戦争」っていう映画が流行ったり、尾崎豊の歌がメチャ共感されたり…

学校の多くがクソみたいな場所でもあったんで、こういう映画や歌が流行ったんでしょうね。

でもね、見方を変えるとあえてそういうガチガチなところで先生の言うことに従う。

校則の上で踊ってみる。これはこれで一つの手段であり武器です。

社会に出ても、組織に属してもこれは同様のことが言えそうです。

 ・組織のルールに敢えて乗ってみる

 ・上司&先生の掌の上で敢えて踊ってみる

 ・そして成果をあげる=上司・先生が期限が良くなる

 ・上司&先生の評価も上がる=自分自身も巡り巡って評価される

こんな構図が容易に想像できます。

大人の社会はかなり少子高齢化しているわけです。年功序列なんて言ってられない。

だとすると「人との関わり」「好かれること」「相手の土俵で相撲を取れること」

こういうことは相当重要であり、高いスキルになります。

もちろん無理をする必要はありませんが、敢えてこういう状況を楽しめるなら是非。

実はかなり手っ取り早く、受験でも出世でも一番競争に強い人種かも…

 

さて、いかがでしたでしょうか?

学んだこと、経験したことで将来が豊かになることは間違いありません。

そして「大人になっても学び続けること」これも皆に必要な考えにありつつあります。

大事なのは「無難な受験」か「大胆な起業」か?ということではないはず。

自分で考えて、自分で感じ取り、そして自分で悩みながらも「選ぶ」

これができるから「経験」となって生きてくるのです。

そう考えれば受験だって悪くない。学校に行くことも、行かないことも悪くない。

どっちにしても、過去を振り返った時に胸を張って語れる思い出にする。

そんな風に勉強もとらえていけば、そして上記7つを意識していけば

きっと大人になってからも楽しい生き方を創っていけるはずです。

 

ではでは!