未来を予測してみよう
AI研究者レイカーツワイルが1999年に
— Matukage (@matukage1830) 2018年5月15日
予言した20年後の未来(=2019年)
①コンピュータは殆ど目に見えない。
②通信は物理的距離に関係なく、誰とでもあらゆることができる。
③アートはあらゆる分野に仮想アーティストが存在する。
④健康・医療は情報処理メカニズムにより解明され、寿命は100歳に。
皆さんは「過去に戻りたいか?」「未来に行ってみたいか?」と聞かれたら、どちらを選びますか?多分多くの人は未来なのでは?「過去のあの日に戻って、あの瞬間をやり直したい」という人もいるでしょうが、未来を見れた方が色々楽しめそうな気もしますよね?
ワクワクした感じが多いのは「未来」という言葉な気がします。
皆さんレイ・カーツワイルさんというかたをご存知でしょうか?アメリカの発明家であり、実業家そして「未来学者」という肩書きを持っている方なのです。この人が予言する未来がことごとく当たっているんですよね…。
2019年についての予言を1999年にしており、来年が2019年。まだ実現していないものもありますが、結構当たっているものもあるような。。。彼が20年前に予言した2019年について、少し抜粋してみます。
◆コンピュータはほとんど目に見えない(IOT)
◆学習はほとんどインテリジェンスソフトウェアによる模擬教師を使って行う
◆全ての学生がコンピュータを使っている
◆障害者はコンピュータ制御の神経刺激装置や外骨格ロボットによって歩いたり階段を登ったりしている
◆コミュニケーションについて物理的距離に関係なく誰とでもあらゆることができる
◆全ての分野に仮想アーティストが登場する
◆人間の寿命は40歳弱からほぼ2倍に伸びたが、また大きく伸び100歳を超える
いかがでしょう?抜粋版であり、抜粋部分や切り方はボクの主観も入っていますが、そうは言っても当たっている&当たっていないけどかなり近い…
少なくとも彼の言っていることの40−50%くらいは「当たっている」と言っても良いような内容だとボクは思っています。
そんな彼は2030年・2045年についてどのような未来を描いているのか?気になりますよね。彼のコメントを紹介しつつ、未来について考えてみましょう。
【2029年の予測】
◆コンピュータについて、人間1000人分の脳に相当する計算能力がある
◆ディスプレイは目に移植されている
◆三次元ホログラッフィックディスプレイがいたる所にある
◆教育の多くは仮想教師によって行われており、仮想教師は勝手にどんどん学ぶ
◆通信・コミュニケーションも三次元視覚環境にホログラフィーが使用される
◆ビジネスと経済について製造業・農業・運送業において人間の雇用は殆どない
◆最大の雇用機会は教育
◆アートにおいて、著名な芸術家の多くは機械である
これらのもの、ボクは個人的にかなり「当たっていく」と思っています。事実、例えば通信技術で言えば5G・グーグルグラスなどの研究開発からすると、意外と早く到来する未来かもしれません。
また仮想教師・仮想アーティストも既にmanaboのような学習アプリやVtuberなどはこれに相当すると言っても良いでしょう。
落合陽一先生もホログラフィーなどについてはかなり研究を進めていらっしゃいます。実用化まで時間はかかるかもしれませんが、実現した未来は意外と近くで5Gと共に作る気がします。
少子高齢化・地方の過疎化・観光戦略の強化などから農業も人ではなくテクノロジーの力で人手を要さずに行われる可能性は極めて高いです。smart agricultureってやつです。世界に評価を受けた日本酒「獺祭」などは製造方法でも有名になりました。
さて、いかがでしたでしょうか?
もちろんこれらが当たるかはわかりません。
が、「おおよその未来の方向性」は予測がつきます。その予測も「当たるか否か?」ではなく「いくかのあり得る未来」を考えることで、より一層未来への準備と対策が立てやすくなりますね。
現時点でも世の中ではしきりにAIだのテクノロジーだのという言葉が踊っています。でも…彼の予言の中であまり出回っていないけど、多くの有識者が必要と語る分野があります。それは「教育」でしょう。
教育の多くは仮想教師・機械教師が行うという一方で、最大の雇用機会は教育であると予言しています。かなり実現性が濃厚なシナリオは
「働く環境が変わるのだから、それに合わせて学び方も変わる」
「人生100年時代ならば、学びは受験生時代だけではなく多岐にわたる」
「個性と多様性の時代ならば学び方・学ぶものも多様化する」
これらの未来でしょう。どう転んでも、新しいたくさんの学びが未来には誕生します。昔々に生まれた古臭い・泥臭い・しんどい「教育」のイメージから抜け出せた人から未来を掴んでいくのかもしれませんね。
新しい学びをみなさんと一緒に考えながら作っていける。
そんな未来が来るといいなぁ、と思っています。
ではでは!
新・グローバル戦略:資格学歴なし&国内で稼げそうな4つの輸出戦略
日本🇯🇵9位
— マツ/学びのクリエイティブディレクター (@matukage1830) 2018年6月7日
中国🇨🇳112位
米国🇺🇸121位
過去10年で1番不安定という調査結果。
経済成長と平和は比例しませんな。
グローバルでも、グローバルこそ
資本主義に変わる新しい価値が必要。https://t.co/oNSkvP5Nre pic.twitter.com/1OJmzew1cg
日本は「フワフワ桃源郷」というブランドで生き残れば良いのかも。
— マツ/学びのクリエイティブディレクター (@matukage1830) 2018年6月7日
課題山積の国でもバチバチ議論しないし、国内どこも安心安全だし。食べ物はどこで食べても美味しいうえに安いし。基本みんな優しいし。フワッとしていて競争の忙しさもない。
世界からみたらこんな桃源郷、なかなかないのでは?
先日「世界平和度指数ランキング2018」が発表されました。
日本てこの手の世界ランキングとかだと大体順位悪い印象が強いのですが、この平和度指数ランキングについてはアジアで一番でした。このランキングについては様々なメデイアが各国で報じています。
こういう記事や過去データを拾うと、興味深い傾向がわかりますね。
・過去10年で平和度が改善された国のGDP成長率は、後退した国の7倍
・GDPに占める軍事費は、上昇した国よりも減少した国の方が多かった
とても簡単にいうと「平和な方が豊かだし、世界的にもそれを望んでいる声が多い」ということですね。まあ当たり前といえば当たり前ですが。ずっと国際情勢が不安定だったり、資本主義に対する疑問の声も多いことなどもこうした考えの背景にあるのでしょうね。なんだかんだ、まだまだ中国とか事件も多いみたいですしね。
ついでにもう一つよく話題になるデータ。
まあ日本が良い、とも言えませんが他国と比べてダメか、と言ったらそうでもありません。ここ数年比較にだされる中国は、確かに猛烈に国際順位を伸ばし、一人当たりGDPも増えていますが、ここ3年くらいは頭打ち感も否めません。相当無理をして成長しているのかも…というのが伝わります。そして強烈な二極化もあります。
そして「これからはインドが来る!」と言われていますが、実はまだまだ順位もGDPも低い!でもきっとインドは中国とは違うやり方でこれからバンバン伸びていくのは想像できたりします。まあ、まだ国としては不安定なのでしょうね…
改めてこうした資料とか、最新の情勢から考えてみると、日本て決して悪い国ではありません。後退・横ばいのように感じても、世界で見れば断然「良い国」なんです。何よりも「平和である=長期的に見てもっと豊かになり・発展していく」こうした可能性も秘めています。
未来や将来を考えるとついつい不安になりがち。「英語は勉強させないと!」「プログラミングをやらせた方が食いっぱぐれない」「AIに仕事が奪われる!」「いや、その前に人手不足で店が潰れる!」なんだかしっちゃかめっちゃかです(笑)
冷静に考えて、日本国内でも世界でも役にたつ「ジャパンブランド」を作るベースとして、子供から大人までやっておいた方が良い・考えておいた方が良い作戦を考えてみました。
①「桃源郷感」を全面に出す→癒しを与える
日本って世界でも有数の「癒し先進国」だと思うんです。色とりどりの花に溢れて。
若干花の印象違いますが、上の写真イメージみたいな。
花と癒しの空間を作って、海外の観光客は日本への旅行で何を求めるって、爆買いとかではなく「癒しという体験」に変えていく。国際情勢が不安定であればこそ、日本の平和な空気感=外から見た「桃源郷」は価値を増します。
②「フワフワ感」をあちこちに出してみる
ファッションも和服というより「フワフワ系」。食べ物も「フワフワ感」を重視。挨拶や表情も「フワッとした癒し」は、海外の人にとって必ず格別な印象を与えると思っています。平和ボケ感あるように見えて、実はこの「ゆるふわ感」は日本の女子だけではなく世界に通用する感覚になると思っています。
③ゆるキャライラスト→サクッと書いて外人さんにあげると多分喜ばれる
日本て「漫画」「アニメ」「オタク」も有名な文化ですよね。
で、今Instagramとかちょっと覗いても皆絵がお上手!これを使わない手はありません。知り合った外国人に、その場で即興イラストとか描いて渡してあげる、オンラインで繋がった外人にイラストを書いてあげてデータで販売する。きっと売れます。
英語は学ばなくても翻訳アプリの活躍は時間の問題でしょう。英会話よりもイラスト・漫画の練習の方が意外と効果が高いかも?
④缶詰とかレトルト食品で簡単にできる料理を海外向けに発信
ちょっと前に「ヨーロッパで寿司屋を出すと80%成功する」と言われたことがありました。日本でさえ、修行しなくてもググって練習すればお店が出せる時代。それが海外ならば・・・!
私たちが想像する「料理ってこのレベル!」である必要はありません。むしろ缶詰とかレトルト食品を使った「超手抜き料理」を、少しだけ海外の人の味覚を想像して作って紹介するだけでもヒットするでしょう。
ていうか日本の缶詰とレトルト食品は今以上にもっと世界で当たると思っています。それらを使ったちょっとした料理もきっと驚きと賞賛をもらえるはず。
ちなみに日本でも「缶詰専門店」人気ありますよね。ボクはここが好き☆
いかがでしたでしょうか?
なんだかおふざけ感もありますが、結構本気です。。。
もちろん「グローバルなら世界に飛び出してナンボ!」みたいな感覚も、わからなくはありません。でも考えてみるに、日本人て島国の割には考えるべき「輸出戦略」が個人ベースではまだまだ少ないですよね。
Instagramとかブログも国内でまとまることが多い。折角世界と繋がれるツールがあって、日本の隠れた魅力が明確にあって、それが世界に求められ、それで世界を癒せるならば…日本の「桃源郷癒しブランディング」面白いですよ。資格・学歴を越えて稼げる人もきっと出てくるはず。
ではでは!
恋愛も教育も「笑顔」が最強なんじゃないか?
教育周りもIT・ベンチャー・M&Aが盛ん。Edtechという言葉が流行っている、そんな時に大切なこと。
— Matukage (@matukage1830) 2018年6月8日
①タブレットだけで学習は変わらない
②ゲーミフィケーションは大切な要素
③親世代の理解が鍵
④オンラインが盛んな時こそ対面重視
特に④が重要。五感・感動が肝。https://t.co/8Or0ti1WDT
面白い!気遣いの「さしすせそ」
— Matukage (@matukage1830) 2018年6月8日
知らなかったー!
恋愛に限らない共感Point「笑顔」の大切さ。ベタだけど笑顔が幸せを引き寄せる。
かほこママVoicyは「声の笑顔」が素敵。だから幸せな気分になる。
第98夜 恋愛相談スペシャル with 隠遁人妻さん - 経沢 香保子https://t.co/099to6W9SG#Voicy
どーもマツです。
最近教育界隈ではEdtechなる言葉が流行っているのです。ご存知ですか?この言葉はeducationとtechnologyを掛け合わせた造語なんです。
身近な例で言えば「iPadを使った学習」「データ蓄積して、個人の学習傾向から一番あった学習方法や必要な復習単元をレコメンドしてくれる」「スマホで授業が受けられる」などがあります。
安価で良い質の授業が受けられる・ゲーム要素が強く面白く続けられる・オンラインなので同時にたくさんの人と繋がって議論ができる…などの良さがあります。今後ますますこの領域は増していく・伸びていく分野とされています。
が、伸びていく分野なのに今ひとつ30代・40代の親世代理解が進んでいない、学校の先生方の理解も父として進まない…という印象は受けます。
理解が進まない、浸透が想像以上に遅い理由は一つではないかと思いますが、その理由の一つに「学ぶことの捉え違い」があり、これは大きのかな、と思っています。
今や学ぶこと=「面白さ」「没頭するもの」が本質的に重要です。ゲーミフィケーションという言葉もよく使われますが、「まるでゲームを楽しむかのように学ぶ」ことが大切なんです。
ところが親世代からすると、勉強は「苦しくとも頑張ってやり抜くことに価値がある」というところに重きが置かれていることが多いのです。だから「タブレット=紙の代わり」みたいな。熱中していると「遊んでいるのか?!」と疑っちゃう。こんなことが普及や発展を遅らせる可能性もあります。
ボクが思う「Edtechの価値ある取り込み方」は、以下の点です。
①ゲーム性を大事にする=遊び感覚でやれるものを大切にする
②オンラインでやりとりできる方法をなるべく選ぶ=接する人を増やす
③今まで以上に直接人に会う・一緒にやってみる機会を重要視する
④誰かと直接学び合う機会は「正解を出す」ではなく「五感・感動・体験」に重点を置く
ボクはテクノロジーが進化すればするほど、教育界隈に入ってくればくるほど、一周まわって「直接会って授業やワークショップをやる」「体験・感覚を大切にする」ことに、今まで以上の意味が出てくると思っています。
これってイメージしやすい例ですと「アーティストとファンクラブの関係」に似ているかと。ファンクラブではその場に行かなくてもオンラインで、あるいは動画などでコミュニケーションも音楽も楽しんでいますよね。でもライブは絶対いく。そしてめちゃ楽しい。動画やオンラインで得られない何かがある。
Edtechの世界でもこの感覚が大切です。ライブ感のある授業こそ重要で、思わずみんなが楽しくなる、ワクワクする、笑顔になるそんな機会をオンラインとライブ感でつなげることができる学びが最強になります。必ず。
で、ふと思ったのがこれって恋愛もそうだよね、と(笑)
How to本やら恋愛工学やらってありますし、男性目線・女性目線の本やテクニックもたくさんありますよね。マッチングアプリも今や当たり前ですから、オンラインで知り合って、会っていないのに互いをよく知っているのも普通です。
でも、やっぱり「実際に会う」って特別ですよね。そして実際に会った時、どんなテクニックを駆使されるよりも「笑顔でいてくれる」って強いなって思うのです。
「共感してくれる」「笑顔でいてくれる」「きちんと感情を表現できる」こういうことってシンプルですし、うまく言葉にできないことが逆に良かったりしませんか?
いろんなテクニックを「後から論理的に検証証明する」これはできるかもしれませんが、恋愛や駆け引きのその瞬間は、テクニカルなものことではなくもっとシンプルなことを重視していろんな選択をしますよね?
これは恋愛も教育も同じだなぁ…って思いました。どちらも人が生きていく上で重要な営みと考えると、根っこは同じですしね。
さて、いかがでしたでしょうか?
教育も恋愛も、五感・感覚・ワクワクが大事。笑顔でいれば効果も上がる。
テクノロジーや理系マインド全盛の中で、実は本当に大切なのはアナログで人間臭いものならば、「笑顔」で新しい価値と幸せを作れるかも?
ではでは!
明治維新以来の教育改革を軽やかに乗り切るコツ
どーもマツです。
そもんずさんが「すずかん」こと鈴木寛さんについて取り上げていましたねぇ。
2020年にスタートする300年ぶりの教育大改革を@suzukan0001さんが熱く語る。
— そもんず (@somonsism) 2018年6月6日
30代から40代の子育て世代は必見だな。
❶意志と創造性
❷使える語学力
❸減点主義→加点主義
❹個の育成
❺親の再教育
特に難易度が高いのは❺だろうな。https://t.co/pbrrDNZZR4 pic.twitter.com/1Jti6DBU4G
これを読んだ時、ボクが呟いたこと。
お母さんに伝えたい子供成長の4段階
— マツ@21世紀の学び=共育 (@matukage1830) 2018年6月6日
・9歳までは手を離さない
・15歳までは目を離さない
・19歳までは心を離さない
・20歳を過ぎたら自己責任。
「我が子も大人」と放してあげて。
愛情だけは永遠に。 https://t.co/WtPgh9v2Er
ちょっと抽象的ですが、色んな年代の子供達に接していて感じることです。過度に期待もせず、親の希望を押し付けず、愛情と気持ちは切らさない…。まあ現実はそんなに美しくは考えられませんけどね(笑)我が子ならばなおのこと。
とはいえこれだけでは具体的ではないですし、わかっていても単なる放任は流石に不安、というお気持ち、よくわかります。
とうわけで今回は「そもそもなんで教育改革が必要なのか?」「ざっくり未来はどうなりそうか?」「どんな教育が未来に大切なのか?」これらについて一緒に考えて行きましょう!
【本日の目次】
①なんで教育改革は必要なのか?
この問いに対する関心は、ボクが見る限りものすごい二極化を起こしているように感じています。「まあ今まで通りでも良くない?」「やっぱり地元の良い高校・大学に行ってもらった方が良いわよね」「〇〇高校・〇〇大学に入っていれば安泰でしょ!」このようなことを本気で思っている人もたくさんいらっしゃいます。
一方で真逆の考えの方も増えつつあります。「このままではまずい」「もう学校教育そのものに期待していない」など。
この二極化、どのような視点の違いから生じているのでしょうか?それはよく言われるグローバル化の進展についての捉え方、そして学校の先生の実態の捉え方によって生じているとボクは思っています。
未来に何かが変わる…、と考えていて以外にもすでに起こっている変化に対しては人によって感じ方が全く異なり、鈍感な人は本当に鈍感です。
例えばGDP。この手の話題でよく出てくる指標ですが「中国に抜かれて3位だ!」「未来はもっと順位が下がる!」という悲観的な声はよく聞きます。
一方で「まあ、ゆうて3位でしょ?」「なんだかんだ日本はすごいよ!」という方々もかなりの数いらっしゃるようです。
現実はどうか?一人当たりGDPの順位は1993年に世界2位出会ったものは、2012年には10位まで下がっています。3位どころではありません。確実に一人一人の生産性は落ちています。それも相当な速度で。
少子高齢化だから仕方ないといえばそれも一理ありますが、それで「まあしょうがないよねー」だけで何もしないと本当に坂道を転げ落ちます。
じゃあそうならないための未来への投資=教育、といきたいのですが、日本の学校教員は本当にブラック!先進国で一番教員の残業が多い国と言われる日本。そしてどんどん質が落ちていく全国の大学や高校…
教育が大事なのは間違いない。でも今の学校じゃやりきれない…。教育そのものを変えていかねば!ということで教育改革を起こす必要があるのです。
②ざっくり未来はどうなりそうか?
これについてはボクも近い内容でこんな記事を書いています。
この記事で紹介している「10年後の仕事図鑑」これを読むだけでもかなり「本当に必要な教育」のイメージは掴んでいただけるのではないでしょうか?
今回はこれに併せて、もう少し数値的な側面で子供達の未来について語っているものをご紹介しますね。
◆今、小学生の子供達の65%は大学卒業後、今は存在していない職業につく
(NY市立大学大学院センター教授:キャシーデビットソン)
◆今後10−20年で、約47%の仕事が自動化される可能性が高い
(オックスフォード大学准教授:マイケル・A・オズボーン)
◆2030年までには、週15時間程度働けば済むようになる
(経済学者:ジョン・メイナード・ケインズ)
このような説が唱えられているのです。一つ目と二つ目は有名ですよね。皆さんもどこかで聞いたことがあるかもしれません。三つ目はあまりないですかね?これはこれで衝撃といえば衝撃ですね。
Tech&AIの進化で、わずか1週間でわずか15時間程度の労働で済んでしまう可能性が出てきているんです。大人たちの考え方が根本からひっくり返される可能性が、良くも悪くも出てきているのです。この激しい変化、ここに大人が対応できるかが難しいのだと思います。
そもんずさんが親の再教育について「特に難しい」と仰っているのは、このような「大人たちの過去からすると受け入れがたいことを受け入れる」点についての思いからではないかと思います。
とにかく言えること。未来は驚くほど早く、確実に、そして激しく変わります。もう一つ付け足すと「ぱっと見だとわかりにくいけど激しい変化」ということを意識した方が良いでしょう。
③どんな教育が未来に大切なのか?
これは冒頭のツイート内にあるすずかんさんのコメントが参考になるかと思います。が、それだと不十分なので、なるべくお母さん目線でイメージが湧きやすい・行動に起こしやすいことを書いておきますね。
◆3歳−5歳→脇目も振らず何かに没頭する機会があったら絶対に止めない
◆語学学習→「やらせる」はNG。言語の違う友達・恋人ができる環境が一番。
◆減点・加点→お母さんが「されたら悲しいこと」を伝えておく。それをされた時だけ「悲しい」「さみしい」を伝えて、あとは「いいね!」をあげまくる。
◆個の育成→親自身の偏愛を赤裸々に語る。「うちの子変かしら?」と不安に感じた時は逆にチャンスだと思うこと。そこに未来の成長の種が眠っている。
◆そもそも教育→「親・大人が教えるもの」と肩肘張らない。お互い学び合う。真面目に「お母さんにも教えて!」って言えると素敵。
こんな感じでしょうか。最後の一つ注意点を書いておきます。今までと違う教育・未来は今と変わることを一生懸命受け止めようとすると「子供に迎合する親」ということを知らず知らずに役割として持ってしまう方が出てきます。
その必要は全くありません。親として、我が子にこれだけは伝えねば、というところは多少理不尽に感じても押し通すべき時も出てきます。「これはどうしても言わねば!」というときは、子供への最大限の敬意と愛情を持って、伝えるべきをビシッと伝えてあげてください。
いかがでしたでしょうか?
未来を正確に言い当てることができる人は、誰もいません。でも「変わる」ということは確実に言えるわけです。
なかなか受け入れがたいものもあるかとは思いますがそこは柔軟に。今や10年一昔は古過ぎる発想です。1−2年でガラッと変わる事実は受け止めて。
そしてどんな変化があっても愛情を持って育むことを忘れなけばきっと大丈夫。
ではでは!
NDS
何かあったら
誰が
責任取るんですか?
日本企業の会議室で、意思決定の直前に発せられる言葉。
せっかく皆で考えて出かかった結論なのに…
全てを「無」にかえし、数時間に及ぶ話し合いを無かったことにする
破壊の呪文…それがNDS
何かあったら
誰が
責任取るんですか?
人口ボーナスとかあったのはわかります。でもね?一生懸命話あったらしいですよ?「これからの日本どうしよう?」って。「もう一度みんなで日本を立て直そう」って。
皆で考えたからこそ、人口増加の助けもあって戦後日本は目覚しい復活を遂げたんですって。「責任どーする?」なんて関係なかった。変わらなければ後がなかった。そう思えば変化とは「新しい機会」でしかなかった。
変化=リスクはいつの頃からか、ボクたちの生活を覆うようになっていた。変化があるから創造性が生まれ、創造性があるから未来を乗り切れるはずなのに。
変化=リスク?
変化=機会?
捉え方で世界は変わり、日本の未来もガラッと変わるはず。思考停止の、悪しき「過去の栄光にすがった組織の習慣」を未来に渡してはいけない。
だから。世のお母様へ。
難しいこと、大それたことではありませんが。勇気で行動している子を責めないでくださいね。試行錯誤も悪くない。明らかにおかしなことをやっていても、忍耐で見守ってあげてくださいね。
学校で変わり者扱いされている我が子を、勇気を持って褒めてください。それは個性がある素晴らしいこと。
喧嘩をして呼び出されても、ただ頭ごなしに注意をしない。何か思いがあったはず。それが悪いことならば、次をどうするかを皆で考えて行動すれば、きっと明日は良くなります。異能なんて素晴らしいこと。
だから子供達にも言っちゃいけないNDS。
何かあったら
誰が
責任取るんですか?
「これからは個性の時代」ならば「それってみんなと違くない?変だよ」も無いです。そして「昔からそういう決まりなの!」というセリフも変ですよね?
色んなことを、色んな人が、色んな考えで。でも面白いものでみんながきちんと話し合うと、不思議と「ステキな答え」が出たりします。だからいろいろで大丈夫なんです。我が子が変わっていても、変わっているからこそ良いんです。
下の動画は、NDSという破壊の呪文から身を守るヒントがいっぱい詰まったスピーチです。ぜひご覧あれ。
ではでは!
やっぱり子供達にこそ仮想通貨とブロックチェーンを学ばせたい話
昨日、リップラーさん(仮想通貨でrippleという銘柄を保有している人)に沢山共有していただいたツイート。
リップルは世界17の大学でブロックチェーンと暗号化技術の発展に向けた学術研究用資金を5000万ドル用意している。大学との共同開発も視野に入れているのですね。
— マツ@21世紀の学び=共育 (@matukage1830) 2018年6月4日
そもそもが投機目的とは違う。インターネット以上の価値がわかっているのに前向きになれない日本は残念すぎる。https://t.co/n3JYbAxNv1
共有いただいた皆さんには様々な意図があろうかと思いますが、ボクはこの記事で一番ぐっときたのは、rippleはブロックチェーンや暗号通貨に関する学術的研究の発展にすごく力を入れる、という点なんです。
シェアしたものは英語の記事なので、拙いですが書いてある内容を抜粋でざっくり訳すと、こんなことが書いてありました。
Rippleは、ブロックチェーンや暗号通貨に関する大学での研究資金を何百万ドルも用意していると発表した。(中略)Rippleは最初のパートナーたる大学に、所有する専門家や技術的リソースに加えて$50million(5000万ドル)以上を提供する予定である。
いやーすごい。金額というよりも「ブロックチェーン・暗号通貨(仮想通貨)という分野にどれほどの夢や可能性が詰まっているか?」ということへの情熱や、それを大学など教育機関と一緒に研究し、新しい可能性を開拓しようとしている点がすごい。
日本では、仮想通貨はなんだか怪しい詐欺商法のイメージがすっかり根付いてしまっていますが、これが悲しい。。。また別の記事では、ブロックチェーンの未来はインターネット登場時の10倍以上の価値やインパクトがある、とも書かれています。
今はまだ「?」が多いのは、実は世界的にも同じ状態。始まるのはこれからなのです。
楽しく学べるのも今がちょうど良いのでは?出川組も剛力組も、もういませんし(笑)
「億り人」という言葉有名になった方ですが、仰っていることはイメージとは違うのがこの方です。スマートに楽しく学べますよっ!
変な大人たちによる、目先のお金に踊らされた「詐欺的な何か」で終わらせては、未来を考えると本当に勿体無い、と思ったりしてしまうわけです。
と、思っていたらこんな記事も出ていました。
はい、そうですね。今はインターネットで世界がつながる時代です。
日本で「詐欺まがいで怪しい!」「儲かるとか嘘だ!」とか見当違いな議論をしていたとして、本当はどういうものなのか?どんな可能性があるのかは、日本語ではないですが丁寧に調べていけば誰でも分かってしまうというのが素晴らしい。今はそんな世の中でしたね。
この方、まだ19歳。そして本当に未来と世界を変える勢いですよね。素晴らしい。
ヘタな学歴、居心地の良いムラ社会で飛び交う「とりあえず」の人生選択。今、大人にとっては良くても、ほんの数年先の未来は、それでは危うい。
「好きなことが見つけられるか不安」「自分の得意がわからない」「できればゲームして遊んでいたい」そんな声、なんだかんだ聞くことが多いです。そういう方々にはブロックチェーンや仮想通貨の勉強は最適なのかな、って思っています。
◆英語が学べる(正しい+新しい1次情報は日本語ではほとんど無い)
◆理系的技術が学べる(ボクは全くの専門外です・・・)
◆マーケット感覚や「価値」について体感しやすい
◆インターネット以上に「未来の世界」に触れやすい
◆真の理解に近づくと稀少性が生まれる=企業や社会で必ず求められる
◆ブロックチェーンや暗号通貨を使ったゲーム開発も多い(単純に楽しめそう)
とまあ、ちょっと上げただけでもこれだけのお得ポイントがありそうです。繰り返しますが、今日本で語られる「仮想通貨」ではイメージがわかないと思います。世界的にもこれから研究が進んでいくならば、今の「起こり始めの小さな波」のうちに意識しておくことが絶対的に有利です。
日本人は「盛り上がった後にやってくる」みたいなところもありますからね。せめて子供達、未来を生きるメンバーは早め早めがいいですね。
さて、いかがでしたでしょうか?
ボクは子供のうちからお金や価値、そして恋愛については語り合う・学ばせるって結構大事だと思っています。嫌がる大人もいますが、それは与え方と捉え方。
結局「将来食いっぱぐれないように」となるならば、大人なって間違えを起こしてほしくないならば、面白く未来の経済や社会の仕組みを体感できそうなものに触れていても良いのでは?
ではでは!
脳を活性化させたついでにテストで100点を取る方法
コンビニ出力の何がラクかって、場所が近いのもあるけど、市役所にいくと「住民票を申請する紙」に手書きで文字を書かないといけないじゃん。コンビニ端末だと、基本、指でピッって押すだけでよく、暗誦番号以外の入力が一切不要。もはや手書きで文字なんて、できるかぎり書きたくない。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年6月4日
学校も2極化してますね。
— Matukage (@matukage1830) 2018年6月4日
漢字書き取り・計算テストから
給食の食べ方、道徳の授業…
前近代的学校もあり
合理的かつ未来発想の学校もあり。
どーもマツです。
ちきりんさんのツイートに思わず反応して書いたこと。
もとは「端末決済は楽だけど、市役所とかって未だに手書きだよね!」というつぶやき。で、まさか学校で手書きの練習なんてしていないよね…という皮肉。
いやー。実際はかなり多くの学校が前近代的な教え方をやっていると思いますよ。関係者の知り合いに聞く限り。
だから「どんな学校に行かせるべきか?」とか「どんな習い事をさせるべきか?」ではなく「どんな人と一緒にいるか?」で大人はもちろん、子供達も変わっていくと思っています。昨日の書いたのはまさにそれ。
でも現実は、学校に行けばテストもある。だから渋々書き取り練習をする。みたいな方も多いかと思います。ちなみに断言しますが、書き取り練習で暗記する方法は意味がありません。根性論です。腕力握力はつく、多少指先から脳に刺激がいきますがただただ書き取ることは非生産の極みです。あぁかわいそうな子供達。そしてそのやり方のまま大人になった方々…。
ので、せめて未来に役立つ、脳を活性化させる方法を3つほどご紹介します。
テストで100点!とかは別として、どうせやるなら合わせ技で楽しく、有意義に。
①ストーリーや仕組みで覚える
例えば漢字。「明るい」という言葉であれば「お日さま」と「お月さま」が二つ並んだらめっちゃ明るくなりそうじゃん!みたいな。(専門的には会意文字とも言います)
英単語でも、例えばCommunicationって分解するとCom(一緒に)とuni(1つの)と、cate(〜する)がionで名詞になった言葉で「1つのテーマをみんなで一緒に成し得るためにすることなんだよ」みたいな。
仕組みやストーリーを知るだけでも「へぇ!」となってワクワクし、脳は活性化します。もちろん、忘れにくくもなります。
このやり方の難点は「そんなこといちいち知らない」ということですかね(笑)
専門的な知識を持っている人がそばにいれば良いのですが。。。
②昨日の自分と比べる
これ、いつかここだけ切り取って書きたい内容です。一般的に「比べるのは良くない」という論調が主流ですが、これは「他人と」という意味。「自分と」比べるというのは学習効果、成果を出す仕組みとしては大きいです。
例えば「昨日は2/10だったから、明日は5/10を目指そう!」みたいな。常にライバルは昨日の自分。こういうやり方はストレスも少なく、気分的にも盛り上がりやすいです。まあ、暗記方法ではなく「いかにワクワクして、前向きに取り組むか」みたいな手段ですかね。
③脳みそ2秒ルール
これは本当の暗記方法かも。ソースは忘れましたが、脳の記憶は「完全に記憶していて忘れない」という状態ですと必ず瞬間で答え出ますよね?例えば「お母さんの名前は?」などと聞くと思い出すまでに時間かかる…ってことはまずありません。
これをもう少し科学的に分解すると脳は「2秒以内に記憶から引き出せている」というものについて、ボクらの感覚でいう「きちんと暗記している」という状態になるんだそうです。
この仕組みを利用して、覚えたい物事をクイズ形式にして「2秒以内に答えが出るか?」という訓練をします。2秒で出なければ、書き順・手書き訓練などではなく、さっさと答えをみておしまい。
で、また時間をあけて2秒で答えが頭から引っ張り出せるか練習…とこんな感じ。これって筋トレでいうところの「瞬発力」を鍛える練習を脳でやっている感じ。
これ、純粋に脳が鍛えられて活性化します。それと同時に「脳の筋トレ」をしていますので、本当に瞬間的な記憶、そして「記憶・暗記のメカニズム」を使っているので自然と覚えてしまいます。
これを使いこなせるようになると、1000単位でも単語とか用語を覚えてしまったります。このやり方だと腕も疲れないし、脳にも刺激がいくので一石二鳥なんです。
いかがでしたでしょうか?
未来を考えれば、流石に暗記型・再現型の学習の意味もありませんけどね。。
まあ、どうせやるなら未来志向で楽しく、かつ生産的な方法で。
ではでは!