マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

もし自分が10代に戻ったら?大学生6つの圧倒的強みに学ぶ!

 

【本日の目次】

 

 

①もしも今自分が10代ならば何をする?

先日ボクが参加しているオンラインコミュニティで

「今、もし10代に戻れたら?」みたいな問いかけをしてみたのですよ。

いろんな回答をいただいたのですが、その中でも多かったのは

「世界の広がりや可能性を自分に教えてあげたい」

といった内容でした。学校という閉鎖的な空間の外を見せる。

そしていろんなことを「本気で学んでいる人・働いている人」を会わせる。

夢ややりたいことを無理に探さず、自分らしさを追求し続けて良いのだ、と。

そういえば昔、なんかのアンケートで

20〜50代に「10代の頃にやっておけば良かったことランキング」

みたいのを聞いていて、どの世代でも上位ランキングしていたのは

アルバイトと勉強であった、というの思い出したんですね。

少しずつ変わり始めているとはいえ

まだまだ日本の中高生の学びは危うい。

何が危ないかって?

それは生徒の皆さんは礼儀正しくしっかりと学んでいますが

教える側の仕組み(=教育の戦略)がまだ圧倒的にいけていないこと。

金太郎飴生産場のような教育はなんだかんだで根が深い。

どんなに賢くて真面目でも、教わる・学ぶベクトルがイケていないと

未来は大きく違った方向に進んでしまいます。

多分10代の学びは可能性がほぼ全てな気がします。

ボクが大学生の頃は「大学とは人生の夏休みである」

とかいう名(迷)言があったのですが、言われてみれば

夏休みって時間が無限にあるように感じるので

そこでいろんな場所にっていろんな体験をするのか、それとも

家の中でずっと「暑い暑い」言いながら寝転んでアイス食べているのか?

それによって夏休み明けの話題や付き合う友達も随分変わりましたよね?

(どっちがいいかは別として)

ボク自身、大学生時代を振り返りつつ

「もし自分が今大学生ならば?」という視点も含めて

今10代でやっておいた方が良いことを綴ってみます。

 

②大学生でいることの価値

 ボクはかつてこんな記事を書きました。

mirai-syouten.hatenablog.com

「学歴不要」と書きましたが、全く役に立たないか?というとそうでもありません。

もちろん大学にもよりますが、受験だって意識高い学校から、

恐るべきスピードで変化進化しています。

buzzmag.jp

最近強く思います。

単純に「AかBか」っていう議論が難しいと。

学歴も「要か不要か」では語れないのです(まあこの辺は別の機会に…)

大学生になるのも「良し悪し」ではなく、そこに入るのに必要な

経験や創造性を持っていることが大事。

大学生になっても、その大学生の「時間をどう経験や創造性や技術に変えるか?」

ここが大事なんだと思います。

で、こういったことを前提に「大学生の価値って何か?」

これを改めて書き出してみると以下のようなことかなぁ、と。

◇時間がめちゃ多い→何にでも自由に使える・どこでも行ける

◇人に会いやすい→「学生」というブランドを社会人・起業家は歓迎する

◇圧倒的に失敗しやすい→何しても殆ど経験にしかならない。やったもん勝ち。

◇一番強制力がない期間→自分の判断だけが純粋にあればいい

◇徹夜・不規則な生活も文句言われない

◇中学・高校までの自分は一度全部リセットできる

改めて思うこと。

それは大学生って本当に「人生のチャンスモード」だなって思います。

ボクは本当にありふれた高校生でしたが

「努力すれば人はそこそこまでは変わることができる」と

予備校の恩師から教わり、自分なりに努力して大学に入りました。

超不器用な凡人でも「努力の威力」はそれなりに体感していましたから

社会人になってからもそこそこ努力して、センスや才能がなくても

会社でも幹部の要職もいただき好きにやらせてもらっています。

 

でも。

 

やっぱり大学生時代に「もっとしておけば良かった」「あのとき知りたかった!」

というものはあります。当たり前ですが。

・とりあえず海外に、旅行じゃなくていっておけば良かったなぁ

・もっと沢山の人にあう努力や工夫すれば良かった(サークル大好き人間だった) 

・もっと違った業界世界にも目を向けられれば…(国立で単科大学は視野狭い)

・学生起業してみたかった(先輩で経験者いたのに!勿体無い!)

 

まあ後悔してもしょうがないし、今も好奇心旺盛に生きているんですけどね!

ただ、間違い無く言えること。

それは冒頭のツイートに書いた通りです。

「何でもいいから行動してみること」

色々やれることがある一方、「何者かにならねばという同調圧力」とか

「夢を持っていない人間はヤバいんじゃないかという世間の目」

最近はこういうものもあるのかなぁ、と。

別に生きている全ての人間が革新者である必要はありません。

誰かが言っていることを鵜呑みにする必要などないのです。

ボクは「大衆がやっていそうなことをやる」でも全然問題ないと思います

大切なのはやってみたその後。

みんなを同じことをしたその後、自分の心に聞いてみる。

「あ、なんか違うな」と思ったら直ぐにやめて方向転換。 

こういうことは大人になってからもできますが、大学生の方がしやすい。

ならばスピーディに、精一杯やって、沢山方向転換すればいい。

で、そういうやったり・言ったりしてみた全てが資産になる。

それが大学生の価値なんです。

 

③大人になったその後は

まあいつから大人なのかは今だにボクはわからないのですが。

これも「大人か?子供か?」みたいな話は意味ないんでしょうね。

まあそれは一旦置いといて、ボクは上の二つのように思うわけです。

・いつでも自分を振り返り、客観視する

・大人になっても自己探究とか「何でだろう?」を忘れない

多分誰しも社会に出るまでに、それなりに知識も情報も得られる時代ですから、

好奇心も自然と「落ち着く」のかもしれません。

ただこれは「どの領域で情報を取っているか?」によって

幅というか、質というか、そういうものに大きな差は出ますよね。

 

大学生に戻ることはできないけれど…

いや、戻れますね。本当に戻りたければ。

19歳・20歳には戻れないけれど、あの頃と同じように、

上手に時間を使って、人と会い、外の世界に興味を持って

自分の心に振り返って小さい方向転換や改善を繰り返す。

それを大人になってからも続けられると素敵ですよね。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

今多分、大人になった人々が「大学生みたいに思考・行動できたら?」

多分もっと日本のヤバさに向き合ったり、日本の良いところに向き合ったり…

そういうことができるんだと思うのです。

そうなると今、日本が進んでいる方向を

実は大きく良い方向へ変えられるのでは?

そんな風に思います。

勿論、現役の大学生の方々も「今のおっさん・おばさんて何考えてる?」

そういう想像をしていただくだけでも違うかも。

 

色々「ヤバい」って言われるこの時代とか空気感こそ

日本が得意とするフェーズになってきた気がするんですよね。

多分東京オリンピックが終わった後あたりから本当に面白い!

ではでは!