マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

鮮烈に記憶に残る!漫画・本の飲み食い描写5選

これを書いている日、ボクは誕生日を迎えたんですよ。

で、誕生日にぼんやりと色々振り返ったり整理したり

母上と電話で取り止めもないトークを展開していたら

「なんか昔ってよく本とか漫画、眺めていたなぁ」って思い出したんです。

読むというより眺めていました。

なにを眺めていたのか?

それは何かを食べる描写。ここです。

今でも食べることは大好きで、時折エンゲル係数が跳ね上がるのですが

子供の頃からその兆候がありました。

とにかくいろんな本に登場する、食べる描写が好き。

今回は自分の思いで振り返りと共に「この本のココの食べる系描写最高!」

これをご紹介。きっとあなたも食べたくなる…ハズ。

 

【本日の目次】

 

 

 

ヘンゼルとグレーテル

ご存知「グリム童話」のお話の一つ。貧乏なきこりの家に暮らす

男の子ヘンゼルと、女の子グレーテル。実はこのブログを書くまで

物語のストーリーとか全然思い出せないでいました。

改めてストーリーを確認すると…なかなか怖い(笑)

そもそもが両親に捨てられるところから物語が始まるのですね。。。

で、人食い魔女に捕まって、食べられそうになるけれども

逆に人食い魔女を殺してお宝を奪い、家に戻ってまた家族で幸せに暮らす。

すごい展開ですね。。魔女も溜まったものではありませんね。

元々はヘンゼルとグレーテルがお菓子の家を食べてしまったのですから。

しかも自分たちを捨てた両親とまた幸せに暮らすって…

あ、でも物語のストーリーではなくて、今回はあくまでも

印象的な「食べ物の描写」なんです。

そう!ボクはこの本に出てくる「お菓子の家」にすっかり魅了されたのです。

 ・屋根の瓦はチョコ

 ・窓ガラスは砂糖でできたお菓子

 ・入り口の扉がクッキー

当時のボクは「こんな家あるんかいな!」と興奮して読んでいました。

で、それを見ていた母がボクにいうのです。

「じゃあクリスマスにみんなで作る?」

何と衝撃的な響き。。。作る?お菓子の家を??

クリスマスが待ち遠しくて毎日カレンダーを眺めていた時期がありました。

で、クリスマスにスーパーに行って、

イメージにできるだけ近いお菓子を大量に買ってもらって。。。

家で昼過ぎくらいから作りました。夕方までかかって!

当時の写真は流石に無いのですが、イメージはこんな感じ。

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もう少し庶民的だった気もしますが、一番近いイメージです。

まあ子供が作ったものですから(笑)

いやーでも感激しながら、勿体無い!と思いながら食べたなあ…

 

アタゴオル物語

ますむら・ひろしさんの作品集。主人公のネコがインパクト強くて…

名前は覚えていなかったのですが、とにかくこの顔だけは妙に覚えていました。

どうやら名前は「ナゾノ・ヒデヨシ」だそうで。

まあボク、この本は(も?)まっったくストーリーとか覚えていません(笑)

ていうか、特にこの本は小さい頃も物語として読んでいたのではなく

「食べ物のイメージ」で読んでいました。

まず、ヒデヨシの好物は酢ダコ

この時点でグッと来ませんか?ボクはこれでやられていました。

確か漫画の中でも、船の先頭に座ったヒデヨシが、ザラザラした舌で

酢だこを削り取るように食べるシーンがあったと記憶しています。

妙に酢だこが美味しいものなのでは?と想像させてくれるには十分でした。

(当時ボクは酢ダコを食べたことがなかった)

そして食べ物の名前でメチャクチャ記憶に残っているのは

銀クジラ」と「ベニマグロ」の二つでした。 

え?なにそれ?この世にあるん??

どこで食えんの????

そんなことを真剣に考えていました。

多分実在しないですよね?って今でも聞いてしまう。

あぁ・・・食べてみたい。特に銀クジラ。。。

 

ピノッキオ

この物語はあまりにも有名ですね。

この本はボクも「読み物」としてもちゃんと(笑)よく読んでいました。

この本もきちんと読むと華香な長編だったと記憶していて、

当時ちびっ子だったボクは時間をかけて読んだものです。

この本の中にも何度かピノッキオが食事をするシーンが出て来ます。

その中でも妙に記憶に残っているシーンがありました。

おじいちゃんだったかな?誰かの手伝いをせっせと行ったピノッキオに

ご褒美だったか休憩の時間にご飯が振る舞われるのですね。

(すみません、かなり記憶が曖昧です)

足しkそのワンシーンで出されるのが

ホットミルク・カリフラワーの酢漬け、そして

「星型の形をした砂糖菓子」

なるものが出されているのです。これも想像力が掻き立てられる!

 一体どんなお菓子なんだろう?お店で買えるのか?

でもお店で「星型の砂糖菓子ください」って言っても困るだろうな…

そんなことを悶々と考えました。

漫画とか童話って、色々想像させられる謎の食べ物が多い。

そんな気がするの、ボクだけでしょうか??

 

 

④ロビンソンクルーソー

これもピノッキオと同様、物語としてとてもよく読みました。

すごくワクワクしながら読んだのを思い出しました。

これも物語の中で色々なものを食べる描写が出て来ますよね。

生きるために色々食べ物も工夫する描写が面白かったなぁ、と。

 

その中でも「ラム酒」が確かよく出て来たなぁ、と。

当時は当然ちびっ子でしたからお酒の味などわかりません。

でも美味しそうに飲んでいたり、病気だか何かから身を守るために

タバコの葉をつけたラム酒を飲むシーンが出て来たり。

あと畑を作ってパン(らしきもの?)焼いて食べるシーンとか

ヤギを飼育するシーンとか。

ただただ「すげぇなぁ」と思って読んでいました。

今思えば、この本の影響で我が家はヤギを飼い始めたのです… 

この本の中で出てくるあらゆるものは食べて見たい、試したい!

そんな風に思っていました。

結局大人になって、お酒ってめちゃ不味いと感じることは残念でした…

 

ムーミンと魔法の帽子

ムーミンは我が家に昔から置いてある本でしたね。

モモ (岩波少年文庫(127))」とか「はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

と共に本棚に並んでいました。

絵本ではなく、比較的小さい文字の、ハードカバーの本。

なので、この本はあまり読まなかった(笑)

でも、これも妙に記憶に残っているのが魔法の帽子。

確かくろいシルクハットだったような…

防止の中にいろんなものを入れると魔法がかかって

全然別のものになっちゃうんですよね。

確か卵の殻を入れたらフワフワの白い雲になったりとか。

 

で、ここでも「お!」と思った食べ物の描写。

このシルクハットに川の水を入れてみると…

とても美味しい木苺のジュースになっているのです。

当時ボクはそこまで甘いものは好きではなかったのですが、

(大人のおつまみ的なものが好物という変わり者)

このジュースの描写を見て、変にジュースが飲みたくなったものでした。

そして木苺のジュースって、そもそもあまり見かけませんよね。

いちごは見ても。いやぁ、魅かれました…。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

ご存知のものありましたか?

そして「おいおいちょっとストーリー違うぞ!」というツッコミはご勘弁を(笑)

幼少のかすかな記憶を辿って書いておりますので。

 

皆様にもきっと強烈な記憶に残る

「漫画・映画・本の飲み食い描写」はあるはず。。。

 

ではでは!