子供が幸せに育つ唯一のコツ
晩婚化、少子化で子供の数が少なくなって、みんな我が子を良くも悪くも替えのきかないかけがえのないものと思ってて、コミットし過ぎで、教育に失敗できない、みたいになっててヤバいな。昔みたいに、5人も6人もいて替えなんかいくらでもいる、と思ってた方が健全な親子関係だったような気がする。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2018年6月28日
落合さんの「佇まい」教育、興味深い。多くの親は我が子に「自分ができなかったこと」を期待する。私には無理だった〇〇を、せめてこの子には…と。
— マツ@21世紀の学び研究家 (@matukage1830) 2018年6月28日
思い余って無理をせず、自分に時間を使うことが子育てに良いのかも。
第116夜 親に必要な姿勢とは? - 経沢 香保子https://t.co/QaznnYBKiV#Voicy
経沢:落合さんのお子さんって、どんな性格なんですか?
— マツ@21世紀の学び研究家 (@matukage1830) 2018年6月28日
落合:息子はスケベで炭水化物が好きなオッサンですね。
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思わず笑ってしまった、ご子息の客観分析。オモロい。
そういえばDay0でプレゼントしたスマホは響かなかったのかなぁ…?https://t.co/svdvn62F4y
子育てにおいて、親の役割はどれだけ影響するか?みたいな話はよく出てきます。この議論、意見はばっくり別れます。「親の影響は、やっぱりすごい影響する!」「生まれてきた家庭環境で管理が決まってしまう」という意見と、「親がいなくても大きな成長・成功を遂げる人もいる」「親がいなくても、養子でも大成するケースもある」という意見。
適切な表現かはわかりませんが「蛙の子は蛙」なのか「鳶が鷹を生む」なのか?色々意見はありますが、日本ではやはり親の影響は大きいです。養子文化もあまり一般的ではないですからね。
そうすると子育て・教育に大切なのはやはり親のスタンス。ボクは仕事柄多くの子育てをしている保護者、特にお母様と話をすることが多いのですが、本当にここに対する悩みを聞くことがとても多いです。親ならばここで悩まない方はいないでしょう。
が、お話を聞くととても多いのが「この子には私と同じような思いはさせたくないんですよね」とか「私は〇〇できなくて、それが子供の頃嫌だったからこの子にはやらせたいんです」という類の内容。
「うーん…気持ちはわかるけどなぁ…」という複雑な思いなのが本音です。お母さんが子どの頃やりたかったことは、本当に息子さん・娘さんがやりたいのか?子供を思う愛情は理解できますが、それはただの押し付けじゃないの?と思ってしまうのです。
「お子様にどうなってほしいか?」という質問を世の親御さんに投げかけてみると、ほとんどは漠然としています。「食うのに困らないようにはなってほしい」「自分のやりたいことをやってくれればいいかな」「女の子だからバリバリではなく結婚して専業でもいいんですよね」など。
要は「幸せになってほしい」というのはわかります。でも、怖いな・考えを改めないと危ないな、と思うのは以下の2つです。
①そもそも親に「こうあって欲しい」という具体が明確に無い
②だから結局「失敗させたく無い系」の押し付けになっている
子供にどうあって欲しいか?以前に「自分にとって幸せな状態・心地よい状態とはどんなものか?」これに答えがない人も何と多いことか!
いや、答えがないというよりも「答えが画一的」なのです。結婚は◯歳までにする・子供は2人で・車はファミリーカーで・住む家はこんな感じで…みたいな。
誰が決めたか、おそらくマスメディアによって「作られた幸せ」しかイメージできなくなっている人が、あまりにも多いのです。だから子育ても「失敗をしないこと」「よくある幸せな親子関係のイメージ」「親の漠然とした期待の押し付け」になってしまう。
気持ちは本当に理解できますが、そのスタンスが本当に子供達を幸せにするのでしょうか?ほとんどの場合、答えはNOでしょう。
冒頭のツイート内でも触れていますが、KidsLineの子育て論インタビューの中に、とても興味深いやり取りがありました。
落合:例えば家族みんなでバーベキューに行ったとするじゃないですか。そのときに、周りのお父さんは何もしないで仲間と愚痴ばかり言っている中で、自分はバーベキューでやるべきことをさらっとやるとか。
日常のあらゆる場面で、「自分にはやれることがあるはずだ」と考えて行動する姿を見せるといいと思います。そういう当たり前のことを当たり前にやれる人って、意外と少ないですからね。
経沢:子どもは親を見て真似しますからね。佇まいのお考え、素敵です。
この記事を読んだ時、そういえば…と思い出したことが2つあります。1つは中学受験をしようとしている小学5年生の子たちにアンケートをとった時のこと。特に女の子の「何で受験をしようと思ったの?」という質問に対して一番多かった回答、何だと思いますか?
「お母さんが喜びそうだから」「お母さんの期待に応えたいから」
これなんです。本当に。良くも悪くも、子供達はめちゃくちゃ親の・大人の立ち居振る舞い・表情・佇まいを見ているんだな、と。自分のためではなく親の喜ぶ顔が見たいから、と。
そしてもう1つ。それは子供達のなりたい職業はどうやって決まっていくか?について。子供達のなりたい職業・やりたいし仕事は「憧れから始まる」のです。なぜサッカー選手になりいのか?テレビを見て、カッコよくて憧れるから。なぜケーキ屋さんになりたいのか?ケーキ屋さんの綺麗なお菓子を楽しそうに見せてくれる店員さんに憧れるから。
多分ボクたちはみんな、「憧れて始まっている」はずなんです。だとすると、もしその憧れの対象が親だったら…?これって最高ですよね?
だからやっぱり親の佇まいって重要なんだなって思います。だからこそ、お父さんもお母さんも、もっと自分のために・自分の成長や幸せのために一生懸命生きていると、それだけで子供達は憧れてたくましく育つんだろうなって思います。
さて、いかがでしたでしょうか?
まずは大人たちが「自分らしい幸せとは?」に全力で向き合う。自分ときちんと向き合って考えていく。そしてそれ自体が、ながーい目で見て子供達を健全に、幸せに育てることに必ず繋がります。今よりももう少し、自分を可愛がってあげてくださいね!
ではでは!