悩みと迷いは人生の華
最近気づいたんだ。生命の危険がないこの環境で、「今後どんな生き方をしよう」「どうやって生きていこう」と日常的に悩み葛藤できること自体がめちゃくちゃ幸せじゃんって。これに気づいたらもう何やってても幸せを感じるようになるんですよこれが
— ブロガーあんちゃ (@annin_book) 2018年6月14日
ボクは子供の頃、「普通であること」に憧れていた時があります。父親がいなくなってから、別に両親を恨んだことなど一度もないですが、それでもやはり周りから投げかけられる視線の違いはちょびっとだけ辛かったのを思い出します。
「あぁ、ボクは普通に見られていないんだ…」
そんなことを学校の先生との定期面談のたびに思いました。先生は精一杯の気遣いのつもりだったと思いますが、当時はまあまあしんどかったです。
なので、とにかく普通に憧れました。
普通に勉強して、普通に大学に行く。
普通にサークルとかゼミに入って、普通に彼女作って恋愛する。
普通に就活頑張って、普通に会社勤めをする。
普通に新入社員として花見の場所取りとかして、そこそこ接待とか頑張る。
まあこんなことをできるだろうか?やりたい!やらねば!って真面目に考えていました。(お酒はすこぶる苦手なので出来れば避けたくて、そしてうまく避けてきました)
当時は超氷河期でしたが、大量に就活も行いなんとか内定ももらい一安心したことも覚えています。ただ、次の瞬間に「花見の場所取りとかできるかな…」と悩んだり、「もしも仕事で午前様とかになったら続けられるかな…」と悩んだり。
仕事は大変なことも多かったですが、結局楽しいことのほうが大きくて20代はメチャ仕事に浸かっていました。あれほど不安だった「午前様」なんて当たり前。車通勤だったので「いくらでもやってやるぜ!」みたいなテンションの時もありました。
お陰様でいくつかの新規事業とか、プロジェクトにも20代後半にして参加させてもらい、それなりに出世させていただきました。でもその度に「本当にこれでいいのかな?」「今やっていることがベストなんだろうか?」と迷っていた気がします。
色々なご縁で他業種・他社の方々とも公私でお会いして意見交換したり、海外視察に一緒に連れて行ってもらったり。
で、そこでまた悩んじゃったんです。「このまま会社にどっぷり時間を費やすだけで、本当に未来の教育や社会に貢献できるのか?」みたいに。
「おいおい何でかいこと言ってんだよ」「きちんと会社のいうこと聞いてりゃもっとはやく、今以上に出世しただろうに」とか言われそうですが。実際近いことをいう人もいるわけですが。
でも、思うんですよ。
悩んだり迷ったりすることが無くなったら、人生ってつまんないじゃないかって。
そもそも小さい頃の夢って「会社で上司に認められるぞ!」とかじゃないよね??
ボクは先にも書いた通り「とにかく普通でいたい」が夢でしたから、それそれで変でしたが、同時に「自分みたいに迷っている子供達には味方でいてあげたい」と、19歳くらいの頃から思い始めたのです。
そして、実際に教育という切り口で、そんな当時の自分のイメージを実現させている最中です。で、イメージを追うからこそ今また迷い、自分の在り方を変え始めたんです。
ちょっと弱気にもなっていましたが、冒頭のツイート。癒されました。
悩みと迷いは人生の華。その瞬間はシンドイけど、考えてみれば幸せですね。
皆さんにも前向きな悩みと迷いが訪れますように。
ではでは!