マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

Dinnerブログ 〜イノベーティブフュージョン〜

どーもマツです。

今回はゆるめの夕食紹介。ボクはカフェでくつろぐのも、美味しいご飯屋さんを尋ねるのも、とにかく食べるという行為自体大好きです。たまーにでも良いので、感動体験ができるような食事をしたくなります。

今日はここ1−2年興味を持っている「イノベーティブフュージョン」という新しい料理ジャンルのお店に行ったレビューを写真と共に。

f:id:matu1830:20180612232406j:plainグラスが逆さまに写ってしまっていますが…

このグラスでピンときた方は相当の食通かも。こちらのお店は東京は広尾にある「81」というお店。お店のホームページだけ見ても、なんのお店かわからないかもです。

eightyone.tokyo

でもこの店、とにかく雰囲気が良い!店長さんも気さくで、お料理も五感で味あわせてくれるのです。クリエイティブな創作料理がたくさん出ます。

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この天ぷら自体は普通ですが、乗っている銀のお皿がぐにゃぐにゃに曲げられたり…

f:id:matu1830:20180612233319j:plain蛤でとった透明な出汁を貼った、洋風茶碗蒸し?とでもいうのでしょうか…

イノベーティブフュージョンって、言葉のイメージ通り「全く違う国や文化的要素を掛け合わせて作った、新感覚な料理」って感じなんです。

和食とか洋食とか、前菜とか主食とか、あまりそういう概念にこだわりすぎず、斬新で驚きや閃きを感じさせてくれるところにとても興味を持ちました。

ボクは食と教育の関わりは、感性というレベルでとても深い関わりがあると思っていて、多少高いと思っても体感・体験のインプットのためにも行きたくなります。

まあほとんど、要は感動したい・楽しみたいってことなんですが(笑)

f:id:matu1830:20180612233906j:plainこちらは馬肉を求肥という甘い餅菓子で包んだもの。「お菓子×お肉」という斬新さ!店長曰く「昔はもっと尖ってました。焼いたスイカを『芸術だ!』て出したり(笑)」

いやーすごいですよね。。。

f:id:matu1830:20180612234219j:plainおさかな料理。細かい説明忘れちゃったんですけど、とにかくスープが美味しかった…単純に美味しい・新しいだけではなくイノベーティブフュージョンの考え方である「今までになかった新しい掛け算の組み合わせ」というコンセプトが教育的にも非常に重要な項目だよなって思うのですよ。

グローバル・国際的な学力観に「コラボレーション」という考え方は非常に重要な項目であると位置付けられています。イノベーティブフュージョンは、まさに食という分野でのコラボレーションが産んだ発明。面白いですねぇ…

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f:id:matu1830:20180612234755j:plainこちらはデザート。なんだかわかります?これ、「陶器に入った苺ショートケーキ」なんです。パッと見なんだかわかりませんが、食べてみると確かに!!

 

それなりに高かったですが、雰囲気・スタッフの方々の暖かさ・体験・感動、そして料理の美味しさ。一度は行ってみる価値はあるかと思います。多分、これから教育というか「学ぶ」ということは食にしても、人との対話にしても、感性に直接働きかけてくる体験は値段に関係なく人気が出ると思います。

そして「これからはコラボレーションが大事なんだ!」と言葉で理屈を教えるのも大切な一方で、言葉を使わなくとも体験から感じてもらう学びはもっとわかりやすく、深い納得を得られるものになります。

そもそも学ぶことは楽しくあるべきもの。子供たちと行く雰囲気ではありませんが、ちょっと変わった切り口で感性を磨く、感動体験のインプットをしてみては?

ではでは!