【子供版】金持ちだけがしている10の習慣
どーもマツです。
今、Kindle版インベスターZが無料につき読書に耽っています。
この本、今は6円で売っているんですね…
この本にちょっと感化されたこと、もともと世界一有名なウォーレンバフェットさんについても学んでいた時期があったこと、
そして多くの子供達がお金については様々な考えを9歳、10歳くらいから既に持っているんだなぁ…と思うことが多いので、
バフェットさんの名言をお借りして「子供達だったらどんな風にやれそうか?」という解釈でお金持ちの習慣を考えてみます。
この記事によると、10の習慣とはこんな感じ。
⑴早期に始める
⑵自動引き落としにする
⑶最大限の積み立てをする
⑷クレジットカードの残高を持ち越さない
⑸質素な生活をする
⑹誘惑を遠ざける
⑺目的志向になる
⑻投資を学ぶ
⑼ポートフォリオを分散化する
⑽金を儲けるために金を使う
まず⑴はとにかく早く!ということですから、子供でいえば「お小遣い制」をできるだけ早く始めることです。お小遣いのあげ方についてはボクはこんな記事を書いていますのでこちらを参考に。これをいかに早く始めるか?
⑵⑶は「子供には流石に早くない?」となりそうですね。でもここは工夫のポイント。
本当に金融機関のシステムを使うかは別として、ここで大切なことは「きちんと考えさせること」これです。
こんな問いで子供達に答えを考えさせると面白い。
「いつか本当に欲しい物が出来た時のために貯金をしよう。でもお小遣いのうちいくらを貯金するかは自分で決めて良いよ。一度決めたらその分を分けて貯金しておくね」
ここでは「いくらにするか?」「なんでその額にしたのか?」この辺を子供なりにも言わせてみると面白いですね。
どうしてもわからない子には一緒に考えて決めていくのも楽しい時間になります。で、決まったらきちんと専用貯金箱や口座に入れる。
間違ってもこっそりお母さんの口座に戻すことなどないように(笑)
⑷は、本当にクレジットカードを渡してみる、というのもあり得なくはないですが、そうでなくてもこれに変わる工夫として
「お小遣い以外のお金を貸す場合」にじっくり話してもいいですね。
どうしても欲しいものがあって、でもお金が足りない。
だから親にお小遣いを前借りする、みたいな時。前貸してあげるのではなく貸してあげる。
で、⑵や⑶に貯まっているようならばそこから返してもらっても良いし、貯まっていない場合は「いつまでにどうやって返すのか?」を考えさせて言わせてみる。
きちんとした解答を出せるか、よりも考えて言わせることに重点が置けると良いですよね。
⑸⑹もワンセットです。
無理して遠ざけることはなくとも「世の中のほとんどのものは、相手に買わせたいように見せているからね」といっておく事は大切だと思います。
なんか冷めた話ですがこれは本当です。ちなみにそれでも「欲しい!」といってくる子供達は沢山います。
その場合は「なぜ欲しいの?」「これ買ってどうするの?」というのを言わせるのは有効です。
ちびっ子たちで多い口説き文句は「みんなも持っているから」というのがありますが、これだったらまあ要りません。
親の心理として「みんなと同じように買ってあげないと仲間外れにされてしまうのでは?」となりそうですが、別にそんなことはありません。
自分にとっての価値が自分でよくわらかないものは、まあ無駄です。
⑺は面白いですねぇ。。。バフェットさんは子供の頃から「お金持ちになる!」といっていたそうです。
やりたいこと・なりたいものはドンドン言わせる、紙に書かせる、大人が受け入れてあげる。
目で見えるように、耳で聞こえるようにしていくことがとっても大切ですよね。
⑻は、大人でもよくわからない…という人がいそうですがあまり難しく考えなくても良いと思います。
投資って簡単いえば「未来どんなものが価値を持って社会をよくしていくか?」これを考えて、その分野や業界を応援するということ。
ちなみにボクはテーマ別投資を少々やっています。企業の株、だと話がピンとこない、難しいとなりがちですが「未来に向けたテーマ」で考えると面白さが変わります。
「未来ってどんなものがあるんだろうね?」「今はないけど未来にはありそうなものは?(その逆も)」そんな問いからはじめる会話が、実は投資に繋がります。
⑼も難しい横文字ですね(笑)
これ、子供たちができておくとすごく良いのは「自分の時間ポートフォリオマネジメントができてるか?」これに尽きます。
どういうことかというと「自分の1日や1週間の中で何に、どのくらい時間をかけているのか?」これを言語化できることなんです。
こういうことを親まかせにして言えない子がなんと多いことか!
時間も大切な資産・資源です。
実は大人でも難しい「時間ポートフォリオ」を語れる努力や工夫の方が、後々とても役に立ちます。
あ、あと「分散化」という言葉。解釈としては「やること・かける時間は色々あった方が良いよね」ということになりそうですが、これはそうとも言えません。
⑺の目的志向でしっかりと自分の目的目標が言える子は、むしろ時間は集中投下した方が良いでしょう。
最後、⑽ですが…「儲ける」は年齢にもよりますが、本質的な部分ではピンとこない子が多いかもしれませんね。
ここでは「自分のためになるお金の使い方をしようね」という言葉と
「できれば自分のためになるお金の使い方が、どうやったら他の人のためにもなるか?」ということを一緒に考えると面白いですね。
この「相手のために」は昔からある美徳のようにも感じられますが、未来に向けてはとっても重要な考えになりそうですよね?
いかがでしたでしょうか?
10の習慣、難しいものもありますが要は
・お小遣いのルール
・買い物のルール
・それらについての親子の会話の工夫
・将来と未来の問い
こういうものに、少し遊び心と工夫を入れると身つきそうなものですね。是非面白そうなものから取り入れてみてください。
ではでは!