ナンパと就活って似ていると思った話
タイトル的には若干不謹慎な感じもしますが(汗)
ボクはこういう話自体は嫌いではありません。
というか、多分最後までお読みいただければ「たしかに!」
となっていただけるのでは?では今日もみなさんで一緒に考えましょう!
【本日の目次】
①恋愛工学(ちょびっとVoicy の宣伝)
皆さん「Voicy」という音声メディアアプリをご存知ですか?
ここ数ヶ月で利用者が爆発的に増えているであろう、
インフルエンサーや経営者、一般の方まで幅広い人が参加している
「音声」を使った新しいメディアの形なんです。わかりやすくいえば
学校の放送部好きな個人が登録して行うラジオごっこ、みたいな感じです。
(もっとうまい表現がある!という方はご意見・アドバイスお願いいたします)
ボクは新しいものが好きで、わりと初期から聞いています。
大好きなパーソナリティは沢山いらっしゃいますが…
(かほこママ・イケハヤ先生・はあちゅうさん・ロブ子&カニ美さんとか)
「ゴッホのモテラジオ」もよく聞くんですよ。
タイトルにある通り、まあ「モテの研究」をされているんですよね。
リスナーの悩みなどにも真摯に応えたり。
でもまあ、ざっくりいえば「必勝!ナンパ術!」みたいな内容なんですね(笑)
藤沢数希さんの「恋愛工学」へのリスペクトも多分に感じるのです。
で、今更ですがボクもゴールデンウィーク中に買って、一気に読みました。
THE!思いつきで。
②悩める大学生の就活相談
ボクは就活中の大学生の相談に乗ることが良くあります。
多い相談内容は二つで、その内容は
①たまらない不安をただただ聞いてほしい(まあ大抵泣かれます)
②エントリーシートの添削をして欲しい(なんだったらゴーストライティングまで…)
こんな感じです。
①はまあいいとして、エントリーシートについて学生の皆さんが気になるのは、
「これで読んでもらえるか?」
「これできちんと次のステップに進めるか?」
まあ当たり前ですよね。だから次に進むため・読んでもらうために
一生懸命調べるんです。四季報とか会社のWebサイトとか見て。
今まで一言も発したことがないような、その会社の魅力を表せそうな言葉を。
③ナンパの極意とは?
藤沢数希さんの書籍に話を戻します。
…この本は、子供達がそのまま読むには(読ませるには)さすがに抵抗がありますね(笑)
何も知らずに手にとった人は、びっくりするような「ナンパの極意」がビッシリと書かれています。
・街コン、ストナン(ストリートナンパ)、クラナン(クラブナンパ)などシチュエーションで難易度は変わる
・女性は「中の上」以外は狙わない。自分を下げないためにも。
・せっかくLINE交換しても残るのはわずかになる確率が圧倒的に高い
・非モテコミット=「この人しかいない!」と必死になったら負け
・モテ=ヒットレシオ(期待値)×試行回数
・ACSモデルのフェーズごとの作戦が重要
→A=Attraction(魅了)で自分を男として魅了する
→C=ComfortBuild(なごみ)でラポール形成し信頼を構築する
→S=Seduction(誘惑)で相手に「好き」を伝える。Cの成功が前提
・会話を円滑に進める心理テク(ペーシング・ミラーリング・バックトラックなど)
いや、すごいですよね(笑)
「準備も戦略もなくナンパしたって、自分の欲望を押し付けるだけで失敗する」と。
「女性へのリスペクトが大事なんだ」と。
④何が似ていて、どこを真似ると良いのか?
ここまでで話が終わるとただの書評とか「すげーね…」と言っているだけで終わるのですが、
ちょっと②の内容と合わせて考えてみてください。
似ていませんか?
就活と恋愛工学。
③にズラーっと書いた内容、女性を「会社・企業」と置き換え
男性を「自分・就活生」と置き換えると…
ナンパって「就職活動」に置き換えできますよね?
「この会社しか自分にはない!」という気持ちはわかりますが、結局自分を苦しめることにもなりかねません。
たくさんの企業エントリーをしても、残るのはごく僅かです。
自分の人生・生きかたを下げないためにも、自分で納得する会社を選ぶべきですよね?
(=安易な妥協はしない)
自分の欲望だけで動かない。企業へのリスペクトもこめて。
期待値を上げること、施行回数を増やすことは大事
でも、作戦なしでつっこめば100回やっても失敗するのは当たり前
いかがでしょう?
ここでは触れませんが、会話を円滑に進める心理テクなどは
普通に人と話す時・就活面接・ビジネスシーンなどでもとても有効です。
(この辺はリクエストがあれば、もっと細かくわかりやすく書いてもいいくらいです)
昔から「就職はお見合いのようなもの」と言われるくらいですから
考えてみればナンパの要素を含んでいるのも頷けますよね(笑)
就活テクだとこぞって真面目に取り上げられ
ナンパテクだと「不真面目だ!」「フギャー!」と非難する
気持ちはわからなくもないですが
ボクは一見すると関係のなさそうな複数の事象から
共通項となるような「本質」を見出すと、とても得した気分になります。
だって、その本質を捕まえて行動すれば、一粒で2度美味しい成果を得られるのですから。
ちなみに。
この藤沢数希さんの「僕は愛を証明しようと思う」という本。
最後まで読むと何が書いてあるのか?
ネタバレにつきここで書くのは控えますが
この本を全て読んでいただくと、より一層「就活との共通点」を感じると思います。
ということでナンパと就活って似ているよねって話でした。
ではでは!