マツのみらい商店

大人も子供も楽しく学びあえる場作り=21世紀の学びを日々研究。日本で唯一の北欧流ビジネスデザインアカデミアLeare Academyの1期生。真剣な課題を面白く、面白い課題を真剣に。 年中夢求で営業中です。

ナンパと就活って似ていると思った話

タイトル的には若干不謹慎な感じもしますが(汗)

ボクはこういう話自体は嫌いではありません。

というか、多分最後までお読みいただければ「たしかに!」

となっていただけるのでは?では今日もみなさんで一緒に考えましょう!

 

【本日の目次】

 

 

 ①恋愛工学(ちょびっとVoicy の宣伝)

皆さん「Voicy」という音声メディアアプリをご存知ですか?

ここ数ヶ月で利用者が爆発的に増えているであろう、

インフルエンサーや経営者、一般の方まで幅広い人が参加している

「音声」を使った新しいメディアの形なんです。わかりやすくいえば

学校の放送部好きな個人が登録して行うラジオごっこ、みたいな感じです。

(もっとうまい表現がある!という方はご意見・アドバイスお願いいたします)

voicy.jp

ボクは新しいものが好きで、わりと初期から聞いています。

大好きなパーソナリティは沢山いらっしゃいますが…

(かほこママ・イケハヤ先生・はあちゅうさん・ロブ子&カニ美さんとか)

 「ゴッホのモテラジオ」もよく聞くんですよ。

 

タイトルにある通り、まあ「モテの研究」をされているんですよね。

リスナーの悩みなどにも真摯に応えたり。

 

でもまあ、ざっくりいえば「必勝!ナンパ術!」みたいな内容なんですね(笑)

藤沢数希さんの「恋愛工学」へのリスペクトも多分に感じるのです。

 

で、今更ですがボクもゴールデンウィーク中に買って、一気に読みました。

THE!思いつきで。

  

②悩める大学生の就活相談

ボクは就活中の大学生の相談に乗ることが良くあります。

 

多い相談内容は二つで、その内容は

①たまらない不安をただただ聞いてほしい(まあ大抵泣かれます)

エントリーシートの添削をして欲しい(なんだったらゴーストライティングまで…)

こんな感じです。

 

①はまあいいとして、エントリーシートについて学生の皆さんが気になるのは、

 

「これで読んでもらえるか?」

「これできちんと次のステップに進めるか?」

 

まあ当たり前ですよね。だから次に進むため・読んでもらうために

一生懸命調べるんです。四季報とか会社のWebサイトとか見て。

今まで一言も発したことがないような、その会社の魅力を表せそうな言葉を。

 

 

③ナンパの極意とは?

藤沢数希さんの書籍に話を戻します。

…この本は、子供達がそのまま読むには(読ませるには)さすがに抵抗がありますね(笑)

 

何も知らずに手にとった人は、びっくりするような「ナンパの極意」がビッシリと書かれています。

 

・街コン、ストナン(ストリートナンパ)、クラナン(クラブナンパ)などシチュエーションで難易度は変わる

・女性は「中の上」以外は狙わない。自分を下げないためにも。

・せっかくLINE交換しても残るのはわずかになる確率が圧倒的に高い

非モテコミット=「この人しかいない!」と必死になったら負け

・モテ=ヒットレシオ(期待値)×試行回数

ACSモデルのフェーズごとの作戦が重要

 →A=Attraction(魅了)で自分を男として魅了する

 →C=ComfortBuild(なごみ)でラポール形成し信頼を構築する

 →S=Seduction(誘惑)で相手に「好き」を伝える。Cの成功が前提

・会話を円滑に進める心理テク(ペーシング・ミラーリング・バックトラックなど)

 

いや、すごいですよね(笑)

「準備も戦略もなくナンパしたって、自分の欲望を押し付けるだけで失敗する」と。

「女性へのリスペクトが大事なんだ」と。

 

 

④何が似ていて、どこを真似ると良いのか?

ここまでで話が終わるとただの書評とか「すげーね…」と言っているだけで終わるのですが、

ちょっと②の内容と合わせて考えてみてください。

 

似ていませんか?

就活と恋愛工学。

 

③にズラーっと書いた内容、女性を「会社・企業」と置き換え

男性を「自分・就活生」と置き換えると…

ナンパって「就職活動」に置き換えできますよね?

 

「この会社しか自分にはない!」という気持ちはわかりますが、結局自分を苦しめることにもなりかねません。

たくさんの企業エントリーをしても、残るのはごく僅かです。

自分の人生・生きかたを下げないためにも、自分で納得する会社を選ぶべきですよね?

(=安易な妥協はしない)

自分の欲望だけで動かない。企業へのリスペクトもこめて。

期待値を上げること、施行回数を増やすことは大事

でも、作戦なしでつっこめば100回やっても失敗するのは当たり前

 

いかがでしょう?

ここでは触れませんが、会話を円滑に進める心理テクなどは

普通に人と話す時・就活面接・ビジネスシーンなどでもとても有効です。

(この辺はリクエストがあれば、もっと細かくわかりやすく書いてもいいくらいです)

 

昔から「就職はお見合いのようなもの」と言われるくらいですから

考えてみればナンパの要素を含んでいるのも頷けますよね(笑)

 

就活テクだとこぞって真面目に取り上げられ

ナンパテクだと「不真面目だ!」「フギャー!」と非難する

 

気持ちはわからなくもないですが

ボクは一見すると関係のなさそうな複数の事象から

共通項となるような「本質」を見出すと、とても得した気分になります。

 

だって、その本質を捕まえて行動すれば、一粒で2度美味しい成果を得られるのですから。

 

ちなみに。

この藤沢数希さんの「僕は愛を証明しようと思う」という本。

最後まで読むと何が書いてあるのか?

ネタバレにつきここで書くのは控えますが

この本を全て読んでいただくと、より一層「就活との共通点」を感じると思います。

 

ということでナンパと就活って似ているよねって話でした。

ではでは!